南アフリカ概論(火5-6)

(1)1回目授業案内

選択してくれてありがと。いっしょに楽しくやってこ。1回目の授業10月6日(火)13:30~15:0090分。3時まで授業があるけど、10分前くらいから参加出来るように準備しときます。

小島けい画カレンダーの原画です。

先ずは↓

Zoom案内、②自己紹介のファイル提出、③Zoomの連絡網作成依頼、④再度ブログの案内

Zoom案内

予め、zoom アプリをインストールして下さい。パソコン、タブレット端末、スマートフォンのいずれかがあれば参加が可能です。参考までに、インストールの仕方を紹介したサイトです。
→https://zoom.nissho-ele.co.jp/blog/manual/zoom-install.html

zoomアプリのインストールの際は、アカウントの名前の設定を学籍簿の名前で設定して下さい。例: 鈴木太郎(スズキタロウ)

一斉送信でも送りましたが、このクラスの招待状を貼っておきます。↓

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Yoshiyuki Tamadaさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。

トピック: 南アフリカ概論(火5-6)
時間: こちらは定期的ミーティングです いつでも

Zoomミーティングに参加する
https://miyazaki-u-ac-jp.zoom.us/j/92958762695?pwd=aC9WWGFvelZSRUNseVpXUUZaKzZ0dz09

ミーティングID: 929 5876 2695
パスコード: 6M&s9ANy

ミーティングID: 929 5876 2695
市内番号を検索: https://miyazaki-u-ac-jp.zoom.us/u/ahUtjrvu4

Zoom不安な人は、連絡をもらえれば、Zoomを試すのはいつでも可能です。

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Zoomをスマホでする人へ

Zoomをスマホでする人が発表するのに使うスマートフォン版のPowerPoint等を調べてくれた人が、スマートフォンの方からWord文書を作成して送ってくれました。(メール添付で送ります。)
「利用するにはMicrosoftのアカウントが必要となるようです。
アカウント登録やアプリのインストールは無料で行うことができます。
無料版のままですと少々機能制限があるようなのですが、基本的には問題なく使用できると思います。zoom上で予め動作確認をする必要がありますが、発表も可能だと思われます。」ということでした。

②自己紹介のファイル提出

一斉送信で書いたけど、まだの人は、授業の初日までに「自己紹介」のファイルを参考ファイルからダウンロードして記入しメールに添付して送ってや。

③Lineの連絡網作成依頼

大学のメールは確認が遅いし、見落とす人もいるんで、このクラス専用のLineの連絡網があると助かります。誰か作ってくれへんかな。作ってくれる人はメールしてや。何人かで協力してもらうのがええかも。

④再度ブログの案内

blog「ノアと三太」https://kojimakei.jp/tama/

メニュー→授業について→2020年後期→南アフリカ概論(火5-6)
ここでアクセス制限

ユーザ名:c2020saa

パスワード:wiY7

では入れます。

参考資料と自己紹介のファイルは「参考ファイル」でダウンロード出来ます。→ブログ:「ノアと三太」:https://kojimakei.jp/tama→授業のページ(上か横の欄)→参考ファイル(2020年後期期)→南ア概論(火5-6)→授業のページと同様に、ユーザー名とパスワードで入れます。

次は①テキスト、②資料、③詳しく授業について、④再度課題について

①テキスト

* テキストは生協に置いてもらってるんで、買ってや。760円です。配るプリントが多いので、事務の人にも迷惑をかけてたんで、20万ほど持ち出して再版しました。退職前に農学部と教育文化学部1年生を対象にやってた共通教育科目「アフリカ文化論」(300人ほどの希望者があり、150人に人数を制限させてもらってやってました。)を元に本にしました。残り部数が少ないので、品切れの場合は僕に連絡してや。

②資料

資料は「2020後南アフリカ資料①」のワードファイルを 参考ファイルに置いてるのでダウンロードして、毎回授業に持って来てや。対面授業の時は、毎回印刷して配ります。ま、対面が始まってもオンラインに戻る可能性も高いけどねえ。

1:SOWETO GOSPEL CHOIR/2:南アフリカの最近の音楽とDVD, CDについてのコメント/3:南アフリカについての用語解説/4:The Struggle for South Africa/5:A Chronology of South Africa/6:アレックス・ラ・グーマの遺した『まして束ねし縄なれば』、ニュー・エイジ/7:南アフリカ文学、南ア女性作家/8:遠い夜明け、ドナルト・ウッズ、デンゼル・ワシントン/9:コシシケレリアフリカ/10:「アフリカの蹄」、エイズと『アフリカの瞳』、帚木蓬生/11:名誉白人/12:My stay in Harare, 1992/13:アフリカは遠かった・ジンバブエの旅

印刷したプリントが欲しいときは連絡してもらえれば、印刷して研究室の前に置こうとは思うけど、今は松葉杖状態なので、よくなったら、でええやろか。研究室は教育棟328。教育棟正面から向かって左側(東側)3階です。

③詳しく授業について

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。その順番で行こうと思っています。

授業自体がどうなるか先行きはわからないけど、すべてオンラインの可能性が高いと想定して、大まかな予定を考えました。

<あくまで予定>

<1回目> 授業概要・自己紹介・南アフリカについて知ってること(アウトブレイクセッション)

<2~14回目> ①ヨーロッパアフリカ人から土地を奪い、課税し、安価な労働力と搾取する一大機構を作り、やがてはひとつの連立国南アフリカ連邦を創成、②オランダ人主導のアパルトヘイト政権で更に搾取体制を強化、アフリカ人も抵抗、③アフリカ人の抵抗運動と日本人の関わり

<15回目> まとめ

④再度課題について

<課題について>

課題は、12月22日(火、11回目)に、印刷物の形で提出して下さい。早くてもOKです。定期試験に代わるものなので、未提出の場合は未受験扱いです。期日は厳守。オンラインの時はWebClassに提出。授業でも確認します。

<エセイについて>

 エセイは自分で仮説を立てて論述的に書く科学的な論証文です。感想文ではなく、立てた仮説を客観的に論証するもので、仮説の設定の仕方、着眼点や洞察力、問題の取り上げ方や分析の仕方、論証の仕方や表現の仕方などによってレベルが決まります。

