つれづれに

つれづれに:台風一過続報

 今日は朝からきれいに晴れている。自転車で買い物に出たが、晴れて加江田の山(↑)はいつも通りだった。文字通り、一日遅れの台風一過の青空である。太陽が真東から昇り真西に沈む、昼と夜の長さが同じになる日の秋分ももうすぐである。秋分の日を中心とした一週間が秋の彼岸で、しだいに秋が深まっていくらしい。陽ざしはきついものの、風が幾分か涼しく感じられるので、秋になりそうである。

 台風一過の続報である。買い物帰りに、あちこちに咲いている彼岸花が見たくて墓地周辺や公園を自転車で通ったが、思っているイメージとは違って彼岸花はあまりなかった。崩落危険個所の近くに黄色い彼岸花が少し咲いていた。(↑)これから咲くのか、しばらく様子見である。いつも歩く散歩コースで大きな杉(↓)が倒れていた。自転車を降りて押して樹の下を通ったが、車は通れない。まだ通報してないのか、通報しても対応し切れないのか。公園では大きな樹が折れていたので、こちらは車が来て回収作業をしている途中だった。

 家の周りは木の枝や葉っぱで一杯だったので、履いてきれいにするのに少し時間がかかった。柿の葉もたくさん落ちていた。葉が多い時は大体300個くらいかなと思っていたが、大雑把に数えてみたら450~500個(↓)もありそうである。少し色付き始めたのもある。干し柿の作業がすぐに始まりそうである。

 買い物は近くの産地直売店と量販店に週に1回程度出かける。産地直売店では毎回食べる胡瓜ととまとと大根と甘酒用の米麹を、量販店ではパック入りの白飯とヨーグルトと猫の砂を買う。ひと月か二月に一回、清武の量販店と宮崎の街に出かけることもある、清武の量販店では猫の缶詰や畑用の種とか肥料とかを買っている。街ではお茶と餃子を買う。餃子は平和台(↓)で少し遠いが、神戸生まれで台湾に長いこと住んでいた人が作っていて、一番口に合っている。学生時代は強力粉で皮から拵えて毎回100人分ほど作っていたが、今は買いに行っている。公立大に非常勤に行っている時に見つけてよく買いに行っていたが、作っていた人が歳を取って、今は違う人、たぶん妹さんが同じ味の餃子を作っている。

 今のところすべて自転車で行けているが、そのうち行けなくなるかも知れない。定年退職したら食生活なども含めて生活の基本線が少し変わるかも知れないと思っていたが、大体同じ生活をしている。今日カレンダー(↓、表紙絵)が来月の7日に納品されるとメールが届いた。今年は早めに届くので、年内には届けたいと思っているが。毎年途中でぱったりと作業が止まって10人ほど去年は送れずじまいの人もいるので、去年の分も送って勘弁してもらうつもりである。カレンダーを届けるのもいつまで続けられるか。いろいろそういった項目が増えていくようである。

つれづれに

つれづれに:台風一過

畑の入り口の台風後
 台風が通り過ぎた。規模の割には被害が少なくて済んだ。18日の午後4時に、14号、中心気圧910 hPa、最大風速55 m/s (中心付近)、最大瞬間風速75 m/sと予報が出たときにはどうなるかと思ったが、畑をやられたくらい済んだ。南瓜の柵の竹が倒れ、物干しも傾いている。(台風前↓)
 夕方から10時くらいがピークで、雨と風が強かったようだが、運よく8時から10時くらいまでは寝てしまっていて、停電したのも気づかなかった。この辺りは3分程度の停電で済んだようである。ガソリンの発動機の使い方を教えてくれた人から「大丈夫ですか?こちらは朝から停電です」とメールが届いていた。月見ヶ丘に住んでると言ってたので、停電の時間の長かったところもあったようだ。とまとの柵も、もちろんやられている。

台風前

台風後

 柿はほとんど落ちていない。まだ青いし、実がたくさんで粒が小さいので、風の揺れに耐えたようである。その代わり、実がついている枝が重みでお辞儀をしている。葉っぱはだいぶ落ちたようである。京都の落柿舎は有名だが、枯れた葉っぱは長い間かかって落ちる。隣の家の人が落ち葉を嫌がるので、その時期は毎日気を遣って落ち葉を搔き集めている。

