英語 Ma1(2)

<連絡事項>

次回9回目の授業は6月24日(水)10:15~11:30です。

授業では>・・・

① ERの発表(重盛くん)、ERIのカーターの初日の場面

重盛くんの発表が堂に入ってたんで、つい、Vシリーズのヘリで搬送される救急の場面も少々紹介しました。

② 専門分野の発音チェック

<次回>は

① 1章をさっと。

② oral check(試しに。どれくらいやって来てくれるやろな。)

③ 課題図書の解説

⑤ コンゴ・エボラの映像:「アフリカシリーズ」で独立・コンゴ危機・コンゴ自由国・ベルリン会議での植民地分割、「アウトブレイク」。

コンゴ・エボラが一段落したら

みんなの感想・意見・要望など、一人一人から聞きたいねえ。

先週は

地域資源創成学部がトーイックの学内試験の中止予定を覆して、オンラインテスト受験を決定(学生にも実際に英語を担当している教員にも連絡なし)したんで、急遽Zoomトーイックを実施、その準備で、前7クラスのブログも書けないほど追いまくられました。

結局、Zoomトーイックを金曜日に時間外で実施、10時から2クラスの合同20人ほどで、2時間半。

地域の対応には、に学生一人一人のこと考えてへんなという思いしかないけど、学部でも説明会を実施、医学科では対面をすでに4週間実施、部活動も開始、の状況からすれば、可能かも。でも、オンラインに関してももっとやることをやってかから、やっぱりもう少し延期が妥当、と思う。

ただ、受験をしないといけない立場からすれば、(お互いに)文句だけ言ってても時間を大事にしてるとは言えないんで、(僕が)割り切って、折角の機会を利用せんと馬鹿みたい→急遽過去問を作り・Zoomトーイック(金曜日の分)を実施、となった次第。

地域の2年生と

僕から・・・

ま、一週間大変やったから余計にそう思うんかもしれんけど、一度中止にしといて、オンラインで受けさせると決めたみたいやね。
まだ学生にも担当者にも連絡してないみたいやけど。
学生ひとりひとりを見てたら、そんな決定出来るわけないと思うけどなあ。今回はひどいね。ま、普段の態度が増幅されて現象化するんやろな。

医学科の学部長の片岡さんは、執行部から医学部は勝手にやれと言われて、4月の初めから上級生はオンラインを始め、1年生は4月22日から。2週間後、入学後対面授業を経験していない1年生を優先する、と上級生の対応も指示した後、対面を開始、もう4週が過ぎて、きのう辺りから、クラブ活動も始めたみたい。
入学後対面授業を経験していない1年生を優先する、には久しぶりに感激したね。

入谷さん(学部長)は、オンラインの努力もせず、課題だけ出して基準も示さず、あとのフォローもせず、本一冊のスキャンも判読しがたいお粗末さ、だから、中止の決定を急遽覆してオンライン受験、なんでこんなに違うんやろな。
たまたま医学科と木花の授業を同時並行で7クラス持ってるから、自然に見えてくる世界が、何ともわびしいね。

2年生から・・・

やはり、始めは中止の方向でしたよね。TOEICのように成績に影響する試験は、変更無し、変更するとして1か月は準備期間を設けてほしいものです。課された以上やり切るしかないですが、何とも言えない気持ちになります。嘆いてもしょうがないのですが。
流れを変える発言ができる方がいらっしゃるとは、羨ましいです。地域学部の先生は個々が強いので、そういった方は放置、という雰囲気なのかな。という印象を持っています。あくまで私個人の感覚ですが。もう私たちが声を上げるしかないのかもしれません。入谷先生の件は、成績次第で成績の基準等を訊ねてみようと思います。
何人かとそんな遣り取りをしました。

紫陽花(小島けい画)もそろそろ終わりかなあ。

2020年前期 英語 Ma1(2)クラス名簿

29 91200299 金城 由歩 カネシロ ユウ
30 91200301 椛島 佑太 カバシマ ユウタ
31 91200310 川久保 耀貴 カワクボ テルタカ
32 91200325 川野元 悠人 カワノモト ユウト
33 91200338 川畑 隆士 カワバタ リュウジ
34 91200349 川原 正路 カワハラ セイジ
35 91200356 木山 奈美 キヤマ ナミ
36 91200363 久池井 秀元 クチイ シユウゲン
37 91200374 栗原 知大 クリハラ トモヒロ
38 91200387 黒木 陽斗 クロギ アキト
39 91200392 黒木 謙 クロキ ケン
40 91200402 黒田 昇悟 クロダ シヨウゴ
41 91200411 古賀 旭陽 コガ アサヒ
42 91200426 児玉 紘平 コダマ コウヘイ
43 91200439 後藤 舜平 ゴトウ シユンペイ
44 91200440 後藤 大地 ゴトウ ダイチ
45 91200457 後藤 陽樹 ゴトウ ヒロキ
46 91200464 小宮 菜々子 コミヤ ナナコ
47 91200475 近藤 縁 コンドウ ユカリ
48 91200488 境 笙太郎 サカイ ショウタロウ
49 91200493 阪倉 由真 サカクラ ユマ
50 91200509 坂田 稜 サカタ リヨウ
51 91200518 坂本 総司 サカモト ソウシ
52 91200523 相良 賢汰 サガラ ケンタ
53 91200536 佐藤 伶音 サトウ レオン
54 91200547 塩谷 拓馬 シオタニ タクマ
55 91200554 地下 勇矢 ジゲ イサヤ
56 91200561 重盛 宇紀 シゲモリ タカキ

