英語 Ma1(2)

7月4日

雨ばっかりで鬱陶しい日が続いて、被害もようさん出てるなあ。前期もあと2回、このブログ、水曜日までの分は大体その日に書いてきたけど、今回は日曜日になってしまいました。でももうあと2回で当分は書かなくても済みそう。
大きなクラスも医学科も来週に2回目の課題を集めて、授業が終わる頃には成績をつけとこうと思ってるけど、そううまいこと行くかな。毎年引き摺って引き摺って、へたすると成績が出るのがお盆過ぎになったり。
まだ4回目の採点が終わってないけど、ま、なんだかんだと言いながら、4回も筆記試験をやったし。別所が「医者になっても医学用語は要るんで、後輩には試験をしてやって下さい」と言いに来てから、毎年試行錯誤しながらやって来たけど、筆記試験も今年で終わりに出来るとええけどなあ。
アーバインに行って肌で感じた勢いで僕の部屋まで来て言ったとは言え、あんまり人のことに口出しはしない別所に言われて、筆記試験はしない僕が筆記試験をやって来たけど、もうそろそろ終わりかな。

みんなは後輩のために、別所とおんなじように、言えるんやろかなあ。

授業では紹介しなかったけど、別所がアーバインに行ってときにメールで送って来た分を英語科のホームページにすぐに紹介してたのがあるよ。更新も大変やけど、行く前に僕の部屋に話をしに来て、大抵は向こうから興奮気味に送って来てたなあ。↓(2010年度分です)
songkla diary・Irvine diary – ソンクラ・アーバイン通信

13回目の授業でした。

4章の筆記試験のあと、ソンクラの話を少ししてから、Youssou N’Dourのオブラデオブラダ(音声のみ)と1990年のニューヨークのスタジオからのCopy Me(映像)→サリフ・ケイタ。

エボラのところで、

モブツの独裁政権(第二次世界大戦後再構築された先進国の多国籍企業による資本投資、貿易による搾取の典型)
→その体制をやり始めた独立とコンゴ危機(アメリカの介入)屋→植民地支配(ベルギーのレオポルド2世のコンゴ自由国とベルキーの植民地)
→アフリカ争奪戦と植民地分割

と辿って来たけど、今日はヨーロッパ人が来る前のアフリカの歴史をさっと辿り始めました。

アフリカ大陸に張り巡らされていた黄金の交易網のうち

数々の王国が栄えていた西アフリカと外部の世界を繋いでいたトワレグ人(サハラ砂漠を渡ってエジプトまで岩塩、金などの交易品を運んだ人たち)と当時の世界の貿易の中心地だったエジプト、東アフリカのスワヒリ商人(アフリカ南部と外部を繋いでいた人たち)と1505年のポルトガル人によるキルワ(当時の貿易の拠点であったタンザニア沖合の島)の虐殺の映像を紹介しました。
エボラのところでも言ったバズル・デヴィドスン(写真↓)のアフリカシリーズとアレックス・ヘイリーのルーツも冒頭だけ紹介。

次回は、2回目の課題を集めてから、奴隷狩り、奴隷船、奴隷貿易の映像とブラックミュージックを軸にアフリカ系アフリカ人の歴史を辿りたいと思っています。
この前も書いたけど、The Colonization of AfricaとA Short History of Black Americansは目を通しておくとよくわかると思います。特に奴隷貿易に関してはThe Colonization of AfricaのThe first colonialists(1~2ページ)を読んでおいてや。
11日に、また。
18日はゲストさんに遠慮して先に合同で授業をしたので、授業はなしです。

アフロアメリカの歴史と音楽(前期用)

7月5日

雨ばっかりで鬱陶しい日が続くねえ。前期もあと3回、今回もその日に書けずに、日曜日になってしまいました。大きなクラスでは来週に2回目の課題を集めて、授業が終わる頃には成績をつけとこうと思ってるけど、そううまいこと行くかな。毎年引き摺って引き摺って、へたすると成績が出るのがお盆過ぎになったり。

