授業

Zoomトーイック:2021年9月11日

<やった内容> Part 7 (reading)の4問(181-185, 186-190, 191-195, 196-200)。

今日は最初に金のフレーズ⑥の10題(401-410)をパワーポイントを使ってチェックしました。次回10題を日本語を言うんで英語で言えるようにしときや。ファイル置き場に⑥~⑨、⑫、⑭をzipで置いときます。⑨は730点レベル、⑫は860点レベル、⑭は990点レベルの補足でまとめてくれてるので、繰り返しやるとスコアを上げると、英語の底上げに役に立つと思います。次回は⑥の20題(411-430)をパワーポイントで作っとくね。

* 次回はPart 7②(全部は行かんやろけど、行けるとこまで)とPart 4 ①(行けたら②③くらいまで)、どちらも1時間ずつ、でどうやろ?

* 地域資源の人は後期のトーイック試験の日程に合わせて、どこどこをやったんで、そこをお願いしますと、2,3日前にメールをくれれば、たぶん日時を合わせて個別に対応するけけどね。

* 大野くんは初めて試験を受けたらしいけど、どうやった?650はいけそうか?

* 僕の近況はホームページ→「ノアと三太」でもブログ→「ノアと三太」の「つれづれに」を書いてるけど、書くことより、基本的な生活をするのに精いっぱい、きちんと食べるとか、歩くとか眠るとか。どの要素が欠けても、いろいろ支障が出るからねえ。ちょっと前に72になったから、人の話を聞いてると、これからいよいよ大変になるみたいやから。

* この前、高校の時に僕が担任で出会った人から見事な葡萄が送られて来て。28くらいやったと思うから、ずいぶんと前やな。本人も心臓にステントを入れて、ニトログリセリンを持ち歩いて、いつ死んでもおかしくないと、何年か前に、息子さんが東京に行く前にと、突然宮崎まで来てくれて。その母親が少し前に自分もわからなくなって入院して妹と一週間付きっ切りで看病して、大喧嘩したようで。おやじさんももうすぐ90、そんな話を聞くと、そのうちひとごとではなくなるんやろな、と思えてくるね。その前に、今15歳の母親と14歳の二匹の猫ちゃんも看取らなあかんし。工学部のキャンパスでガリガリの親猫を見つけて家に連れて帰ってきたとき、その先20年も世話するなんて、考えもしてなかったけど、拾うということはそういうことなんやろな。あと何匹飼えるかは、ねこの場合、ひとねこ、ふたねこ、という数え方をすると誰かが言ってたけど、僕らはもうひとねこも無理やねえ。若いみんなは、そんなこと考えたことないんやろけど。

そう考えると、去年の授業からの成り行きで続けてるZoomトーイック、やれてるだけで、奇跡かもなあ。大事にしぃや。それと、成果も出しや。

<参加出来なかった人:KIM Meereu、得能万里奈、内田裕一朗、大野和輝、山田大雅>

つれづれに

つれづれに: 烏瓜2

手前が大根、奥手が鞘オクラ

もうすぐ十月の半ばになるが、暑い毎日が続いている。さすがに30度まではいかないが、日中の陽ざしは強いままだ。金木犀が香りが、まだ漂って来ない。しかし、朝晩の気温が下がっているせいか、ブロッコリーも大根も順調で、冬野菜の季節到来である。下の方に熱帯低気圧が三つ発生しているようだが、来ないことを祈るしかない。

ブロッコリー、年内には採れそうである

この時期、何もしなければブロッコリーも大根も虫にやられて跡形もないが、せっせと希釈した酢を撒いてるからだろう。大きな虫も何匹か潰した。そのままにしておけば、数日で筋だけになる。ブロッコリーも大根も寒冷野菜、気温が下がるにつれて勢いが増している。季節が移っているということだろう。明日から四、五日雨の日が続くようだから、前に種を蒔いた分の胡瓜と鞘オクラの植え替えようと思っているが、植えたのちに大きくなるかどうか。もう少し早く種まきをした方がいいのかも知れない。少し前に蒔いたリーフレタスと小葱が芽を出しているので、ある程度大きくなったら植え替える予定、どちらも植え替えで枯れることは少ないが、この気温だと少し心もとない。

手前の色が薄いのが胡瓜、奥が南瓜(陽が当たるように一両日中に柵から外す予定)

烏瓜の続編である。思っていた以上にカレンダーや本に使われていて絵が残っていたので、一度では紹介し切れなかった。

前に紹介した本の表紙絵(→「烏瓜」、9月23日)以外にも、3冊の本に使われている。

『燃え落ちた軍艦旗』

『立ちこゆる文学』

「汝が心告れ」

最後の本は全国版らしい。押川さんはわりと有名な人だと聞いた。このようにワンポイントで入れると、効果的なようだ。上の烏瓜の画像の青い実もそうらしい。赤や青の実を見つけてくるのも私の役目、あちこち探し回った。この手の実は、大体毎年同じところに実をつけるので、一度見つければいつでも手に入る。一番勢いのいい時に摘めるかどうかだけである。蔦の鮮やかな紅葉も探した。その葉をつかった絵である。紅葉の色合いがいい。小さかった家のぴのこと描いた。もう15歳になっている。高原の個展で売れた絵の一枚で、評判はよかった。とくに、係員の方が気に入って下さって、知らない間に、売約済みの小さな赤い印をつけていたほどである。↓