 まず、「~は~である」という仮説を立てて、それを資料など(個々の事実)を使って科学的に、論理的に証明していく具体的な例をひとつ。平和について、アフリカとエイズ、南アフリカとアパルトヘイトといった大きなテーマでは、一生かかっても論証出来ませんから、たとえば、「作田信がネオ・タウに突然殴られたのも仕方がない」というような小さな仮説を立てて論証して行く方が説得力があります。誰が読んでも納得できる、読んでなるほどなあ、と感心するものが一番やと思います。

一番多い勘違いは、調べたものをコピーぺーストして並べる、やと思います。資料は必要に応じて集めます。どの資料を拠り所にするか、どの資料を選ぶかも大事です。課題図書も資料の一つです。 折角の機会ですから、個々の事実を使って論理的にある仮説を論証する、というのをやってもらいたいと思います。

どうしてもエセイが書けない時は、課題図書を1冊以上を読んでの感想文でも可、とするね。

Covid 19について

誰も予想しなかった事態になっているけど、終息には時間がかかりそうやし、まだこれからスペインやアメリカのような事態になる可能性も大いにあると思います。ただ、ものは考えようで、かつてのペストやスペイン風邪のようにな脅威的な状況は、とても大切な経験になるかも知れないんで、歴史から、いろいろ学べるとええね。

ウェブの情報は玉石混合やけど、すっとこちらに伝わってくるのも時々。三つほどすとんと心に落ちました。読んで、自分で判断してや。なぜオンライン授業をする事態になってるのかなども含めて。今一度チェックを。

「これで『軽症』と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記」(入院患者の手記はなかなか)

「『とっとと感染しちまえ』 京大准教授、ツイートの思い」

「日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言」(アメリカで医者になった日本の人の手記も本気度が伝わって来るね)

クラス名簿(Zoomではある方がよさそうやから、学生支援課でもらったファイルからコピーしたよ。)

2020年後期 クラス名簿(156名)(2020年9月24日現在)