12回目の授業でした。

公民権運動の映像とニューオリンズの映像を中心にみてもらいました。

1954年の最高裁での公立学校での人種隔離は違憲判決に従って、実際に黒人の高校生が白人の高校に入学する際に起こったアーカンソー州リトルロックの高校事件を題材にした映像「アーカンソー物語」(Crisis at Central High)をみてもらいました。
白人の狂気、PTAの凄まじさ、今の時代にはほとんど見られない光景やけど、僕が受けた大学院での日教組の反対運動や、入学する1年前の東大安田講堂での学生と機動隊の攻防など、身近にあった光景です。
(僕が諦観を抱き世の中に関心を持てなくなった入った大学でさえも、まだ学生運動のなごりで、授業をしないで毎日クラス討議→学舎封鎖(写真↓神戸市外国語大学旧学舎)→機動隊による排除を冷ややかに眺めていました。)

黒人生徒の入学を阻止するのために州兵が出動、それを大統領命令で州兵を連邦政府軍の配下に置いて、今度は連邦政府軍が出動、それまでは考えられなかった天と地が逆さまになったような事態、公民権運動の間はずっとそんな状態が続いていたようです。
その大学版のミシシッピ州立大学、アラバマ大学事件とワシントン大行進の映像も観てもらいました。

マルコムXの映像と、映画マルコムXの冒頭だけ紹介しました。
歌は、ニューオリンズのゴスペルとマヘリア・ジャックソン、それにメンフィスのエルビスプレスリー。

最後にワシントン大行進で歌ったマヘリア・ジャックソンのWe Shall Overcome。

今日聴いてもらえなかったビリー・ホリデイのStrange Fruitと、シカゴ・ブルース、ソウル、We Are the Worldは紹介したいね。

次回は、先に2回目の課題を一人一人顔を見ながら集めてから、「招かれざる客」(Guess Who’s Coming to Dinner)。2時間ほどの映画なので最後まではいけないけど、観てもらえるところまで。(主演シドニーポワチエ↓)
毎回来てくれてるのが30人あまりやから、そう時間はかからないと思うけど、それ以外の人が問題やな。
今回は前にも言ったように、基本的には次回の提出日で直接受け取るのが原則、受け取るのは遅くても最後の授業の時まで。
2回目にしっしょに出したりとかも含めてあんまりええかげんなのは(出すのは勝手やけど)、成績は出さないつもりです。後期も持つつもりなんで、後期出直してや。(後期が最後かも)

配ったプリント:We Shall Overcome(B4表裏1)、Strange Fruit(B4表裏1)

12日(木)に、また。

英語 Rb1(3)

7月5日

雨ばっかりで鬱陶しい日が続くねえ。前期もあと3回、今回もその日に書けずに、日曜日になってしまいました。大きなクラスでは来週に2回目の課題を集めて、授業が終わる頃には成績をつけとこうと思ってるけど、そううまいこと行くかな。毎年引き摺って引き摺って、へたすると成績が出るのがお盆過ぎになったり。

12回目の授業でした。

②の101~170までさっとやったつもりが、それでも結構時間がかかって、Listening Comprehension Practiceをやるだけしか時間が残ってなかったね。

サンフランシスコ(SF)の音声ファイルmp3は参考ファイルに置いとくんで、自分でやってみるとええね。
次回は先にその続きをやってから、②の続きと③の240までかな。その次に300まで行けば、何とか①②③までは終わるかな。
トーイックの点数でクラス分けするみたいやから、前期で授業が終わりの人もいるけど、授業で会える人は、その続きで、出来れば④と⑥~⑧(⑤と⑨は補足)まで、それで730点レベルまで行くかな。

そのあと⑩~⑫まで用意すれば、大体1500題、その分と過去問を繰り返せば800までは行ける。そのあとは、リスニングはたくさん聞く、リーディングはたくさん読む(基本的には専門のことをやりながらもどれだけ英語に時間が割けるか、やろな。)、が必要やろな。
やろうと思って手助けが必要なら、いつでもどうぞ。もちろん、自分でやれるに越したことはないと思うけど。