柿(台風前)

 このあとまだ台風が来そうなので何とも言えないが、このまま色付くと干し柿の作業が大変になりそうである。土日と歩けなかったので、歩くつもりでいたが、雨が降り出して出鼻を挫かれた。その時に崩壊危険個所(→「歩くコース1の④」)の様子も見られると思っていたが、明日になりそうである。台風一過は青空と対のように言葉が使われるが、朝から曇ったままで、夕方には少し雨が降った。文字通りには行かないようである。

 雨水用のポリバケツはほぼいっぱいになっているが、一番雨の激しかった時よりは降雨量は少なかったようである。西都市の河川の氾濫や三股町の崖崩れなどもあったので一概には喜べないが、予め報じられた規模の割には被害が少なかったようだ。台風が来ても何もいいことがない。あとまた続けて台風が来なければいいがと祈るばかりである。

家の中からの畑の様子

追伸:さっき自転車の運動と少しだけ歩いて来た妻が、2丁目停電してたよ、と言った。境の3丁目の家も停電しているようだ。普段はついてる街灯が全部消えていて気付いたらしい。月見ヶ丘はまだ停電が続いているらしい。毎日、充分に危ういところで生きている。

つれづれに

つれづれに:個展

 久々に猛烈な台風が北上中である。「夕方には鹿児島県・薩摩半島にかなり接近、上陸するおそれがあります」というのが最新情報である。窓の外はだいぶ雨風が強くなっている。これからまだ強くなるのか。この速度なら明日の午後には影響も和らいでいるだろうか。
昨日台風の前に、長崎からカレンダーのサンプルが届いた。妻の絵のブログに個展の案内を載せた。→「2022年個展案内」今年の表紙絵は猫の街↑(ローデンブルグ)である。

 今年も11月に東京で個展は開くものの本人はまだ行けない。感染の危険を冒してまでは行けないままである。東京の個展も10年目になる。その前は5年間大分の飯田高原の九州芸術の杜(↑)のギャラリー夢の2階に泊まり込んで個展を続けた。秋の1週間か10日ほどは、夜になると周りが真っ暗なとところで過ごした。大分は隣の県だが、やってみると行き来にずいぶんと時間がかかる。南側の高速を使って熊本から阿蘇を通って行っても、北の道路で北浦から山の中をと通って高原に行き着いても、特急で延岡まで行き、そこから急行で由布院まで行ってタクシーを使っても5時間ほどはかかる。運悪く、特急で行ったとき、由布院からのタクシーがずいぶんと遠回りをして駅から個展会場まで離れていると思い込まされてしまった。結果、宿泊期間中に夕食にもでかけられなくて難儀した。観光客をいいことに、ぼったくるタクシーの運転手も罪作りである。一度やまなみハイウェイのバスに乗ったら一駅だった。山のなかをくねくねと時間をかけて丁寧に運転したタクシー、湯布院のイメージががらりと変わってしまった。そのあと「東京の方が時間かからんのやない?」と会場を世田谷のCafe &Gallery Roomerに変えた。

2014個展案内

そのつもりでやり始めたわけではないが、途中でそうだったんだと気づくことがある。一度気づくと、実は元々意識下の深層にあったもので、それに気づいただけに過ぎないと思えることがある。意識下の深層に気づいたことを書きたくなった。実際に触ると冷たいとか熱いと感じるなどの現象と違って、意識の中の問題なのでうまく書けるかどうかもわからないし、それが実際にそうなのかも確かめようがない場合もあるかも知れない。しかし、高校の時に摺り込まれた無意識の常識と同じように再確認する必要があるようだ。

 母親から突然「百万円」借りて来てと言われて、大きく流れが変わってしまった。まだ、生きている。「採用試験」を受けて高校の教員になり。在職5年の資格で「教職大学院」に行き、「修士論文」をアフリカ系アメリカ人作家リチャード・ライトで書いた。作品を理解したいと歴史を辿るうちに、いろいろ気づくことになった。「つい生き存らえてしまった‥‥」意識の深層を探るのに時間がかかったが、今回は二つ目の大きな山になりそうだ。少し時間がかかるかも知れない。