 

英語 Ma1(2)

<連絡事項>

次回8回目の授業は6月17日(水)10:15~11:30です。

<授業では>・・・

少しERの解説を英語でしてからERIX6Bを観てもらいました→ERIX6B・X解説

Papa Wembaを1曲聴いてもらいました。→Papa Wemba解説

課題図書の解説も少々。課題図書、いつでも連絡をくれれば対応するよ。遠慮なく。

<次回>は

① ERの発表(重盛くん)

② 専門分野の発音チェック

③ 1章(解説→例文→練習問題→Pronunciation of Terms 91語)

練習問題とPronunciation of Termsは前回配ったCDの中にあります。Pronunciation of Termsは日本語名も入れてプリントも配っています。例文とPronunciation of Termsはほぼ重なります(順序が違うけど、用例がほぼ同じということです。)

oral checkで答えられるくらい何回かインプット、発音練習をやってみてや。Inflammation of the glandと聞いたらadenitis、Blood protein contained in red blood cellsと聞いたらhemoglobinと即反応出来ればええと思います。

④ コンゴ・エボラの映像:「アフリカシリーズ」で独立・コンゴ危機・コンゴ自由国・ベルリン会議での植民地分割、「アウトブレイク」。→「アフリカシリーズ」・「アウトブレイク」解説

それが終わったら、ヨーロッパ人が来る前のアフリカと奴隷貿易→アメリカとエイズ、の話が出来たらと思っています。今日の様子やと、音楽もたくさん聴いてもらえるかも。

ERIX6B・X

* IX6『悪夢』(授業で観た分)・・・国際医療同盟の活動に参加していたコバッチュに助けを求められ、アフリカ・コンゴ共和国の難民キャンプでの医療支援活動に参加する。

* X1『失われた友を求めて』・・・強い意思でコンゴの激戦区に残ったコバッチュが死亡したとの連絡を受け、彼を残してきてしまった罪悪感から再びコンゴに飛び、コバッチュの生存を確認し彼をアメリカへ送った後も、自分の居場所と使命を見出しコンゴに留まる。→いつでもコピーするんで、どうぞ。

Papa Wemba

今日紹介した服部晃好くん(北海道新冠郡の新冠町立国保診療所→http://www.niikappu.jp/kurashi/sekatsu/sumai/teijyu/iryo/kokuho.htmlの勤務医)が【ケニア、タンザニアの音楽事情とリンガラ音楽について】を書いてくれてますが、その中に今日聴いてもらったPapa Wembaについても。一部載せときます。

【リンガラ音楽】

「リンガラ」という呼び方は、ケニア、タンザニアなど「外国」(日本を含む)での呼び方であり、コンゴでは単に「ルンバ(Rumba)」と呼ばれる。また、欧米では「リンガラ」よりも「スークース(Soukous)」という名称の方が一般的である。元々、リンガラというのはコンゴの商用語のことであり、コンゴ川流域にそれぞれ独自の言語を持つ民族が多数共存する状況において、特に商取引の便宜を図るために自然発生的に形成されたものと言われている。1960年のコンゴ共和国の独立後、現地で流行したポピュラー音楽の多くがリンガラ語で歌われるようになったため、ケニアやタンザニアなどでは、そうした音楽を「リンガラ(音楽)」と呼ぶようになったのである。

