英文で味わう映像・歴史・文学

11月25日(月)14:50-16:20 (農学部304)

担当:南部

冒頭30分くらいを使って、Coursera 等のサイトを紹介しました。
先生のホームページに載せて頂けるということでしたので、
リンクを貼った簡単な文書を作ってみました。
授業で紹介しきれなかった分も含めて書いています。

『獣医学英語』の自学習向けにお勧めのコンテンツを紹介します。

  1. Coursera

世界中の多くの大学が協力して、大学のコースのいくつかを無償(・・)で(・)オンライン上に提供しているサイトです。サインアップは必要ですが時間はかかりません。

<お勧めのコース>

〇 EDIVET: Do you have what it takes to be a veterinarian? (University of Edinburgh)

〇 Animal Behaviour and Welfare (University of Edinburgh)

〇 Equine Welfare and Management (University of California, Davis School of Veterinary Medicine)

他にも動物に関して学べるコースがありますので、検索してみる価値がありそうです。

 

  1. オンライン辞書

〇 Merriam-Webster:獣医学専門用語の発音の確認にとても便利

〇 英辞郎:獣医学専門用語の意味確認文例の確認に

 

  1. 北米における獣医関連資格試験について (youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=9bJ4JzJqjJM

ビデオ内で紹介されている英語テキスト

Review Questions and Answers for Veterinary Technicians                           

 

  1. Bondi Vet

オーストラリアのボンダイ・ビーチ近くにある動物クリニックのドキュメンタリー番組です。日本ではD-life、BS-NHKで吹き替え版が放映中です。インターネット上では英語でしか見られませんが、ココで動画がたくさん視聴できますので、ぜひチェックしてみてください。

 

また、以下は日常会話力を『楽しく』かつ『本気で』伸ばしたい人へ。

〇 Podcast 『HAPA英会話』(毎週金曜日配信 1回30分程度)

Youtube 動画配信や、Instagramでのアウトプット等もお勧めです。

これは、ちょっとした隙間時間や、勉強に疲れた時などのブレイクに。

〇 金ため英会話(毎週金曜日配信 1回たった2分程度)

“くだらない”文と映像で配信しています。逆にインパクトがあり、意外に記憶に残ります。覚えておくと役立つ表現が多いです。

 

映画やドラマを利用した勉強法についても相談にのっています。興味のある人は、nambum@med.miyazaki-u.ac.jp までご連絡ください。

アフロアメリカの歴史と音楽

12月12日9回目の授業でした。

年末までに2回、年明けに3回です。1月16日(木)は金曜日の時間割

前回の南北戦争前後のの続きで、南北戦争とリンカーン、再建期、反動(「隔離すれども平等」)の話を一気にしました。

残りの時間でクロマティのゴスペルの世界の続き。メンフィス(教会のスピリットオブメンフィス)とニューオリンズ(ゴスペルラジオ局とザイオンハーモナイザー)の映像で時間切れでした。

次回は南北戦争→占領政策・再建期→反動の流れを映像で辿りたいです。

音楽は、ゴスペルの女王マへリア・ジャクソンと時間があれば、ビリーホリデイの「奇妙は果実」かな。

南北戦争→占領政策・再建期→反動は出版社のメールマガジンに連載して、このブログにも載せています。読んでおくとわかりやすいと思うよ。↓

「アフリカ系アメリカ小史②奴隷解放」「モンド通信 No. 68」(2014年4月10日)

「アフリカ系アメリカ小史③再建期、反動」「モンド通信 No. 69」(2014年5月10日)

来週、また。

英語 Rb2(3)

12月5日8回目の授業でした。あと年末までに3回、年明けに3回です。1月16日(木)は金曜日の時間割です。

Part 7のリーディング(与那嶺さん)一問だけ。いろいろ付随した話、特に読むためのこつみたいなものについて。

それと、音声がうまく繋がらなかったけど、クンタ・キンテの逃亡の映像(少年時代と大人になってからの2回)。

南北戦争の北部と南部の対立の構図みたいなものも。少しまとめときます。↓

奴隷制と奴隷をめぐって北部産業資本家と南部の荘園主が対立

→1860年の大統領選で北部はリンカーンを共和党の大統領候補に立てて成功

→、南部は合衆国を離脱

→リンカーンは南北合一のために南北戦争を開始

エイブラハム・リンカーン

→奴隷解放を約束をして北部の自由黒人の参戦を得て辛うじて勝利

→奴隷解放宣言が実質的ではなかったので、実際の会報は100年後に持ち越し

→奴隷は小作人に

→荘園主は貧乏白人との間にカラーラインを引いて人種差別を利用。

<次回>は

Part 7のリーディングの続きを5問155~164(羽田野さん、香川さん、佐古さん、中平さん、岩井くん)