30190238 甲斐 大翔 カイ ヒロト 19年カリ地域資源創成学部地域創造コース
30190511 副島 健吾 ソエジマ ケンゴ 19年カリ地域資源創成学部企業マネジメ
30190786 春山 大輔 ハルヤマ ダイスケ 19年カリ地域資源創成学部地域創造コース
46190185 佐田 一真 サタ カズマ 19年カリ教育学部小中一貫教育小主免数学
46190765 納富 崇 ノウトミ タカシ 19年カリ教育学部小中一貫教育中主免数学
50180050 入江 安 イリエ アン 18年カリ宮崎大学農学部植物生産環境科学
50190180 小野 憂太 オノ ユウタ 19年カリ宮崎大学農学部植物生産環境科学
50190247 古賀 公章 コガ キミアキ 19年カリ宮崎大学農学部植物生産環境科学
50190357 野口 圭佑 ノグチ ケイスケ 19年カリ宮崎大学農学部植物生産環境科学
50190388 日田 瑛士 ヒダ エイジ 19年カリ宮崎大学農学部植物生産環境科学
50200072 宇都 僚汰 ウト リョウタ 20年カリ宮崎大学農学部植物生産環境科学
51180250 地下 昌宏 ジゲ マサヒロ 18年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51180310 高橋 英行 タカハシ エイコウ 18年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51190080 小野田 深 オノダ シン 19年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200035 阿部 悠南 アベ ユウナ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200071 岩崎 達哉 イワサキ タツヤ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200121 大矢 龍ノ介 オオヤ リュウノスケ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200288 櫻井 宥実 サクライ ユミ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200314 篠原 弘一 シノハラ コウイチ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200343 竹内 万結 タケウチ マユ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200406 濱砂 桃果 ハマスナ モモカ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200420 春山 明香 ハルヤマ サヤカ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200468 本部 結夏 ホンブ ユウカ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
51200479 前田 莉菜 マエダ リナ 20年カリ宮崎大学農学部森林緑地環境科学
52190320 徳永 駿 トクナガ シュン 19年カリ宮崎大学農学部応用生物科学科
52200234 川原 朋 カワハラ トモ 20年カリ宮崎大学農学部応用生物科学科
53200082 川島 愛生 カワシマ ナミキ 20年カリ宮崎大学農学部海洋生物環境学科
53200097 木口 京香 キグチ キョウカ 20年カリ宮崎大学農学部海洋生物環境学科
53200150 土塔 涼華 ドトウ スズカ 20年カリ宮崎大学農学部海洋生物環境学科
53200181 西川 颯太朗 ニシカワ ソウタロウ 20年カリ宮崎大学農学部海洋生物環境学科
53200291 松嶋 紗穂 マツシマ サホ 20年カリ宮崎大学農学部海洋生物環境学科
53200303 宮城 尚佳 ミヤギ ナオカ 20年カリ宮崎大学農学部海洋生物環境学科
54190058 荒木 真帆 アラキ マホ 19年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54190164 斧山 あかね オノヤマ アカネ 19年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200182 岡田 一哲 オカダ イッテツ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200201 折茂 俊輔 オリモ シュンスケ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200249 加納 京華 カノウ キョウカ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200274 工藤 慈温 クドウ ジオン 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200304 佐々木 琴乃 ササキ コトノ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200313 佐々木 悠斗 ササキ ユウト 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200342 高橋 優介 タカハシ ユウスケ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200432 当田 香涼 トウダ コスズ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200467 中原 七海 ナカハラ ナナミ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
54200526 宮本 咲耶 ミヤモト サクヤ 20年カリ宮崎大学農学部畜産草地科学科
55190055 内村 惇 ウチムラ ジュン 19年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55190136 近藤 瑞保 コンドウ ミズホ 19年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200031 石田 岳 イシダ タケル 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200077 呉 仁志 オ インジ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200103 勝冶 奈央 カツヤ ナオ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200112 熊谷 りさ クマガイ リサ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200127 佐藤 暢 サトウ ノブ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200130 重橋 あかり ジュウバシ アカリ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200141 白濱 遼 シラハマ リョウ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200217 豊﨑 祐介 トヨサキ ユウスケ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200222 西尾 勇人 ニシオ ユウト 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200260 比嘉 匡 ヒガ タスク 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200301 松本 真和 マツモト マサト 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200310 村松 聖那 ムラマツ セナ 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
55200325 山内 光 ヤマウチ ヒカル 20年カリ宮崎大学農学部獣医学科
61190409 永山 欧佑 ナガヤマ オウスケ 19年カリ工学部環境応用化学科
61190485 福元 健太 フクモト ケンタ 19年カリ工学部環境応用化学科
61200067 井上 舞香 イノウエ マイカ 20年カリ工学部環境応用化学科
61200128 小野田 一成 オノダ イツセイ 20年カリ工学部環境応用化学科
61200285 土谷 修史 ツチヤ シユウト 20年カリ工学部環境応用化学科
61200340 中田 三智 ナカタ ミサト 20年カリ工学部環境応用化学科
61200393 橋口 大輝 ハシグチ タイキ 20年カリ工学部環境応用化学科
61200465 光 遼太朗 ヒカリ リヨウタロウ 20年カリ工学部環境応用化学科
61200562 矢野 海竜 ヤノ カイリ 20年カリ工学部環境応用化学科
62190033 磯 祐有樹 イソ ユウキ 19年カリ工学部社会環境システム工学科
62190079 桟 一馬 カケハシ カズマ 19年カリ工学部社会環境システム工学科
62190404 樋口 公大 ヒグチ コウダイ 19年カリ工学部社会環境システム工学科
62200228 倉山 千穂 クラヤマ チホ 20年カリ工学部社会環境システム工学科
62200242 佐藤 淳也 サトウ ジユンヤ 20年カリ工学部社会環境システム工学科
62200280 月足 天衣 ツキアシ メイ 20年カリ工学部社会環境システム工学科
62200435 馬庭 雄飛 マニワ ユウヒ 20年カリ工学部社会環境システム工学科
62200529 山崎 葉月 ヤマサキ ハヅキ 20年カリ工学部社会環境システム工学科
62200543 山田 尚賢 ヤマダ シヨウケン 20年カリ工学部社会環境システム工学科
63180130 柄澤 佑太 カラサワ ユウタ 18年カリ工学部環境ロボティクス学科
63190072 魚住 龍太郎 ウオズミ リュウタロウ 19年カリ工学部環境ロボティクス学科
63190146 木村 友佳 キムラ トモカ 19年カリ工学部環境ロボティクス学科
63190265 竹下 千喜 タケシタ カズキ 19年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200076 内田 裕一朗 ウチダ ユウイチロウ 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200234 古賀 亮多 コガ リヨウタ 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200245 須本 雄太 スモト ユウタ 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200319 中島 陸 ナカシマ リク 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200324 西川 輝 ニシカワ テル 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200355 藤野 祐太朗 フジノ ユウタロウ 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200410 村上 裕太 ムラカミ ユウタ 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200449 盛滿 優雅 モリミツ ユウマ 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
63200487 吉武 直哉 ヨシタケ ナオヤ 20年カリ工学部環境ロボティクス学科
64180130 川崎 健人 カワサキ ケント 18年カリ工学部機械設計システム工学科
64180340 長峯 大護 ナガミネ ダイゴ 18年カリ工学部機械設計システム工学科
64190024 荒井 貴一郎 アライ キイチロウ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190123 生越 奎太朗 オゴシ ケイタロウ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190321 竹田 蓮 タケダ レン 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190334 塚本 駿希 ツカモト シュンキ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190370 西 佑真 ニシ ユウマ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190383 貫 辰徳 ヌキ タツノリ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190408 浜崎 海平 ハマサキ カイヘイ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190435 舩越 涼太 フナコシ リヨウタ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190460 松尾 理央 マツオ リオ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64190567 渡邊 悠馬 ワタナベ ユウマ 19年カリ工学部機械設計システム工学科
64200077 WANG CHUQI オウ ソウチー 20年カリ工学部機械設計システム工学科
64200095 大橋 遼太郎 オオハシ リヨウタロウ 20年カリ工学部機械設計システム工学科
64200158 甲斐 拓海 カイ タクミ 20年カリ工学部機械設計システム工学科
64200165 甲斐 渉 カイ ワタル 20年カリ工学部機械設計システム工学科
64200222 神谷 彪 カミヤ ヒョウ 20年カリ工学部機械設計システム工学科
64200260 高 敬一郎 コウ ケイイチロウ 20年カリ工学部機械設計システム工学科
64200356 西田 大翼 ニシダ ツバサ 20年カリ工学部機械設計システム工学科
65160230 関谷 文太 セキヤ ブンタ 16年カリ工学部電子物理工学科
65180120 沖 宗樹 オキ ヒロキ 18年カリ工学部電子物理工学科
65180380 林田 滉平 ハヤシダ コウヘイ 18年カリ工学部電子物理工学科
65190502 村上 達也 ムラカミ タツヤ 19年カリ工学部電子物理工学科
65200010 岩下 大晟 イワシタ タイセイ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200038 浦野 翔大 ウラノ ショウタ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200063 大久保 敦広 オオクボ アツヒロ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200137 角谷 昂亮 カドヤ コウスケ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200162 清武 陸空 キヨタケ リクウ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200186 黒木 彩心 クロギ アヤミ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200205 児島 俊介 コジマ シユンスケ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200278 篠藤 波瑠 シノトウ ハル 20年カリ工学部電子物理工学科
65200346 津田 桃華 ツダ モモハ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200353 中島 魁耶 ナカジマ カイヤ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200371 永田 惇平 ナガタ ジユンペイ 20年カリ工学部電子物理工学科
65200506 山元 康平 ヤマモト コウヘイ 20年カリ工学部電子物理工学科
66170470 山城 克敏 ヤマシロ カツトシ 17年カリ工学部電気システム工学科
66190031 新垣 裕都 アラカキ ユウト 19年カリ工学部電気システム工学科
66190059 池畑 勇威 イケハタ ユタカ 19年カリ工学部電気システム工学科
66190127 大谷 宙 オオタニ ソラ 19年カリ工学部電気システム工学科
66190194 木田 元気 キダ ゲンキ 19年カリ工学部電気システム工学科
66190325 玉田 敬也 タマダ ケイヤ 19年カリ工学部電気システム工学科
66200084 梶谷 伶 カジタニ レイ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200099 茅嶋 義博 カヤシマ ヨシヒロ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200134 椎原 陽 シイハラ ヨウ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200226 永野 聖人 ナガノ マサト 20年カリ工学部電気システム工学科
66200239 永野 流磨 ナガノ リユウマ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200257 中山 崇瑛 ナカヤマ タカアキ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200275 西 啓太 ニシ ケイタ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200396 松原 裕貴 マツバラ ユウキ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200406 松本 佑哉 マツモト ユウヤ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200468 山口 謙志朗 ヤマグチ ケンシロウ 20年カリ工学部電気システム工学科
66200479 山口 寛人 ヤマグチ ヒロト 20年カリ工学部電気システム工学科
66200482 山田 大雅 ヤマダ タイガ 20年カリ工学部電気システム工学科
67190014 阿久根 朋香 アクネ トモカ 19年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67190113 河村 航希 カワムラ コウキ 19年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67190128 喜坂 僚太 キサカ リヨウタ 19年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67190166 斉藤 功樹 サイトウ コウキ 19年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67190261 谷合 晃誠 タニアイ コウセイ 19年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200146 押川 陵 オシカワ リヨウ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200315 高崎 球宇我 タカサキ クウガ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200379 永井 真美 ナガイ マミ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200434 穂満 晃大 ホマン コウダイ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200470 矢野 晃成 ヤノ コウセイ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200483 矢部 瑞乃 ヤベ ミズノ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200513 山本 裕也 ヤマモト ユウヤ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学
67200542 渡部 敬恭 ワタナベ ケイスケ 20年カリ宮崎大学工学部情報システム工学