地元(コンゴ)の人々が「ルンバ」と呼ぶように、リンガラ音楽のルーツにはキューバ音楽がある。ただし、これは何も「リンガラ」に限ったことではなく、ナイジェリアの「ジュジュ(Ju Ju)」、ガーナの「ハイライフ(High Life)」、カメルーンの「マコッサ(Makossa)」、そして、ユッスー・ンドゥールやサリフ・ケイタの音楽等々、現代アフリカン・ポップスのベースには、たいていキューバをはじめ中米やカリブの音楽の影響があるという。「(伝統的な音楽を持つ)アフリカ人がなぜキューバ音楽を?」と不思議に思ってしまうが、キューバで生まれた本来のルンバは、アフリカから強制的に連行された奴隷たちが、休憩時間にだけ小屋で踊ることを許されていたという状況の中で生み出された、打楽器と歌(コーラス)だけで構成された(いわゆるアフリカ色の強い)音楽であるということを考えると、アフリカの人々がキューバ音楽を取り入れるのは至極当然のことであろう。キューバやカリブ諸国の(いわゆる)ラテン系音楽は、1920年代から主として白人入植者によってアフリカへ持ち込まれたが、1950年代半ばにはヨーロッパからアフリカに輸入されるラテン音楽のレコードが、コンゴを含む中部・西部アフリカにおいて非常に売り上げの大きい重要な商品であったということから、現地の人々にとってこうした(ラテン)音楽の衝撃が如何に強烈だったかが想像できる。その衝撃は、目新しい衣装をまとって突然目の前に現れたのが、実は音信不通になっていた古くからの友人であったことを知った時のようだったのかもしれない(ちなみに、この時期、ヨーロッパの大手レコード会社が次々に現地へ進出し、キューバやアメリカで既に発表されていた音楽を低コストで再生産・再発売することで、莫大な利益を上げていたという)。

現在、一般に「リンガラ」と呼ばれている音楽は、キューバン・ルンバをベースにしながら様々な民族のリズムを融合したリズム体の上に、複数のエレキ・ギターによる高音域の繰り返しフレーズが絡み合い、主に高音域で歌うヴォーカルとコーラスが載るというのが最も一般的なスタイルであり、多くの楽曲は、①ルンバ、②サカデ(Sakade)、③セベン(Sebene)という3つのパートから構成されている。①ルンバは歌やコーラスを聴かせるゆったりしたパート、②サカデはソロ・ヴォーカルとコーラスの掛け合い(コール&レスポンス)で盛り上げていくパート、そして、③セベンはダンスのためのテンポの速いパートであり、ライブでは5分、10分と続くことも珍しくない。それぞれのパートは、同じようなリズムやリフレインの繰り返しが基本であり、「リンガラ」の目的が踊ることにあるのが一目(一聴?)瞭然である。ライブにおけるヴォーカルの掛け合いやセベン・パートでのダンスは、初めて見る人にはかなり奇異に写るかもしれないが、現地では聴衆も一緒になって盛り上がるのが普通である。そして、こうした構成はまさに伝統音楽を現代の楽器を用いて再現したものであり、夜を徹して延々と繰り返しながら盛り上がり、集団でトランスに入っていくような要素も伝統音楽と同様であるように思われる。ただ、1960年代までの初期(いわゆる第一世代や第二世代)の「ルンバ」は、ゆったりとしたキューバン・ルンバのカラーが強く、楽曲も歌が中心であった。それを上記のような主としてダンスを楽しむための音楽として変革したのが、1969年に結成されたザイコ・ランガ・ランガ(Zaiko Langa Langa)であり、現在のリンガラもその延長線上にあると言える。そして、そのザイコ・ランガ・ランガの中心人物であり、現在も「リンガラ」のシンボル的存在であるのが、欧米や日本でも有名なパパ・ウェンバである。

近年のコンゴの混乱を反映してか、現在のコンゴのリンガラ・シーンは1970~80年代の全盛期に比べてずいぶん沈滞しているという。しかし、ラップの要素なども取り入れた新たなスタイルも生み出されており、特に中部・東部アフリカにおいては依然として最も影響力の強い音楽であることは間違いない。

パパ・ウェンバ Papa Wemba –<リンガラ・ポップの伝道師>

中央アフリカに位置するザイールからアフリカ各地へと広まっていったリンガラ・ポップ、このサウンドをアフリカからヨーロッパへ、そして世界中へと広めていった伝道師の役目を果たしたのが、ヴィヴァ・ラ・ムジカを率いて何度も日本を訪れているパパ・ウェンバです。彼はミュージシャンとして、ザイールの音楽シーンを引っ張っただけでなく中央アフリカ最大の都市キンシャサという大都会に住む若者たちのファッション・リーダー、トレンド・リーダーとして、そのライフ・スタイルにまで影響を与える存在でした。そのサウンドは都会の文化、ストリートから生まれた数少ないアフリカン・ポップスと言えます。

「アフリカシリーズ」

「アフリカシリーズ」8巻

授業で紹介している英国人歴史家バズル・デヴィドスンが案内役のNHKのドキュメンタリー番組「アフリカシリーズ」1~8(各45分)、1983年制作。第1部は西洋諸国の侵略が始まる以前おアフリカ。第1回「最初の光 ナイルの谷」、第2回「大陸に生きる」、第3回「王と都市」、第4回「黄金の交易網」。第2部は西洋諸国の侵略が始まった頃から1980年頃まで。第5回「侵略される大陸」、第6回「植民地化への争い」、第7回「沸き上がる独立運動」、第8回「植民地支配が残したもの」。奴隷貿易で暴利を得た西洋諸国がその資本で産業革命を起こし、作った製品の市場獲得のためにアフリカ争奪戦を繰り広げ、結果的には2つの世界大戦を引き起こしたあと、大戦後は戦略を変え、「開発」や「援助」の名のもとに、国連や世界銀行などに守られながら新しい形の支配体制(新植民地体制)を築き上げている歴史を概観している。映像化されてないので、今となっては、極めて貴重な映像。

