つれづれに

つれづれに:月曜日

散歩の途中で見かける山茶花

 予定通り、昨日は白浜に自転車で出かけた。昼前に、フライトは大体予定通りなので間に合いそうです、と関西空港からショートメールが届いた。腰を痛めてから半年ほど、車で送り迎えをしたもらった。大体が日曜日で、自転車になってからも日曜日である。自転車では行けなくて車を頼むときは、日曜日の方が都合がいいからである。自転車では、日曜日以外の日は久しぶりだった。車は少ないと思っていたが、意外と多かった。フライトの都合で普段より1時間遅いので、ラーメン屋さんはすでにお昼が終わっていた。日曜日とは、比較できなかった。

マッサージをしてくれる人も何年間かコロナで移動できなかったので、地元大阪も久しぶりだったそうである。それまでは、自分のサーフィンの試合でバリ島などに行ったり、プロの息子さんの付き添いで国内でも飛行機を利用していた。空港近辺でやたら外国人が目についたという。観光客が多いのは聞いていたが、従業員とは初耳である。言葉が分かり難かったらしい。空港の一つ手前の駅で降りて、ショッピングモールに寄った時は、中国人がたくさんブランド品を爆買いしていているし、ドルの影響で外国人は増えているし、物価は上がり続けているし、日本じゃないみたい、とぽつりと言ったのが耳に残っている。5年以上も宮崎を出ていない間に、ずいぶんと変化があったようである。

 夕方になったが、帰りに山茶花(さざんか)の写真を撮りに行った。いつも歩く公園から木花神社の間に2箇所大きな樹に白の一重の山茶花の花が咲いている。かなり年数が経っているんだろう。大きくて、花を摘ませてもらうには位置が高すぎる。よく見ると、一本の樹で咲きかけの花と散りかけの花が混在している。躑躅(つづじ)のようにぱっと燃えるという感じではないが、清楚(そ)で、可憐(かれん)な花である。

 月曜日だから人は多くないだろうと思っていたが、青島には観光客がわりと多かった。駐車場に大型バスが3台停まっていた。まだ寒さが来る前でもあるので、一応秋の観光シーズンということなのだろう。

 山茶花の写真を撮ったあと、木花神社に行った。展望台からは、加江田の山の深い緑と田圃の2番穂の黄色が映えて見えた。

 昨日は行く途中に耕運機が1台出ているのをみかけたので、田起こしが始まったかと思ったが、跡をついて歩く鳥たちが見えなかった。ひょっとしたら、2番穂の刈り入れをしていたのかも知れない。この辺りは超早場(はやば)米が終わったあと、2番穂も育っているが、今まで刈り入れている光景に出遭(あ)ったことがない。あの耕運機、刈り入れてたんやろか?もうすぐ、田起こしが始まる頃である。

 宣教師が仕上がるといいが。

(小島けい画)

つれづれに

つれづれに:アフリカ小史関連(2024年10月17日~)

2024年12月

10:→「つれづれに:宣教師」(2024年12月18日)

2024年11月

9:→「つれづれに:探検家」(2024年11月22日)

8:→「つれづれに:グレートジンバブエ」(2024年11月16日)

7:→「つれづれに:ルーツ」(2024年11月12日)

6:→「つれづれに:『アフリカのための闘い』」(2024年11月8日)

5:→「つれづれに:エジプト文明」(2024年11月6日)

4:→「つれづれに:アフリカシリーズ」(2024年11月5日)

3:→「つれづれに:1980年頃」(2024年11月1日)

2024年10月

2:→「つれづれに:アフリカ人」(2024年10月30日)

1:→「つれづれに:アフリカ小史」(2024年10月17日)

つれづれに

つれづれに:山茶花(さざんか)

12月:<犬(武蔵くん)とポインセチア>(SM号)

 宣教師に時間がかかっている。早く仕上がってくれるといいが。昨日から12月である。今年は暑中の暑さも半端ではなかったし、長かった。おまけに雨の日が続いた。300個近く柿がなったのに、干しても乾かず、黴(かび)だらけになってしまった。やっと晴れの日が続くようになったが、ちょっとトラウマのようになって、すでに千切っていた分は熟してしまい、まだ樹に生っている柿もそのままである。百舌鳥(もず)とか口にくわえて移動するときに、舗道の上に落としていく。散る葉も熟した柿の後処理も、結構大変だ。辛うじて干せた80個ほども、うまく処理できずに乾きすぎ、とてもお裾(すそ)分けする状態ではない。陽の力と自分の無力と思い込みの傲慢(ごうまん)さを思い知る秋の暮れだった。すっかり、冬である。

メリーちゃんとクリスくん6号:2025年カレンダー表紙、12月

 旧暦では冬の始まりの立冬(りっとう、11月7日-22日)が過ぎ、小雪(しょうせつ、11月22日-12月6日木々の葉が落ち、遠くの山々には初雪が降り始める頃)の只中、12月7日には大雪(たいせつ、寒さもだんだん厳しくなり、雪が多くなる頃、-20日)が始まる。そして冬至(とうじ、12月21日-1月5日、一年で夜の長さがもっとも長くなる頃)。日が暮れるのがやたら早いわけである。本格的に寒くなる 。小寒(しょうかん、1月6日-19日、本格的な寒さを迎える頃)、大寒(だいかん、1月20日2月3日、一年でもっとも寒さの厳しい頃)と続く。そして、また春である。

山茶花(小島けい画)