南アフリカ概論(火7-8)

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トピック: 南アフリカ概論(火7-8)
時間: こちらは定期的ミーティングです いつでも

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ミーティングID: 936 7484 5286
パスコード: 4d=+CJ*a

ミーティングID: 936 7484 5286
市内番号を検索: https://miyazaki-u-ac-jp.zoom.us/u/aefBfc2vJZoom不安な人は、連絡をもらえれば、Zoomを試すのはいつでも可能です。

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では入れます。

参考資料と自己紹介のファイルは「参考ファイル」でダウンロード出来ます。→ブログ:「ノアと三太」:https://kojimakei.jp/tama→授業のページ(上か横の欄)→参考ファイル(2020年後期期)→南ア概論(火7-8)→授業のページと同様に、ユーザー名とパスワードで入れます。

次は①テキスト、②資料、③詳しく授業について、④再度課題について

①テキスト

* テキストは生協に置いてもらってるんで、買ってや。760円です。配るプリントが多いので、事務の人にも迷惑をかけてたんで、20万ほど持ち出して再版しました。退職前に農学部と教育文化学部1年生を対象にやってた共通教育科目「アフリカ文化論」(300人ほどの希望者があり、150人に人数を制限させてもらってやってました。)を元に本にしました。残り部数が少ないので、品切れの場合は僕に連絡してや。

②資料

資料は「2020後南アフリカ資料①」のワードファイルを 参考ファイルに置いてるのでダウンロードして、毎回授業に持って来てや。対面授業の時は、毎回印刷して配ります。ま、対面が始まってもオンラインに戻る可能性も高いけどねえ。

1:SOWETO GOSPEL CHOIR/2:南アフリカの最近の音楽とDVD, CDについてのコメント/3:南アフリカについての用語解説/4:The Struggle for South Africa/5:A Chronology of South Africa/6:アレックス・ラ・グーマの遺した『まして束ねし縄なれば』、ニュー・エイジ/7:南アフリカ文学、南ア女性作家/8:遠い夜明け、ドナルト・ウッズ、デンゼル・ワシントン/9:コシシケレリアフリカ/10:「アフリカの蹄」、エイズと『アフリカの瞳』、帚木蓬生/11:名誉白人/12:My stay in Harare, 1992/13:アフリカは遠かった・ジンバブエの旅

印刷したプリントが欲しいときは連絡してもらえれば、印刷して研究室の前に置こうとは思うけど、今は松葉杖状態なので、よくなったら、でええやろか。研究室は教育棟328。教育棟正面から向かって左側(東側)3階です。

③詳しく授業について

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。その順番で行こうと思っています。

授業自体がどうなるか先行きはわからないけど、すべてオンラインの可能性が高いと想定して、大まかな予定を考えました。

<あくまで予定>

<1回目> 授業概要・自己紹介・南アフリカについて知ってること(アウトブレイクセッション)

<2~14回目> ①ヨーロッパアフリカ人から土地を奪い、課税し、安価な労働力と搾取する一大機構を作り、やがてはひとつの連立国南アフリカ連邦を創成、②オランダ人主導のアパルトヘイト政権で更に搾取体制を強化、アフリカ人も抵抗、③アフリカ人の抵抗運動と日本人の関わり

<15回目> まとめ

④再度課題について

<課題について>

課題は、12月22日(火、11回目)に、印刷物の形で提出して下さい。早くてもOKです。定期試験に代わるものなので、未提出の場合は未受験扱いです。期日は厳守。オンラインの時はWebClassに提出。授業でも確認します。

<エセイについて>

 エセイは自分で仮説を立てて論述的に書く科学的な論証文です。感想文ではなく、立てた仮説を客観的に論証するもので、仮説の設定の仕方、着眼点や洞察力、問題の取り上げ方や分析の仕方、論証の仕方や表現の仕方などによってレベルが決まります。

 まず、「~は~である」という仮説を立てて、それを資料など(個々の事実)を使って科学的に、論理的に証明していく具体的な例をひとつ。平和について、アフリカとエイズ、南アフリカとアパルトヘイトといった大きなテーマでは、一生かかっても論証出来ませんから、たとえば、「作田信がネオ・タウに突然殴られたのも仕方がない」というような小さな仮説を立てて論証して行く方が説得力があります。誰が読んでも納得できる、読んでなるほどなあ、と感心するものが一番やと思います。

一番多い勘違いは、調べたものをコピーぺーストして並べる、やと思います。資料は必要に応じて集めます。どの資料を拠り所にするか、どの資料を選ぶかも大事です。課題図書も資料の一つです。 折角の機会ですから、個々の事実を使って論理的にある仮説を論証する、というのをやってもらいたいと思います。

どうしてもエセイが書けない時は、課題図書を1冊以上を読んでの感想文でも可、とするね。

Covid 19について

誰も予想しなかった事態になっているけど、終息には時間がかかりそうやし、まだこれからスペインやアメリカのような事態になる可能性も大いにあると思います。ただ、ものは考えようで、かつてのペストやスペイン風邪のようにな脅威的な状況は、とても大切な経験になるかも知れないんで、歴史から、いろいろ学べるとええね。

ウェブの情報は玉石混合やけど、すっとこちらに伝わってくるのも時々。三つほどすとんと心に落ちました。読んで、自分で判断してや。なぜオンライン授業をする事態になってるのかなども含めて。今一度チェックを。

「これで『軽症』と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記」(入院患者の手記はなかなか)

「『とっとと感染しちまえ』 京大准教授、ツイートの思い」

「日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言」(アメリカで医者になった日本の人の手記も本気度が伝わって来るね)