「アウトブレイク」

アウトブレイク (Outbreak) は1995年制作のアメリカ映画。アフリカからアメリカに持ち込まれた非常に致死性の高いウィルスに立ち向かう人々を描いたサスペンス。

1967年、アフリカで内戦に参加していたアメリカ軍の部隊が原因不明のウイルス感染で全滅状態となった。軍は隠蔽のため部隊のキャンプを気化爆弾で消滅させた。

そして現在、アフリカの小さな村が原因不明のウイルス感染で全滅状態となった。CDCのダニエルズ大佐の調査で、正体が判明した。

そんな折、アフリカから一匹のサルがアメリカに密輸入された。密売人のジンボは、町のペットショップに売りつける事に失敗し、やむなくサルを森に放した。その後、そのサルに関わった、ジンボや周辺の人々が原因不明のウイルス感染で次々と死亡。感染が広まったシーダークリークという町は大混乱に陥った。ダニエルズは調査を進めていく中、原因不明のウイルスの謎に迫っていく事となる。

一部は観てもらうつもりやけど、観たい人はコピー、いつでもどうぞ。

2020年前期 英語 Ma1(2)クラス名簿

29 91200299 金城 由歩 カネシロ ユウ
30 91200301 椛島 佑太 カバシマ ユウタ
31 91200310 川久保 耀貴 カワクボ テルタカ
32 91200325 川野元 悠人 カワノモト ユウト
33 91200338 川畑 隆士 カワバタ リュウジ
34 91200349 川原 正路 カワハラ セイジ
35 91200356 木山 奈美 キヤマ ナミ
36 91200363 久池井 秀元 クチイ シユウゲン
37 91200374 栗原 知大 クリハラ トモヒロ
38 91200387 黒木 陽斗 クロギ アキト
39 91200392 黒木 謙 クロキ ケン
40 91200402 黒田 昇悟 クロダ シヨウゴ
41 91200411 古賀 旭陽 コガ アサヒ
42 91200426 児玉 紘平 コダマ コウヘイ
43 91200439 後藤 舜平 ゴトウ シユンペイ
44 91200440 後藤 大地 ゴトウ ダイチ
45 91200457 後藤 陽樹 ゴトウ ヒロキ
46 91200464 小宮 菜々子 コミヤ ナナコ
47 91200475 近藤 縁 コンドウ ユカリ
48 91200488 境 笙太郎 サカイ ショウタロウ
49 91200493 阪倉 由真 サカクラ ユマ
50 91200509 坂田 稜 サカタ リヨウ
51 91200518 坂本 総司 サカモト ソウシ
52 91200523 相良 賢汰 サガラ ケンタ
53 91200536 佐藤 伶音 サトウ レオン
54 91200547 塩谷 拓馬 シオタニ タクマ
55 91200554 地下 勇矢 ジゲ イサヤ
56 91200561 重盛 宇紀 シゲモリ タカキ

 

英語 Ma1(2)

<課題の提出延期について>・・・1回目、2回目とも課題の提出期限を延期するね。1回目はブログとメールでしかしてないし(希望が多いときは、日程的に可能ならどこかで補講)、Zoomでももたもたしたしね。課題図書の解説もするけど、資料の必要な人はいつでも連絡してや。研究室前に置いたりして渡せるようになってるし。この機会に英文をたくさん読むことをすすめます。英文はすぐには取り寄せが難しいので、プリントで読めるようにしているのが多いです。本は画像にしてるのもあるけど、プリントにはしてないな。版権の問題もあって、違法は違法でもあるんで、ちょっと遠慮してCDの形にするすることになると思うけど。

1回目6月10日(7回目)→7月1日(10回目)

2回目7月22日(13回目)→8月5日(14回目)

<連絡事項>

次回7回目の授業は6月10日(水)10:15~11:30です。

<授業では>・・・プリントの解説をしたあと、黒木陽斗くんがコンゴ自由国、川原くんがコンゴの独立とコンゴ動乱の発表をしてくれました。どっちもきちんと調べてくれてたね。発表もうまかったな。