 妻は11月の個展でメリーちゃんとクリスくんに会っている。注文して下さったご夫妻が連れて来て下さってご対面となった。描いた時の感じより、ずっと小さかったそうである。クリスマスの頃に生まれたそうで、是非クリスマス仕様に、12月でということだった。絵を何枚か注文してくれた友人夫妻と、個展会場に来て下さったらしい。コロナで本人が行けない間も個展には行って下さって、何年か後、去年メールで注文があった。友人夫妻に個展を知らせたのは高校の後輩で、私が非常勤で行った先の獣医学科の学生だった人である。卒業後もやり取りをして何枚か犬の絵を注文してくれた。北九州で開業している。医院にカレンダーやカードを置いてくれて、売り上げは動物愛護のボランティアの組織に送っている。宮崎に来たときは、家にも立ち寄ってくれる。1年生の教養枠の英語の授業で会ったのが1990年前後だから、もうずいぶんになる。

送られてきた写真

 今週の白浜行きは月曜日に変更になり、また自転車で行く予定である。月曜日やったよなあと思い、昨日電話で確認したら、今大阪で、飛行機が遅れるかも知れないので、そのときはまた連絡しますということだった。長いことコロナ騒動で移動も難しかったので、まだその感覚を引きずったままである。科学研究費で旅費にだいぶ予算を割いていたが、最後の2年の2020年、21年度はまったく使えなかった。それまでは年に何回かは吉祥寺か神戸に2泊か3泊していたののだが、遠い昔のような感じがする。

広告の会社からカレンダーの誘いを受け、1年だけカレンダーが全国ネットで販売された。そのあと何年か、花カレンダーを地元の長崎の企業に売り込んでくれた。そのとき、11月と12月の花が意外と少ないのに気がついた。その意味では、11月の山茶花は貴重だった。

長崎の企業が採用してくれたカレンダーの11月

 妻が好きなのは、白の一重である。八重の花は暑苦しいらしい。非常勤で宮崎駅から自転車を使っている途中の銀行の駐車場の脇に、その一重の花を見つけた。何年かその花のお世話になった。高台に越してきてからは、散歩の途中に大きな樹を見つけた。毎年この時期になると、白い一重の花が咲きこぼれる。目立つ花ではないが、清楚で可憐、である。

(小島けい画)

つれづれに

つれづれに:日曜日

 昨日は日曜日、先週に続いて、白浜に自転車で出かた。久しぶりに、途中から海岸道路に入り、みらい橋(↑)の定位置で写真を撮った。晴れて空気が澄んで、晩秋のきれいな海だった。連休でもあったから、車も人もずいぶんと多い気がした。マッサージには大体金曜日に出かけていたから、車も人も普段はそう多くなかった。春先のキャンプ時期に練習試合などがあって、急に車が多い日があったりはしたが。マッサージは送り迎えをしてもらうのが日曜日の場合が多かったので、日曜日に車が多いのは知っていた。特に連休にかかると、青島近辺を避けて、加江田の山裾の小道を通ったり、旧道を通らずにトンネルで内海までの距離を縮めたバイパスを通って、青島を避けたりしていた。しかし、自転車で走ると、車とは違った景色が見える。

 総合運動公園の前のラーメン屋に16台も車が停まっていた。過去、最高ではないか?車では通りすぎるのも早いので、駐車場を見ない時が多かった。話をしながらだと、ラーメン屋自体にも気づかなかった。いつ辞めるとか要らぬ心配をしているので、ようさん入ってよかったなと思いながら通り過ぎた。途中から入った海岸道路も久しぶりだった。海岸に入る西側にあるレストランも人が多かった。隠れた人気スポットである。多い時は、外に溢れている。サーファーが隣で体を洗っていたり、大賑わいである。曽山寺浜にかかるみらい橋から見る海は、いつ見てもいい。橋は曲線をいい具合に曲がって行くので、途中から青島(↑)が大きくなって行き、日向灘が広がる。

 少し前方に、右手に子供の国とホテル、左側に青島の砂浜が見える。夫婦連れ(↑)や家族連れが多い。普段は、時折総合公園からのランナーを見かけるくらいだ。青島の人出も多く、橋を渡って青島神社に行く。参詣客ということだろう。

 参道に続く店並みを歩く人も多かった。欧米の観光客もいる。青島近辺には、住み着いた欧米人と日本の人とのカップルも多い。よくスーパーにも来ている。最近は、東京資本が進出して、別荘やおしゃれな店が増えている。すべての値段が上がってはいるが、どこも都会並みの値段である。

南側から見た青島、尾鈴山系がかすんで見える

 青島の観光客の大半は、海に囲まれた神社に橋を渡って行く。青島神社があるだけである。参道目当ての店もたくさん並んでいる。たくさんの人(↓)が歩いていた。いつも思うのだが、紙切れのお札を拝みに行くのか?神頼みをしにいくのか?コロナの時は別にして、観光客は、途切れない。南側の公営駐車場はいつ通っても一杯である。旧パームビーチ横の北側の駐車場も一杯だ。サーファーが着替えたり、水で洗ったりしている。ビーチが近いからだろう。

 昨日は白浜まで自転車で50分ほど、往復するとちょうどいい加減だ。一昨日は小1時間歩くことができたが、毎日1時間ほど歩ければいい感じだ。暑中の昼間は暑くて出られなかったが、気温が下がって来ると、陽を探して座りながら畑作業をする。腰で痛い目に遭ったので、休み休みに作業をするしかない。それでも、ほぼ晴れの天気が続くので、少しずつ少しずつ冬野菜の準備が進んでいる。日常が少しずつ戻っているようで、有難い。

先週の曇り空の白浜