南北戦争、再建時代、反動の話と映像。

来週に、また。

南北戦争、再建時代、反動についてメールマガジンの連載で書いたことがあるんでリンクしときます。↓

「アフリカ系アメリカ小史①奴隷貿易と奴隷制」「モンド通信 No. 67」(2014年3月10日)

「アフリカ系アメリカ小史②奴隷解放」「モンド通信 No. 68」(2014年4月10日)

「アフリカ系アメリカ小史③再建期、反動」「モンド通信 No. 69」(2014年5月10日)

寒うなって来たから、気ぃつけや。

南アフリカ概論

12月5日8回目の授業でした。あと年末までに3回、年明けに3回です。1月16日(木)は金曜日の時間割です。

今日は、1992年に行ったジンバブエの話で時間切れ。北畑くん(アパルトヘイト政権)と渡辺さん(国民会議)、申し訳なかったです。次回は是非。

ハラレに行く前に寄ったロンドンでお会いしたラ・グーマの奥さんのブランシさん(写真↓)の話。1985年にキューバでご主人を亡くされたあとロンドンに一人住まい。その家に招待されました。1990年にマンデラが釈放されてたけど、まだロンドンに亡命中。このあとすぐに生まれ育ったケープタウンに戻られました。でもマンデラの政権が出来る前のどさくさ、1966年の亡命以来久しぶりに帰国した時は、空港で一晩待機。ANCもひどいですよねと手紙で書いたら、今はいろいろ大変な時期、大目に見て下さいね、と逆に窘(たしら)められました。

スイス人の八十過ぎの一人暮らしの女性から借りた家の家賃は10万円、500坪。↓家の中にジャカランダの大木が植えてありました。

すぐに仲よくなったガーデンボーイとして雇われていたゲイリー。給料は一月170ジンバブエドル(4200円ほど)それと番犬のデイン。白人には吠えないで、黒人には激しく吠えてました。僕らはデインに白人と分類されたようで、誰も吠えられなかったねえ。

冬休み(北半球では夏休み)を利用して父親の元に来ていっしょに過ごしていた家族。普段は敷地内に家族を泊めることは出来なかったみたいやけど、僕らが借りてたので、南西の小さな部屋、コンクリートの床に毛布を敷いて寝たたみたいです(南半球では北側が陽当たりがいいので南西にある部屋は陽当たりがよくない)長女と長男とゲイリーの子供3人は一日中遊んでました。どっちも言葉もわからないのに、笑い声が絶えず、楽しそうやったねえ。蹴ってるバスケットボールが199ジンバブエドル、ゲーリーの一月の給料より高く、複雑な気分になりました。

ゲーリーの奥さんフローレンスにモデルを頼んで僕の奥さんが描いた水彩画。初めての経験で、フローレンスはやや緊張気味でした。

ゲイリーの家族写真。写真は貴重品で、現像して持って行くと、どこでもひとしきり写真談義。それもそのはず、現像費が毎回ゲイリーの給料ほど。写真は贅沢品の一つ。大学で誰かが飲んでた大瓶のコーラが10円。日本円やドルが強いんやとしみじみ思いました。

ゲイリーにインタビューを頼んで、生い立ちなどを聞いた時に撮った写真です。↓

<次回>は

大学、ハラレの街、子供たちの小学校などについて少し話をしたあと、アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動の話を。

* アパルトヘイト政権(北畑くん)

* 国民会議(渡辺さん)

* シャープヴィルの虐殺(橋詰さん)

* リボニアの裁判(小野さん)

の発表を聞いて、時間があれば関連の映像を。大きな流れが掴めたら、ドキュメンタリーや「アフリカの蹄」など、映像も観てもらいたいと思っています。(終わってから橋詰さんと小野さんが発表すると言いに来てくれました。)

また、来週に。

ハラレの話は帰国してから半年後に本を書いたけど出版は出来ず(1冊300万もかかるんで)、あとでメールマガジンに連載したらと言われて、分けて載せました。僕のブログに載せた一冊分のリンクです↓

「ジンバブエ滞在記一覧」(「モンド通信」No. 35、2011年7月10日~No. 59、 2013年7月10日)

今日話をした分のリンクです↓

<2>→「ジンバブエ滞在記②ハラレ第1日目」「モンド通信」No. 36」、2011年8月10日)

<3>→「ジンバブエ滞在記③突然の訪問者・小学校・自転車」「モンド通信」No. 37」、2011年9月10日)

<4>→「ジンバブエ滞在記④ジンバブエ大学・白人街・鍵の国」「モンド通信」No. 38」、2011年10月10日)

<5>→「ジンバブエ滞在記⑤バケツ一杯の湯」「モンド通信」No. 39」、2011年11月10日)

<12>→「ジンバブエ滞在記⑫ゲイリーの生い立ち」「モンド通信」No. 46」、2012年6月10日)