今なら読んでおもしろいかも→「医学生と新興感染症―1995年のエボラ出血熱騒動とコンゴをめぐって―」「ESPの研究と実践」第5号(2006年)61-69頁。

プリントの解説の時に、前回話をした山本義隆さんと片岡さん、それとペンタゴンの環太平洋戦略や日米安全保障条約についても少々。

用語については、コピーして持って行ったCDの中味を説明しました。使ってもらえると嬉しいです。出来れば本を手に入れて、今の時期に一気にインプットするといいけどな。

次々回には先ず1章、その次がその次くらいに2~4章を一気にやるかな。大事なのは、一人一人が自分でやること。

自己紹介に余裕がないと思って書けなかったけど、面接希望の人はZoomでやれそうなんで、連絡をくれたら時間を調整してやれるよ。

<配ったもの>

① B4表裏2 San Francisco / 思い出のサンフランシスコ / 無関心が最もいけない /素粒子の狩人
② B4表裏8 魅惑の資源 / 誰も守ってくれない  / 「アフリカ大戦」再燃に目を  / ジンバブエ インフレ年2億~  /  コンゴ 反政府軍と~ / エボラ出血熱 アンリカを~  /  エボラ最前線の現実上 /  エボラ最前線の現実下 / 性暴力被害の~  /  無差別暴力~ / エボラ出血熱 続く闘い  / Looking back in Anger
③ B4表裏4 The colonization of Africa  /  苦しい中で対応様々 / 「アフリカシリーズ」/「ルーツ」 / Soweto Gospel Choir / ユッスー・ウンドゥール

④ B4表裏2 エボラ回復後に目から~ / “Persisitence of Ebola virus ~"

⑤ CD-R(1~4章、演習、試験)

San Franciscoは時間があればListening Comprehension Practiceを。

ゴールデンゲイトブリッジを背景に運転手さんと、1987年

「ジンバブエ インフレ年2億~」は記事で読んだインフレ率のイメージを感じてもらえたらと。

The colonization of Africaは授業で一部読みたいと思っています。

Soweto Gospel Choir / ユッスー・ウンドゥールは聴いてもらうつもりをしています。

コンゴ・エボラについての日本語の新聞記事はこれと思ったのを取っておいた分です。

<次回>は

映像を。アメリカの救急医ジョン・カーターが北東部のキサンガニの診療所にボラティに行く「ERIV6B」。新聞や雑誌の記事やニュースにも触れてもらい、いろいろも発表して貰ったあとで、観ると感じることも多いような気がするな。後編があってそれも観てもらいたいけど、75分しかないから、続きを観たい人はDVDのコピーでどうぞ。時間があれば、「アフリカシリーズ」で独立、コンゴ危機、コンゴ自由国、ベルリン会議での植民地分割、「アウトブレイク」、そんなに時間があるわけないか。行けるとこまでやな。

 

2020年前期 英語 Ma1(2)クラス名簿

29 91200299 金城 由歩 カネシロ ユウ
30 91200301 椛島 佑太 カバシマ ユウタ
31 91200310 川久保 耀貴 カワクボ テルタカ
32 91200325 川野元 悠人 カワノモト ユウト
33 91200338 川畑 隆士 カワバタ リュウジ
34 91200349 川原 正路 カワハラ セイジ
35 91200356 木山 奈美 キヤマ ナミ
36 91200363 久池井 秀元 クチイ シユウゲン
37 91200374 栗原 知大 クリハラ トモヒロ
38 91200387 黒木 陽斗 クロギ アキト
39 91200392 黒木 謙 クロキ ケン
40 91200402 黒田 昇悟 クロダ シヨウゴ
41 91200411 古賀 旭陽 コガ アサヒ
42 91200426 児玉 紘平 コダマ コウヘイ
43 91200439 後藤 舜平 ゴトウ シユンペイ
44 91200440 後藤 大地 ゴトウ ダイチ
45 91200457 後藤 陽樹 ゴトウ ヒロキ
46 91200464 小宮 菜々子 コミヤ ナナコ
47 91200475 近藤 縁 コンドウ ユカリ
48 91200488 境 笙太郎 サカイ ショウタロウ
49 91200493 阪倉 由真 サカクラ ユマ
50 91200509 坂田 稜 サカタ リヨウ
51 91200518 坂本 総司 サカモト ソウシ
52 91200523 相良 賢汰 サガラ ケンタ
53 91200536 佐藤 伶音 サトウ レオン
54 91200547 塩谷 拓馬 シオタニ タクマ
55 91200554 地下 勇矢 ジゲ イサヤ
56 91200561 重盛 宇紀 シゲモリ タカキ

英語 Ma1(2)

<連絡事項>

次回6回目の授業は6月10日訂正→2日水)10:15~11:30です。

<授業では>・・・Outbreak (1) の聞き取り(佐藤)→Outbreak (2)の聞き取り(金城)→Ebola virus~の要約(川畑)(最後に2つのtranscriptionと日本語訳を貼っときます。参考になれば嬉しいです。Outbreak (3)は、次回映像を紹介したあと、映像・音声ファイルと聞き取りシートを参考ファイルに置くんで、自分でやってみてや。

みんなよう出来るねえ。発音もそれぞれしっかりしていたし。

僕なんか行くところがなくて、それでも大学にだけは行きたかったから、夜間の英米学科という想像もしてなかった所に入って、30くらいで死ぬやろな、それまでもう一つどっかの大学にでも行ってそれで終わりかなと漠然と考えてたから、みんなのように授業にまともに出席するという概念すらも持ち合わせてなかったわけで、担当の教員からしたら、とんでもない学生やったわけや。そんな僕からしたら、みんな優等生、感謝しています?!