クラス名簿(Zoomではある方がよさそうやから、学生支援課でもらったファイルからコピーしたよ。)

2020年後期 クラス名簿(40名)(2020年9月24日現在)

46190086 円田 未夢 エンダ ミユ 教育学校小中一貫小主免(数学) 2年生
46190172 佐々田 真帆 ササダ マホ 教育学校小中一貫小主免(数学) 2年生
46190213 澤田 京佳 サワタ キヨウカ 教育学校小中一貫小主免(国語) 2年生
46190228 下薗 和真 シモゾノ カズマ 教育学校小中一貫小主免(保体) 2年生
46190417 南 颯香 ミナミ フウカ 教育学校小中一貫小主免(英語) 2年生
46190484 山本 千流 ヤマモト セナ 教育学校小中一貫小主免(保体) 2年生
46190514 淺海 碧 アサミ ミドリ 教育学校小中一貫中主免(理科) 2年生
46190532 池内 優斗 イケウチ ハアト 教育学校小中一貫中主免(保体) 2年生
48190013 岩尾 清花 イワオ サヤカ 教育学校発達支援(子ども理解) 2年生
48190028 折田 和泉 オリタ イズミ 教育学校発達支援(子ども理解) 2年生
48190066 日高 涼菜 ヒダカ スズナ 教育学校発達支援(子ども理解) 2年生
48190077 藤田 和佳 フジタ ノドカ 教育学校発達支援(子ども理解) 2年生
48190080 三木 稜也 ミキ リヨウヤ 教育学校発達支援(子ども理解) 2年生
50190032 新井 静 アライ シズカ 農学部植物生産環境科学科 2年生
50200018 青木 咲樹 アオキ サキ 農学部植物生産環境科学科 1年生
51190356 原谷 日菜 ハラタニ ヒナ 農学部森林緑地環境科学科 2年生
54200106 伊東 励 イトウ レイ 農学部畜産草地科学科 1年生
54200210 柿田 英希 カキタ エイキ 農学部畜産草地科学科 1年生
54200287 國本 怜奈 クニモト レイナ 農学部畜産草地科学科 1年生
61180180 亀川 凌太 カメガワ リヨウタ 工学部環境応用化学科 3年生
61190232 佐藤 未唯 サトウ ミユ 工学部環境応用化学科 2年生
61190346 谷口 愛里沙 タニグチ アリサ 工学部環境応用化学科 2年生
61200177 清川 昌吾 キヨカワ シヨウゴ 工学部環境応用化学科 1年生
61200403 長谷川 雄大 ハセガワ ユウタ 工学部環境応用化学科 1年生
63200027 飯山 貴冬 イイヤマ タカト 工学部環境ロボティクス学科 1年生
63200463 山川 健伸 ヤマカワ ケンシン 工学部環境ロボティクス学科 1年生
64190228 小林 恵土 コバヤシ ケイト 工学部機械設計システム工学科 2年生
65190115 大庭 卓真 オオバ タクマ 工学部電子物理工学科 2年生
65190256 鹿摩 周平 シカマ シユウヘイ 工学部電子物理工学科 2年生
65200232 齊藤 悠人 サイトウ ユウト 工学部電子物理工学科 1年生
65200296 諏訪 亮成 スワ リヨウセイ 工学部電子物理工学科 1年生
66180390 廣嶋 走也 ヒロシマ ソウヤ 工学部電気システム工学科 3年生
66200183 田村 竜佑 タムラ リユウスケ 工学部電気システム工学科 1年生
66200288 西川 遼 ニシカワ リヨウ 工学部電気システム工学科 1年生
66200343 久松 篤生 ヒサマツ アツキ 工学部電気システム工学科 1年生
66200420 溝口 幸輝 ミゾグチ コウキ 工学部電気システム工学科 1年生
67180010 井ノ又 公介 イノマタ コウスケ 工学部情報システム工学科 3年生
67180080 北村 圭佑 キタムラ ケイスケ 工学部情報システム工学科 3年生
67180230 立山 魁人 タチヤマ カイト 工学部情報システム工学科 3年生
67200276 塩川 諄 シオカワ ジユン 工学部情報システム工学科 1年生

南アフリカ概論(木7-8)

(1)1回目授業案内

選択してくれてありがと。いっしょに楽しくやってこ。1回目の授業10月1日(木)3:15~4:4590分。3時まで授業があるけど、10分前くらいから参加出来るように準備しときます。

小島けい画カレンダーの原画です。

先ずは↓

Zoom案内、②自己紹介のファイル提出、③Zoomの連絡網作成依頼、④再度ブログの案内

Zoom案内

予め、zoom アプリをインストールして下さい。パソコン、タブレット端末、スマートフォンのいずれかがあれば参加が可能です。参考までに、インストールの仕方を紹介したサイトです。
→https://zoom.nissho-ele.co.jp/blog/manual/zoom-install.html

zoomアプリのインストールの際は、アカウントの名前の設定を学籍簿の名前で設定して下さい。例: 鈴木太郎(スズキタロウ)

一斉送信でも送りましたが、このクラスの招待状を貼っておきます。↓

……………………………………………………………………………………………………..

Yoshiyuki Tamadaさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。

トピック: 南アフリカ概論(木7-8)
時間: こちらは定期的ミーティングです いつでも

Zoomミーティングに参加する
https://miyazaki-u-ac-jp.zoom.us/j/98929430074?pwd=WHZ1bGNOTlZBYjlRV2puQk8vb0tEdz09

ミーティングID: 989 2943 0074
パスコード: 1n%5.q8k

ミーティングID: 989 2943 0074
市内番号を検索: https://miyazaki-u-ac-jp.zoom.us/u/abEoWowc4d
Zoom不安な人は、連絡をもらえれば、Zoomを試すのはいつでも可能です。

………………………………………………………………………………………………………

Zoomをスマホでする人へ

Zoomをスマホでする人が発表するのに使うスマートフォン版のPowerPoint等を調べてくれた人が、スマートフォンの方からWord文書を作成して送ってくれました。(メール添付で送ります。)
「利用するにはMicrosoftのアカウントが必要となるようです。
アカウント登録やアプリのインストールは無料で行うことができます。
無料版のままですと少々機能制限があるようなのですが、基本的には問題なく使用できると思います。zoom上で予め動作確認をする必要がありますが、発表も可能だと思われます。」ということでした。