初めて読んだアフリカ系アメリカ史「黒人の歴史の栄光」

つれづれに

つれづれに:台風14号

久々に猛烈な台風が来る気配である。今は嵐の前の静けさか。ずっと雨が続いているので、地盤も緩んでいるし、停電も確率はかなり高い。無力なものである。かろうじてやれることはやっておきたいが、蚊も多そうだし、出るのも億劫である。と思ったが、大きそうなのでそうも行かないようで、最低限の準備はすることにして、雨のなか、外に出た。畑に入るところの写真である。(↑)南瓜がすごいことになっている。一番きつかった台風では、物干しざおが飛んだので、それを倒しておこうと思ったが、竿も針金で固定しているし、南瓜の蔓も巻いているし、そのままにしておいた。雨が当たらないようにとまと用に拵えたとまとの柵(↓)が温室風になってしまったが、風で飛ぶ可能性が高いので、風を通すために下のシートを外した。(↓)

午前中は腰が重くて出る気にならなかったが、台風の規模を見て、雨のなか、合羽を着ての作業となった。肌の見える部分は顔だけだが、それでもやぶ蚊が目の真ん前をうようよ、雨が降っているので蚊取り線香も焚けずに、やれる範囲内で出来ることをするしかなかった。もうひとつのとまとの柵まで行かなかった。風で飛んだら、その時に考えることにした。それにしても、とまとがほとんど生らなかった。大失敗である。雨が当たらないようにはしたが、受粉のために虫が入り難かったのか、とにかく全滅だった。来年は雨を避け、虫が入れる程度にビニールシートをかけてやってみるか。ほんとうは南瓜も風に揺さぶられて傷のつく可能性が高いので、竹に固定するつもりだったが、それも出来なかった。初なりの南瓜だけを一個だけ切って来た。(↓)蔓は好き勝手に伸び放題なので、10個くらいはこのサイズの実がなっている。ただこの時期にちぎってしまうと、そう長くは持たないで腐ってしまう。台風が通り過ぎてまだきれいなままだったらそのままにして、傷んでいたら切ることにした。時間があればもう少し対策が出来たかもしれないが、これが限界である。夏は暑すぎて畑に出られなかった。この台風が過ぎると、畑に出る気が起きてくれるだろうか?

一番ひどい台風が来た時に断水したことがあるので、それ以来、ポリバケツ(↓)に雨水を貯めるようにしている。最近の雨でそれなりにたまってはいたが、水が腐りかけているので、7個全部を洗って、半分くらい水を入れておいた。結構大変な作業だった。ホースが痛んでいて、器具は買って来ていたものの取り付けてなかったので、余計に大変だった。台風の規模が大きいと聞いて、しないといけないと感じたからら動いたのか深層はわからないが、とにかくこれで束の間の水は大丈夫である。雨風が激しくなれば、7個全部に雨水が溜まる。トイレと風呂に使えそうである。この前ガソリン式の発電機を買って、使い方を教えてもらったので、停電の時は役に立つかもしれない。

柿もこんなに生っている(↓)が、台風が過ぎ去ったあとどうなっているか、比べられるように写真を撮っておいた。300個ほどある実がだいぶ大きくなって、雨風にやられなければこのまま色付きそうだったが、半分くらいは残るか?風で傷がつくと腐り易くなる。300個の作業は大変だし、数が多いと一個一個がそう大きくならないので、最終的に残る数は風任せ、である。

午後4時に、14号、中心気圧910 hPa、最大風速55 m/s (中心付近)、最大瞬間風速75 m/sとの予報が出た。来てみないとどうなるかはわからないが、さっそく掲示板に過去の情報を書き込んでいる人がいた。

台風上陸時の最低気圧ランキング  気象庁より
室戸台風   911hPa
枕崎台風 916hPa
第二室戸台風 925hPa
伊勢湾台風   929hPa

台風14号はこのまま予報円通りに鹿児島付近に上陸した場合、予想気圧が920〜930hPaでこの記録が更新される可能性がある。
室戸台風、枕崎台風、伊勢湾台風は昭和の三大台風とよばれ、いずれも日本にとてつもない大災害を起こした台風たち。勢力的に考えて同等か、それよりも強いことを考えるの非常に脅威的だと思う。いつもの台風とはわけが違う。

さて、今晩からどうなるか?まだ嵐の前の静けさである。

下のシートを外したが温室風とまとの柵