配った資料:①用語3章、②3章演習、③用語4章、④4章演習、⑤5章消化管の図

兎狩り事件のときの教授会での片岡さんの話や、学生運動の話もしました。大学のホームページに載っている当時の大学の写真です。神戸の東端にあった校舎は今は西の端に移転しているようです。

→HP「ノアと三太」の「つれづれに」→「2019年4月15日」

<次回>は

① 発表:コンゴ自由国(黒木陽斗)、コンゴの独立・コンゴ動乱(川原)

② (未なら)課題・課題図書、専門家・専門分野と1章解説

③ 映像:「アウトブレイク」、「ERIV6B」を少しでも。

今日少し解説したように、次々回あたりに1~4章をまとめて解説して、その後、各章のoral checkなどの時間を取ろうと思っています。大事なんは、みんながこの時期に自分でインテンシブにインプットすることやと思うんで、折角の機会やから、利用してやれるなら、予定を合わせてやってみてや。意識してもしなくても、アーバインに行った別所が「医者をしてからも医学用語は要るんで、たまさん、後輩には試験したって下さい」とアーバインから戻ってすぐに研究室に来て言ったように、やっぱり用語は要ると思う。

* アメリカ映画『緊急救命室ER』について(   )、誰か調べて発表せえへんか?『緊急救命室ER』は、当然やけど、医学用語満載で喋るスピードも速い、格好の材料やと思うで。

 

初めての対面やから、一曲みんなで聴いてもらおうと思ってたんやけど、隣の教室でも普段になく授業をやってたし、何か授業をするだけで一杯一杯、余裕なかったなあ。

2コマの授業が終わってからゆっくりと教室の片付けをし、研究室に戻って、次回に配る資料の準備をして研究室を出たのが一時間余りあと、家に戻ってお昼も食べずに敷いたままの布団の中に。昨日今日と一コマ目からだったこともあり、寝不足も続いていたからそのまま眠りに。夢の中で、今日やった聞き取りのtranscritionをブログに載せないと、そんな夢を見ていたような。病気やな。

書くのは商売だからいくらでも書けるけど、それでも7コマの授業のブログを書くのは物理的にもそれなりに結構大変。書かないでいると、何だか払えない借金がたまっていくような、嫌な気分。借金はしないと決めて、しないで来たから、「払えない借金」の感じがわかるわけはないんやけど。何書いてるんやろ。ブログは自分が勝手に決めてやってるだけで、しないといけないもんでもないのに・・・・。

初めての対面が何とか終わったのにねえ。2月10日のブログに書いた「ひよとめじろが来ています」では、例年のように学期が終わってプリント類も片付けて、印刷やら何やらぼちぼち新学期の準備に向けて、そんないつもの日常を書き留めていたのに、次に書いた4月7日の「授業が始まって大丈夫かなあ」で、日常が一変、日常が日常でなくなりました。

それでようやく対面の授業が始まったのに、何かそれでもすっきりしないのは、心が今の事態に順応していないのか。先が全く見えません。どうなるんかなあ。

Outbreak(1), (2), Ebola virus returns~

(1)

Sam: Major Salt.

Salt: Sir. May I say what an honor it is to have this opportunity to work with you in the field, sir.

Sam: Thank you. Sit down, sit down, what are your backgrounds, firstly? That’s the point. Johns Hopkins. Helicopter flight school. How many hours have you logged?

Salt: Eighty five, sir.

Sam: Married?

Salt: Yes, sir.

Sam: Good luck. You’ve never been in the field?

Salt: No, sir. But I’m fully trained and highly motivated, sir.

Sam: No, no, I’m talking about landing in the hot zone. It’s a unique situation. Have you ever seen the effects of hemorrhagic fever?

Salt: No, sir.

Casey: Allow me, sir. Major?

Salt: Yes, Major.

Casey: When the patient first gets the virus, he complaints flu-like symptoms, 'n then in two or three days, pink lesion begins to appear all over his body, along with small pustules that soon erupt with the blood and pus, a kind of milky substance….

