つれづれに:9月になって(2023年9月1日)

つれづれに

つれづれに:9月になって

「私の散歩道2023~犬・猫・ときどき馬~」9月<サルーキー犬と子犬と猫>(サントリーニ島)

 9月になった。旧暦の立秋の期間(8月7日~22日)が過ぎ、23日には処暑(しょしょ)の期間が始まっているが、今年は次から次に台風が発生するので、まだ雨が多く、蒸し暑いままである。「厳しい暑さの峠を越し、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてくる」処暑の期間とは言い難い。

今日から土日と雨は降らないようなので、明日と明後日は意を決して荒れ放題の庭の畑に出ようという気になっている。先ずは、東の方の畝(うね)と畝の間の通路に大根の畝を拵(こしら)えて、去年採った種を蒔(ま)くとしよう。通路には生ごみや雑草を埋めたので、その上に何層か肥料を入れて高い畝を拵えるつもりである。一番東の端は狭い畝になるが、絹莢(さや)豌豆(えんどう)を一層だけ植えよう。連作を嫌うので、今年は植えても大丈夫である。豌豆の種も充分である。どちらも大抵は芽を出してくれる。9月はまだ虫の季節なので、今年はしっかりと希釈した酢を撒(ま)こう。一応、そう思ってはいるが、実際にその通りに行くかどうかは怪しい。

今日も白浜(↓)に行って、手入れをしてもらって来た。最近はマッサージのほかに、鍼(はり)と電気の灸(きゅう)も同時にやってもらっている。自転車をこいで、自力で行けるのは有難いことである。前立腺癌(がん)の疑いを言われて検査をしたが、今のところ癌細胞は見つかっておらず、腫瘍マーカーの数値も少しだが下がっているので経過観察でいいと言われている。食べることや寝ること歩くことで出来ることはやっているので、数値に変化が見られるのは素直に嬉しい。

行きは南東の風が強く、木崎浜、曽山寺浜、青島の浜辺(↓)はけっこう波が高かった。木崎と曽山寺にはサーファーはいなかったが、青島にはたくさんの人が波に乗っていた。木崎は強い風で沖に流されて波に乗りにくいらしく、青島は初心者向けにはいい波だったようである。

先週の火曜日に橘通りのめがね屋(↓)に行ったら、定休日だった。何十年間か前を通っているが店が閉まっているのを見たことがなかったので、まさか開店していないとは思っていなかった。予め、定休日を調べて行けということだろう。バスや車で行くのと少し訳が違う。どちらかというと、年齢や体力や快復力から考えて、今の北限に近い距離にある店である。ま、運動にはなったが。帰りに加納から高台を通って帰ったが、その途中で百日紅(さるすべり)を採って来た。坂道の両脇にたくさん植わっていて、すでに盛りを過ぎている中から咲く前の蕾を選んで持って帰ってきた。

白露(はくろ)の期間が始まる9月8日まであと1週間、いくぶんか過ごし易くなるのか、一気に秋になるのか。そろそろ5作目を書き始めるつもりである。4作目まではどちらかと言えば、自伝的な色彩が強かったが、次は違う形のものを書いてみたい気がしている。意識下にほんの点ほどの個所があって、そこを探って行けば、何かが形になりそうな気が、ある時からし始めている。今までといっしょで、出て来て形になるまで何かはわからないが。