キルワの虐殺、奴隷狩り、奴隷船の映像と、The colonization of Africaの日本語訳も、時間あるかな。
SFの他にNBAを少し用意したけど、時間あるかいな。

配ったプリント:サンフランシスコ英文(B4表裏1)、SF聞き取り用シート(B4表)と思い出のサンフランシスコ楽譜(B4裏)

また、12日(木)に。

英語 Ma1(2)

6月28日(水曜日に書き込むのが土曜日の今日になってしまったね。8コマの授業が終わると、もちろん時間がないわけでないけど、一気に書けない時が多いね。書けないとあとがきつくなるのにね。やっと11週目が終わって、あと4週(みんなは3週)。それにしても4月に入ってから、日の過ぎるのがやたらに遅い気がするなあ。でもあと4週、何とかやれることはやっておかないとねえ。)

12回目の授業でした。

筆記試験を返し、今回もコメント言ってもらえずに、4章のチェック、1976年のエボラ騒動をみてもらったあと「アウトブレイク」の映像の途中まで。次回はその続き、密輸入したチンパンジーからエボラウィルスがアメリカに侵入して沢山の人が感染してパニックになって行く過程を途中まで。
1976年のエボラ騒動についてはtranscriptionと日本語訳、ザイールに行くまでの飛行機の中での遣り取り(①)、感染した村でのアフリカ人との会話(②)と、最後に観てもらったあとの場面、エボラウィルスの顕微鏡でのチェック(③)についてはtranscriptionと聞き取りシートのプリントも配ってあるんで、mp3を参考ファイルに置いておくんで自分でやってみるとええね。このあたり、結構早いし医学用語も出てくるから、おもしろいし、きっと役に立つと思うけどね。ま、出来てしまうとなにげないものに見えるかも知れないけど、聞き取ってファイル作るの、僕の英語力からすると、一応大変やったんやけどね。

次回は4章の筆記試験(やっと最後やね)、それからアウトブレイクの続きと、ヨーロッパ人が来る前にアフリカと、ヨーロッパ人の略奪の始まり、奴隷貿易くらいまで行けたらと思っています。そのあとは、奴隷貿易で連れて行かれたアフリカ系アメリカ人のその後をブラックミュージックを軸に辿りたいと思っています。たくさん曲を聴いてもらえるとええね。

エボラ・コンゴに関連させて、モブツの独裁政権(第二次世界大戦後再構築された先進国の多国籍企業による資本投資、貿易による搾取の典型)
→その体制をやり始めた独立とコンゴ危機(アメリカの介入)屋→植民地支配(ベルギーのレオポルド2世のコンゴ自由国とベルキーの植民地)
→アフリカ争奪戦と植民地分割
と辿って来たけど、次回はヨーロッパ人が来る前のアフリカの歴史をさっと辿りつもりです。アフリカ大陸に張り巡らされていた黄金の交易網(数々の王国が栄えていた西アフリカと外部の世界を繋いでいたトワレグ人=サハラ砂漠を渡ってエジプトまで岩塩、金などの交易品を運んだ人たちと当時の世界の貿易の中心地だったエジプ、東アフリカのスワヒリ商人(アフリカ南部と外部を繋いでいた人たち)、1505年のポルトガル人によるキルワ(当時の貿易の拠点であったタンザニア沖合の島)の虐殺、奴隷狩り、奴隷船の映像をみてもらおうと思っています。
The colonization of Africaを読んでおくとわかりやすいと思います。そのあとの歴史についてはA Short History of Black Americans。どちらも日本には入門書的な英文はないので、出版社の人の薦めで書かせもらいました。

課題図書に紹介してあるThe Strugglu for Africa, 12 Million Black Voices, The Groly of Negro Historyなどを軸に書きました。

配ったプリントは:

3章の筆記試験の解答と、4章の解説と演習用のプリント。

また、来週に。