②自己紹介のファイル提出

一斉送信で書いたけど、まだの人は、授業の初日までに「自己紹介」のファイルを参考ファイルからダウンロードして記入しメールに添付して送ってや。

③Lineの連絡網作成依頼

大学のメールは確認が遅いし、見落とす人もいるんで、このクラス専用のLineの連絡網があると助かります。誰か作ってくれへんかな。作ってくれる人はメールしてや。何人かで協力してもらうのがええかも。

④再度ブログの案内

blog「ノアと三太」https://kojimakei.jp/tama/

メニュー→授業について→2020年後期→南アフリカ概論(木7-8)
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では入れます。

参考資料と自己紹介のファイルは「参考ファイル」でダウンロード出来ます。→ブログ:「ノアと三太」:https://kojimakei.jp/tama→授業のページ(上か横の欄)→参考ファイル(2020年後期期)→南ア概論(木7-8)→授業のページと同様に、ユーザー名とパスワードで入れます。

次は①テキスト、②資料、③詳しく授業について、④再度課題について

①テキスト

* テキストは生協に置いてもらってるんで、買ってや。760円です。配るプリントが多いので、事務の人にも迷惑をかけてたんで、20万ほど持ち出して再版しました。退職前に農学部と教育文化学部1年生を対象にやってた共通教育科目「アフリカ文化論」(300人ほどの希望者があり、150人に人数を制限させてもらってやってました。)を元に本にしました。残り部数が少ないので、品切れの場合は僕に連絡してや。

②資料

資料は「2020後南アフリカ資料①」のワードファイルを 参考ファイルに置いてるのでダウンロードして、毎回授業に持って来てや。対面授業の時は、毎回印刷して配ります。ま、対面が始まってもオンラインに戻る可能性も高いけどねえ。

1:SOWETO GOSPEL CHOIR/2:南アフリカの最近の音楽とDVD, CDについてのコメント/3:南アフリカについての用語解説/4:The Struggle for South Africa/5:A Chronology of South Africa/6:アレックス・ラ・グーマの遺した『まして束ねし縄なれば』、ニュー・エイジ/7:南アフリカ文学、南ア女性作家/8:遠い夜明け、ドナルト・ウッズ、デンゼル・ワシントン/9:コシシケレリアフリカ/10:「アフリカの蹄」、エイズと『アフリカの瞳』、帚木蓬生/11:名誉白人/12:My stay in Harare, 1992/13:アフリカは遠かった・ジンバブエの旅

印刷したプリントが欲しいときは連絡してもらえれば、印刷して研究室の前に置こうとは思うけど、今は松葉杖状態なので、よくなったら、でええやろか。研究室は教育棟328。教育棟正面から向かって左側(東側)3階です。

③詳しく授業について

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。その順番で行こうと思っています。

授業自体がどうなるか先行きはわからないけど、すべてオンラインの可能性が高いと想定して、大まかな予定を考えました。

<あくまで予定>

<1回目> 授業概要・自己紹介・南アフリカについて知ってること(アウトブレイクセッション)

<2~14回目> ①ヨーロッパアフリカ人から土地を奪い、課税し、安価な労働力と搾取する一大機構を作り、やがてはひとつの連立国南アフリカ連邦を創成、②オランダ人主導のアパルトヘイト政権で更に搾取体制を強化、アフリカ人も抵抗、③アフリカ人の抵抗運動と日本人の関わり

<15回目> まとめ

④再度課題について

<課題について>

課題は、12月17日(11回目)に、印刷物の形で提出して下さい。早くてもOKです。定期試験に代わるものなので、未提出の場合は未受験扱いです。期日は厳守。オンラインの時はWebClassに提出。授業でも確認します。

<エセイについて>

 エセイは自分で仮説を立てて論述的に書く科学的な論証文です。感想文ではなく、立てた仮説を客観的に論証するもので、仮説の設定の仕方、着眼点や洞察力、問題の取り上げ方や分析の仕方、論証の仕方や表現の仕方などによってレベルが決まります。

 まず、「~は~である」という仮説を立てて、それを資料など(個々の事実)を使って科学的に、論理的に証明していく具体的な例をひとつ。平和について、アフリカとエイズ、南アフリカとアパルトヘイトといった大きなテーマでは、一生かかっても論証出来ませんから、たとえば、「作田信がネオ・タウに突然殴られたのも仕方がない」というような小さな仮説を立てて論証して行く方が説得力があります。誰が読んでも納得できる、読んでなるほどなあ、と感心するものが一番やと思います。

一番多い勘違いは、調べたものをコピーぺーストして並べる、やと思います。資料は必要に応じて集めます。どの資料を拠り所にするか、どの資料を選ぶかも大事です。課題図書も資料の一つです。 折角の機会ですから、個々の事実を使って論理的にある仮説を論証する、というのをやってもらいたいと思います。

どうしてもエセイが書けない時は、課題図書を1冊以上を読んでの感想文でも可、とするね。

Covid 19について

誰も予想しなかった事態になっているけど、終息には時間がかかりそうやし、まだこれからスペインやアメリカのような事態になる可能性も大いにあると思います。ただ、ものは考えようで、かつてのペストやスペイン風邪のようにな脅威的な状況は、とても大切な経験になるかも知れないんで、歴史から、いろいろ学べるとええね。

ウェブの情報は玉石混合やけど、すっとこちらに伝わってくるのも時々。三つほどすとんと心に落ちました。読んで、自分で判断してや。なぜオンライン授業をする事態になってるのかなども含めて。今一度チェックを。

「これで『軽症』と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記」(入院患者の手記はなかなか)

「『とっとと感染しちまえ』 京大准教授、ツイートの思い」

「日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言」(アメリカで医者になった日本の人の手記も本気度が伝わって来るね)

クラス名簿(Zoomではある方がよさそうやから、学生支援課でもらったファイルからコピーしたよ。)

2020年後期 クラス名簿(39名)(2020年9月24日現在)