Salt: When these particular lesions become full blown, they feel mush to the touch, there is vomitting, diarrhea, bleeding in the nose, ears, gums, the eyes’ hemorrhage, the internal organs shut down. They look….

Sam: That’s very good, Major. Ah, we’ve read that in, ah, the book, but in about sixteen hours you are about to see it.

Casey: In the flesh, so to speak.

Salt: I feel confident that I can handle anything we encounter, sir.

Sam: It’s just-one of us panics, it puts us all in danger.

Casey: And he is under direct orders not to die out there. And that’s one set of orders he’s actually planning on following.

(2)

Sam: God damn it. Isolate’im. Islate’im.

Marby : Don’t worry. It’s not airborne.

Sam: Sam Daniels,       .

Murby: Benjamin Murby. We’ve been expecting him.

Sam: We came (as) soon as we could.

Murby: Not soon enough. The village is dead.

Sam: You know the incubation period?

Murby: No, but it kills in two or three days. The mortality rate is a hundred percent.

Sam: Jesus. Could an infected person’ve gotten out of the village?

Murby: If he was dead or dying in the jungle, and it’s fifty miles to the nearest village.

Sam: The first case, patient zero?

Murby: A young man called Murazo, worked with a white man to build a, a road into Kinshasa. And when he returned, he was sick….

Sam: I see.

Murby: …and he drank from this well. From there it spreads to the entire village.

Sam: Did you identify the carrier, the host?

Murby: No. When we arrived, the boy was incoherent. He died, ah, two hours later. He couldn’t tell us how he got it.

Sam: He’s not sick?

Murby: He is a local juju man, witch doctor. He stayed in his cave a whole week.

Sam: I’d like to talk to him, too.

Murby: No, he talks to me. You see he believes that the gods were awoken from their sleep by the men cutting down the trees where no men should be, and the gods got angry. This is their punishment.

“Ebola virus returns Zaire into world’s spotlight”

Reuter (sic) in The Daily Yomiuri (May 16, 1995)

The Ebola virus outbreak in Zaire has refocused attention on the vast nation of 40 million people in the heart of Africa that has lurched from one crisis to another since independence from Belgium in 1963 (sic).

The virus, for which there is no known cure or vaccine, has killed at least 64 people.

Many Zaireans are openly angry at the government of President Mobutu Sese Seko, who has ruled unchallenged for most of the past 30 years and, according to critics, salted a way (sic) a personal fortune estimated in billions of dollars.

ザイールでエボラウィルスが発生して、1963年(原文のまま)のベルギーからの独立以来、数々の危機に揺れ動いて来た中部にあるアフリカ4000万人の広大な国に再び注目が集まりました。

治療薬もワクチンも知られていないウィルスは少なくとも64人の死者を出しました。

批評家によれば、多くのザイール人が過去30年間無投票で当選し、不正にためこんだ個人の資産が数十億ドルにのぼるといわれるモブツ・セセ・セコ大統領の政府に公然と腹を立てています。

Opposition commentators and independent journalists blame the frequency of epidemics and lack of resources to deal with them on corruption and mismanagement of the wealth of a country blessed with just about every strategic mineral known to man.

“Mismanagement of public resources that leads to poor management of the environment create opportunistic factors for the birth and spread of epidemics," lamented an editorial in the opposition newspaper Le Palmares.

“Health facilities are in a deplorable state. We have been heading for disaster for a long time," Lambaert Mende, spokesman for Zaire’s chief opposition leader Etienue Tshisekedi said.

反対派の批評家やフリーのジャーナリストは、流行病が頻繁に起こるのも、取り扱う資源が不足するのも、既知のあらゆる戦略的に重要な鉱物資源に恵まれている国の富の管理ミスと賄賂のせいだと指摘しています。

「環境の管理不備に繋がる、公共資源の管理ミスが日和見的な要因を作り出して、流行病を発生させたり、広げたりしている。」と反対派の新聞ル・パルメール(Le Palmares)の社説は嘆いています。

「医療関係施設は悲惨な状況です。私たちは長い間、大災害が起きてもおかしくない方向に向かって進んできました。」とザイールの野党指導者エティニュエ・ツィセケディ(Etinue Tshisekedi)のスポークスマン、ランバエルト・メンデ(Lambaert Mende)は言いました。

Corruption has eaten deep into the fabric of Zairean society and government and even quarantine measures announced to keep the Ebola virus from the capital of five million people are being undermined by bribery, Kinshasa city officials say.

Public workers are owed several months salary and bribery has become a way of life.

The virus is stretching Zaire’s decrepit medical services, already hard pressed, to cope with the scourge of AIDS, which has hit Zaire harder than most countries.