クリカレ「私の散歩道~犬・猫・ときどき馬~」2010年11月

最初は花カレンダーで出発、最初の何年かは地元の企業が採用してくれ、烏瓜を気に入ってくれたようである。2冊か3冊サンプルが送られてきたので、画像にした。次は葛か秋桜か。

つれづれに

つれづれに: 通草7

飯島光孝『朝、はるかに』(1993/4/3)

あけびの最終回で、本の表紙絵である。

表紙絵を描いた本が最初に出たのは1989年1月25日である。宮崎に来たのがその前の年の3月の末だから、引っ越してしばらくしてから本の表紙絵の誘いがあったことになる。それまでは、職場の人と二人展をしたり、神戸の伊川寛さんの教室に通っていた人たちがやっていたグループ展に参加したり、市展に応募したりするくらいだったので、表紙絵の誘いは有難かった。

明石市展で審査賞をらった油絵

カレンダー「私の散歩道2019~犬・猫ときどき馬~」12月

最後の本が出たのが2005年の4月なので、17年も描かせてもらったことになる。最初はその時に描いていた花を使うことも多かったが、そのうちいろいろ注文の幅も広がった。大抵は自費出版の本が多かったようだが、高校演劇のシリーズや地方の歴史などもあった。表紙絵にはならなかったが、一時は↓のような絵も描いた。深い縄文の森をイメージして、とか難しいのもあった。

出版された本の一覧→「本の装画・挿画一覧」(門土社)

あけびの表紙絵もその流れで描いたもので、結局思っていたよりも少なく2冊だけだった。

村越一哲『幻の東京オリンピック』(2000/12/2)

 あけびについて7回も書くとは思ってなかったが、それだけあけび探しに時間をかけたということだろう。あけびの画像を探しているときに、カレンダーにも本にも烏瓜を思っていた以上に使っているのに気がついた。→「烏瓜」(9月23日)で紹介した本の表紙絵以外にも表紙絵やカレンダーに絵が残っている。烏瓜以外にも葛やコスモスも描いていた。次回は烏瓜2、あたりか。

つれづれに

つれづれに: 通草6

大分の飯田高原での個展(→九州芸術の杜)でも何度か持って行って、あけびの絵を展示した。画廊が広かったこともあり、毎年60枚ほど見てもらっていたと思う。荷造りも運ぶのもなかなか大変だった。東京に場所を移してからは、スペースの関係もあり、前年度に描いたものにそれまでのものを少し足して、という感じの展示である。去年はコロナ騒動で中止せざるを得なかったが、今年は金土日の3日間、去年観てもらえなかった絵を展示する予定である。→「小島けい2021年個展案内」

カレンダーの中にもあけびの絵が残っている。

息子が東京のビッグサイトに字に絵をつけた作品を出すついでに妻の絵も出していたら、カレンダーを創りませんかと長崎のオムロプリントから連絡があった。クリエイター何人かのカレンダーを創って売り出したようで、クリカレという名で宣伝していた。それぞれのトレカ(トレンディーカード)入りだった。トレカにはパンダを描いて下さいと言われた。

色々サイトを探しているとき、ちょうど教育文化学部日本語教育支援専修の修士課程で担当していた中国の留学生が「パンダは中国語で熊猫と言いますよ」と言いながら、サイトをいろいろ紹介してくれた。

有難い話で、花の絵のカレンダーを出した。東京の東急ハンズや紀伊国屋や旭屋などにも置いてもらったようである。宮崎の旭屋(昔の寿屋デパート、今はツタヤが入っている建物の1階)にはたしかに置いてあった。ただ、作った人に入るお金はほんとに雀の涙ほど、そのうえたくさんの種類のカレンダーが出ているので利益は出なかったようで、一年限りだった。そのあと、個人的なカレンダーを続けているが、アフリカ関係の本同様に、つくづく芸術関係はお金にならないことを改めて思い知らされた。そのカレンダーを創る前、妻は毎年なぐり描きの絵を描いてカレンダーを創ってくれていた。今思えば贅沢な話で、世の中に一つだけの手作りのカレンダーである。すべて残しておけばよかったのだが、そんな貴重なものだという認識はなく、使ったあとは大部分がごみ箱行きになった。幸い奇跡的に、不完全に残っているものもあって、その中に二枚あけびの絵が残っていた。当時はあけび探しの最中で、いつも家に採って来たあけびがあった。それを見ながら、紙もその辺にあるのを適当に使い、きちんと図ることもなく線を引いて、さっさと描いていた。注文を受けた絵を描くときは、丁寧に丁寧に気の済むまで時間をかける今とずいぶんとちがう。おおざっぱだが、勢いがある。やっぱり捨てずに取って置くべきだった、とつくづく思うが、後の祭りである。

クリカレを作り始めたのが2009年である。当時の状況からするともっとあけびを使っていると思っていたが、出ているカレンダーを確認してみると、あけびは一枚だけだった。大手の店舗で売る以外に、企業用のカレンダーとしても売り込んでいたようで、最初の何年かは地元長崎の会社が数件採用してくれていたようである。採用されたサンプルを2冊ずつ送ってもらえたので、2011年度の大村グリーンサービス社用の11月の分が残っている。↓

あけびについてこれほどたくさん書くとは思ってなかったが、それだけあけび探しに時間をかけたということだろう。本の表紙絵がまだ残っているので、次回7回目が最後ということになりそうである。あけびの画像を探しているときに、カレンダーにも本にも思っていた以上に烏瓜を使っているのに気がついた。葛もたくさんある。からすうり2と葛も書いておきたい。