46190550 長瀬 樹潤 ナガセ ミキヒロ 教育学校小中一貫中主免(社会) 2年生
50200061 乾 公平 イヌイ コウヘイ 農学部植物生産環境科学科 1年生
50200203 後藤 啓貴 ゴトウ ヒロキ 農学部植物生産環境科学科 1年生
50200434 三浦 慶斗 ミウラ ケイト 農学部植物生産環境科学科 1年生
51200145 岡田 優奈 オカダ ユウナ 農学部森林緑地環境科学科 1年生
51200396 橋本 凪咲 ハシモト ナギサ 農学部森林緑地環境科学科 1年生
53190057 岡本 姿月 オカモト シヅキ 農学部海洋生物環境学科 2年生
54180550 村上 友斗 ムラカミ ユウト 農学部畜産草地科学科 3年生
54180624 大野 篤太 オオノ アツタ 農学部畜産草地科学科 3年生
54190157 小野 純平 オノ ジュンペイ 農学部畜産草地科学科 2年生
54190207 川口 奏 カワグチ カナデ 農学部畜産草地科学科 2年生
54190522 藤田 真由子 フジタ マユコ 農学部畜産草地科学科 2年生
54200069 池田 麗 イケダ ウララ 農学部畜産草地科学科 1年生
55190147 金野 琉聖 コンノ リュウセイ (農)獣医 2年生
55190266 松岡 瑞穂 マツオカ ミヅホ (農)獣医 2年生
61180530 山田 祐斗 ヤマダ ユウト 工学部環境応用化学科 3年生
61190063 岩切 一真 イワキリ カズマ 工学部環境応用化学科 2年生
61190191 古谷 航大 コタニ コウダイ 工学部環境応用化学科 2年生
61200014 荒木 愛斗 アラキ マナト 工学部環境応用化学科 1年生
62200185 川崎 大 カワサキ ダイ 工学部社会環境システム工学科 1年生
63200094 浦川 大和 ウラカワ ヤマト 工学部環境ロボティクス学科 1年生
63200216 黒木 雅人 クロキ マサト 工学部環境ロボティクス学科 1年生
64180450 古川 陽仁 フルカワ ハルト 工学部機械設計システム工学科 3年生
64190062 上山 翔大 ウエヤマ シヨウタ 工学部機械設計システム工学科 2年生
64190190 木村 一平 キムラ イツペイ 工学部機械設計システム工学科 2年生
64190242 小松 倫太郎 コマツ リンタロウ 工学部機械設計システム工学科 2年生
64190277 嶋村 悠 シマムラ ユウ 工学部機械設計システム工学科 2年生
64190352 那須 智彬 ナス トモアキ 工学部機械設計システム工学科 2年生
64200189 数森 皓太 カズモリ コウタ 工学部機械設計システム工学科 1年生
64200536 山川 里玖 ヤマカワ リク 工学部機械設計システム工学科 1年生
65180230 酒井 将道 サカイ マサユキ 工学部電子物理工学科 3年生
65200119 尾崎 天哉 オザキ タカヤ 工学部電子物理工学科 1年生
65200229 小溝 睦 コミゾ トモ 工学部電子物理工学科 1年生
65200447 牧ノ瀬 開人 マキノセ カイト 工学部電子物理工学科 1年生
66180270 武吉 慧史朗 タケヨシ ケイシロウ 工学部電気システム工学科 3年生
67190254 田尻 航晟 タジリ コウセイ 工学部情報システム工学科 2年生
67190364 西尾 吉平 ニシオ キツペイ 工学部情報システム工学科 2年生
67200047 諫山 あやね イサヤマ アヤネ 工学部情報システム工学科 1年生
67200171 川越 彪雅 カワゴエ ヒヨウガ 工学部情報システム工学科 1年生

2010年~の執筆物

アングロ・サクソン侵略の系譜18:「アフリカ系アメリカの歴史」

アフリカの歴史の次は、アフリカ系アメリカの歴史の拠り所についてです。リチャード・ライトの小説を興奮して読みながら、小説を理解するためにはアフリカ系アフリカ人が辿った歴史を辿るなかでその必要性を感じました。

「アングロ・サクソン侵略の系譜17: アフリカの歴史」続モンド通信20、2020年7月20日)

リチャード・ライト(小島けい画)

もちろん、アフリカ系アメリカの小説を理解するために始めたわけですから、本格的な歴史書、ハーバード大学でアフリカ系アメリカ人として初めて博士号を取ったCarter G. WoodsonのThe Negro in Our History (1922)ゼミの担当者貫名さんが十年かけて翻訳されたWilliam Z. FosterのThe Negro in An American History (1954)(『黒人の歴史―アメリカ史のなかのニグロ人民』、大月書店、1970年)シカゴ大学の歴史学者John Hope FranklinのFrom Slavery to FreedomA History of Negro Americans (1980)などを先ず読むべきだったのでしょうが、私が拠り所にしたのは、①ラングストン・ヒューズの“The Glory of Negro History”、 ②ライトの12 Million Black Voices、③マルコム・リトゥルのMalcolm X on Afro-American History④アレックス・ヘイリーのRootsと⑤それを基に作られたテレビ映画「ルーツ」、それと⑥本田創造さんの『アメリカ黒人の歴史』でした。

  • “The Glory of Negro History”

“The Glory of Negro History” (1964年)はラングストン・ヒューズ(Langston Hughes, 1902-1967)が物語った詩人の歴史です。アメリカにアフリカ人が連れて来られるようになった頃から公民権運動が始まる頃くらいまでの詩人から見た民衆の物語です。詩人らしく、自らが朗読してレコード(LP)も出しています。当時生存中の著名人にも演奏や朗読を依頼して花を添えている貴重な歴史資料でもあります。

文化として黒人が受け継いできたスピリチュアルズ、ブルース、ジャズなどを盛り込み、そのレコードをウッドスン博士に献じました。

ヒューズとも親交のあった古川博巳さんが註をつけて、南雲堂から出されていた大学用のテキストを5年ほど、映像などといっしょに教養の英語の時間に使い、ヒューズの朗読も教室でくり返して聴きました。民衆に寄り添った詩人の肉声は、後の世の人への素敵な贈り物だと実感しながら聴いていました。マルコム・リトゥルなどが痛烈に批判したNegroが表題に使われてはいますが、死ぬまでハーレムを去らなかった詩人らしく、民衆の中に根ざしたアフリカから連れて来られた人たちの子孫の「栄光」の歴史です。

  • 12 Million Black Voices

詩人の“The Glory of Negro History”と併せて、小説家リチャード・ライト(Richard Wright, 1908-1960)の12 Million Black Voices(『1200万の黒人の声』、1941)も拠り所となりました。『アメリカの息子』(Native Son, 1940)と自伝的スケッチ『ブラック・ボーイ』(Black Boy, 1945)の谷間にあって知名度は高くないのですが、なかなかの力作です。

少数の支配者層に搾取され、虐げられ続けてきた南部の小作農民と北部の都市労働者に焦点を絞り、エドウィン・ロスカム編の写真をふんだんに織り込んだ「ひとつの黒人民衆史」です。