賄賂はザイールの社会と政府に深く染み込んでおり、500万人が住む首都をエボラウィルスから守るために発令された隔離手段でさえも賄賂がきく有様です、とキンシャサ市職員が言います。

公務員は何ヶ月分もの給料を払ってもらえず、賄賂は生活の一手段となってしまっています。

ウィルスはザイールの老朽化した医療機関に広がっており、医療機関はたいていの国よりも激しくザイールを襲っているエイズ禍の対応追われています。

Zaire’s political problems began early: Katanga, which today is the mineral-rich province of Shaba, made a disastrous attempt at secession, 11 days after independence from Belgium. It was forced back after three years of bloody conflict.

The second largest country in sub-Saharan Africa. Zaire has rich farm and watered by the Zaire river, formerly River Congo.

The country is blessed with some of the best copper deposits in the world but the engine of its economy, the state mining collosus Gecamines, has virtually ground to a halt."

Copper production dropped from a peak of 500,000 tons to under 50,000 tons in 1994. Cobalt production slumped too.

The government has dissolved three core companies in the Gecamines group and not said what will become of the state company, which generates over 70 percent of its hard currency.

ザイールの政治の問題は早くに始まりました。鉱物の豊かな現シャバ州であるカタンガ州はベルギーから独立した11日後に、不幸な結果に終わった分離工作が謀られました。その分離工作は血まみれの闘争の3年後に強行されました。

サハラ以南のアフリカで2番目に大きい国ザイールには豊かな農場があり、旧コンゴ川のザイールの川から水の恵みを得ています。

その国は世界でも有数の銅の埋蔵量を誇っていますが、経済のエンジンである国営巨大鉱山会社ゲカマイン(Gecamines)は、事実上操業を停止しています。

1994年には、銅の製造量は最盛期の50万トンから5万トン以下にまで落ち込みました。コバルトの製造量も同じようにひどく落ちみました。

政府はゲカマイン(Gecamines)グループの中の3つの中心会社を解散させ、硬貨の70パーセント以上を製造する国営会社の先行きについては言及していません。

The World Bank, International Monetary Fund and creditors led by former colonial power Belgium abandoned Zaire long ago.

With inflation running close to five digits, the government has periodically reverted to printing mountains of worthless money.

The capital Kinshasa is still recovering from waves of looting by unpaid soldiers in 1991 that forced France and Belgium to send troops to evacuate Europeans.

The United States, which propped up Mobutu during the Cold War as a bulwark against communism in Africa, has been at the forefront of pressure for democracy in Zaire.

世界銀行も国際通貨基金も旧宗主国ベルギーが仲立ちをする債権者たちも、ザイールをずっと以)前に見捨てています。

インフレ率が5桁近くなりつつあるインフレで、政府は定期的に価値のない紙幣を山のように印刷するようになっています。

首都キンシャサは、ヨーロッパ人を退去させるための軍隊派遣をフランスとベルギーに強いた、給料を払ってもらえない兵士たちによる1991年の数々の略奪行為から何とか立ち直ろうとしているところです。

アメリカは、冷戦の間アフリカで共産主義に抗する防波堤としてモブツを支援してきましたが、今は最前線に立って、ザイールでの民主主義を求めて圧力をかけています。

2020年前期 英語 Ma1(2)クラス名簿

29 91200299 金城 由歩 カネシロ ユウ
30 91200301 椛島 佑太 カバシマ ユウタ
31 91200310 川久保 耀貴 カワクボ テルタカ
32 91200325 川野元 悠人 カワノモト ユウト
33 91200338 川畑 隆士 カワバタ リュウジ
34 91200349 川原 正路 カワハラ セイジ
35 91200356 木山 奈美 キヤマ ナミ
36 91200363 久池井 秀元 クチイ シユウゲン
37 91200374 栗原 知大 クリハラ トモヒロ
38 91200387 黒木 陽斗 クロギ アキト
39 91200392 黒木 謙 クロキ ケン
40 91200402 黒田 昇悟 クロダ シヨウゴ
41 91200411 古賀 旭陽 コガ アサヒ
42 91200426 児玉 紘平 コダマ コウヘイ
43 91200439 後藤 舜平 ゴトウ シユンペイ
44 91200440 後藤 大地 ゴトウ ダイチ
45 91200457 後藤 陽樹 ゴトウ ヒロキ
46 91200464 小宮 菜々子 コミヤ ナナコ
47 91200475 近藤 縁 コンドウ ユカリ
48 91200488 境 笙太郎 サカイ ショウタロウ
49 91200493 阪倉 由真 サカクラ ユマ
50 91200509 坂田 稜 サカタ リヨウ
51 91200518 坂本 総司 サカモト ソウシ
52 91200523 相良 賢汰 サガラ ケンタ
53 91200536 佐藤 伶音 サトウ レオン
54 91200547 塩谷 拓馬 シオタニ タクマ
55 91200554 地下 勇矢 ジゲ イサヤ
56 91200561 重盛 宇紀 シゲモリ タカキ