「リチャード・ライトと『千二百万人の黒人の声』」(「黒人研究」第56号50-54頁、1986年)

  • Malcolm X on Afro-American History

Malcolm X on Afro-American History は、1981年にニューヨーク公立図書館のハーレム分館に行った帰りに立ち寄ったアフリカ系アメリカとアフリカの専門店リベレーションブックストアで見つけたもので、前回紹介したThe Struggle for Africaと共に貴重な拠り所になりました。

「アングロ・サクソン侵略の系譜3:『クロスセクション』」続モンド通信3、2019年2月20日)

公民権運動の指導者マルコムが4回シリーズで語ったアフリカ、アフリカ系アメリカの歴史で、4回目の途中に暗殺されましたので、未完のままです。白人支配の体制に闘いを挑む前に、先ず自己意識の変革の必要性を説き、アメリカ黒人の歴史についての話をしています。奴隷船でアフリカから連れて来られる以前に、アフリカにいかに豊かな文化があったか、いかに自分たちの祖先が優れた人々であったか、又、いかに巧妙な手段を使って白人たちが黒人に白人優位の考え方を植えつけてきたか、そして今、自分たちが何をしなければならないのかなどを語りました。「黒人歴史週間」やアメリカ黒人の呼び方「ニグロ」の欺瞞性も次のように厳しく批判してします。

なかでも、特に質の悪いごまかしは、白人が私たちにニグロという名前をつけて、ニグロと呼ぶことです。そして、私たちが自分のことをニグロと呼べば、結局はそのごまかしに自分が引っ掛かっていることになってしまうのです。……私たちは、科学的にみれば、白人によって産み出されました。誰かが自分のことをニグロと言っているのを聞く時はいつでも、その人は、西洋の文明の、いや西洋文明だけではなく、西洋の犯罪の産物なのです。西洋では、人からニグロと呼ばれたり、自らがニグロと呼んだりしていますが、ニグロ自体が反西洋文明を証明するのに使える有力な証拠なのです。ニグロと呼ばれる主な理由は、そう呼べば私たちの本当の正体が何なのかが分からなくなるからです。正体が何か分からない、どこから来たのか分からない、何があなたのものなのかが分からないからです。自分のことをニグロと呼ぶかぎり、あなた自身のものは何もない。言葉もあなたのものではありません。どんな言葉に対しても、もちろん英語に対しても何の権利も主張できないのです。[『マルコムX、アメリカ黒人の歴史を語る』 Malcolm X on Afro-American History (New York: Pathfinder, 1967), p. 15]

小島けい画

後に、自己意識の大切を説いた南アフリカのスティーブン・ビコなど、多くの人にも影響を与えた貴重な人物の一人だと思います。

・Rootsと⑤テレビ映画「ルーツ」

『ルーツ』(Roots, 1976)はアレックス・ヘイリー(Alex Haley, 1921~1992)が自分の祖先を七世代遡って小説にまとめたもので、翌年にはテレビ化され、各国で翻訳もされて世界的に反響を呼びました。

30周年記念DVD版の表紙

17歳だった1767年に奴隷狩りに遭い、アメリカ大陸に連れて来られた祖先クンタ・キンテの名前を、村の歴史を継承する語り部グリオ(griot)の口から聞くために、西アフリカガンビアの小さなジュフレ村を訪れています。

私はテレビ放送があった頃は見ていませんが、1980年代半ば頃に非常勤講師としてお世話になった大阪工業大学のLL(Language Laboratory)教室でダビングしてもらいました。孫テープの画質はよくないですが、今となっては貴重な資料です。2007年に30周年記念版のDVDは映像も鮮明ですが、一部(クンタ・キンテの誕生から、奴隷解放がテネシー州に落ち着くまで)だけで、それ以降の2部は含まれていません。どちらも、今は映像ファイルに化けて、英語の授業で大活躍です。

Roots, 1976

安岡章太郎訳日本語版上

安岡章太郎訳日本語版下

本田創造さんの『アメリカ黒人の歴史』(岩波新書、1964年)も拠り所の一つになりました。黒人研究の会の例会で一度だけ本田さんのお話を伺ったことがあります。大学で私のゼミの担当者だった貫名義隆さんが誘われたようで、当時は一橋大学の教授だったと思います。

黒人研究の会は貫名さんが1954年に神戸市外国語大学の同僚を中心に、中学や高校の教員や大学院生とともに始めた「黒人の生活と歴史及びそれらに関連する諸問題の研究と、その成果の発表を目的とする」(会報「黒人研究」第1巻第1号1956年10月)小さな研究会です。例会での『アメリカ黒人の歴史』の評判は上々でした。同じ頃出版された猿谷要さんの『アメリカ黒人解放史』(サイマル出版会、1968年)も研究会で話題にのぼりました。当時東京女子大教授で、NHKにも出演して有名だったようですが、本田さんの本とは対照的に、研究会での評判は散々だったと記憶しています。

「アングロ・サクソン侵略の系譜8:『黒人研究』」続モンド通信10、2019年9月20日)

1619年8月に植民地労働力としてアメリカ最初のアフリカ黒人が、1620年11月にイギリス軍艦をともなったオランダ船が、どちらもヴァージニアのジェームズタウンに来たことを指摘して書いた「アメリカ最初の代議制議会の誕生という民主主義的なもののはじまりと、アメリカ最初の黒人奴隷の輸入、すなわち生身の人間を動産とする黒人奴隷制度という非民主主義的なもののはじまりとが、同じ時に、同じ場所で、同じ人間によってなされたことのアメリカ史の皮肉である」という書き出しは印象的でした。

その後、奴隷制を基に発展していくアメリカを、南部戦争→再建期→反動→公民権運動を丁寧に辿り、わかり易く書かれています。1991年に改訂新版(新赤版)が出て、今も岩波新書「アメリカ黒人の歴史」は読み継がれているようです。

『アメリカ黒人の歴史』

アメリカの歴史に関しては、英文書Africa and its Descendantsの3章を軸に、4回に分けて書きました。↓

「アフリカ系アメリカ小史①奴隷貿易と奴隷制」「モンド通信 No. 67」(2014年3月10日)

「アフリカ系アメリカ小史②奴隷解放」「モンド通信 No. 68」(2014年4月10日)

「アフリカ系アメリカ小史③再建期、反動」「モンド通信 No. 69」(2014年5月10日)

「アフリカ系アメリカ小史④公民権運動」「モンド通信 No. 70」(2014年6月10日)

(宮崎大学教員)