英語 Rb1(3)授業一覧 目次
今年度はすべてが普段と違いました。オンライン75分授業、学生食堂の混乱を避けるために昼休みは2時間。授業ごとに授業の記録を取り、すべてをまとめました。13回と希望者による時間外1回と14回でしたが、大変な1年やったと思います。ほぼ全員が参加してくれたことには本当に感謝しています。みんなの授業でもあるけど、僕の時間でもあるから。ま、当たり前のことやけど。以下の17回を書いたわけで、毎週7クラス分を書くのは、なかなかでした。
(1)英語 Rb1(3)1回目授業案内→1回目授業案内
(2)英語 Rb1(3)1回目授業(授業前)→1回目授業(授業前)
(3)英語 Rb1(3)1回目授業終了→1回目授業終了
(4)英語 Rb1(3)2回目授業終了→2回目授業終了
(5)英語 Rb1(3)3回目授業終了→3回目授業終了
(6)英語 Rb1(3)4回目授業終了→4回目授業終了
(7)英語 Rb1(3)5回目授業終了→5回目授業終了
(8)英語 Rb1(3)6回目授業終了→6回目授業終了
(9)英語 Rb1(3)7回目授業終了→7回目授業終了
(10)英語 Rb1(3)8回目授業終了→8回目授業終了
(11)英語 Rb1(3)9回目授業終了→9回目授業終了
(12)英語 Rb1(3)10回目授業終了→10回目授業終了
(13)英語 Rb1(3)11回目授業終了→11回目授業終了
(14)英語 Rb1(3)12回目授業
歌の残りと、『金のフレーズ』のブレイクアウトセッションでした。
(15)英語 Rb1(3)13回目授業
一人一人から授業などについて聞かせてもらいました。
(16)英語 Rb1(3)課題講評→課題講評
(17)英語 Rb1(3) 前期最終メッセージ→前期最終メッセージ
⑥クラス名簿(Zoomをする時に必要になりそうやから、学生支援課でもらったファイルからコピーしたよ。)
2020年前期 英語 Rb1(3)クラス名簿(31名)
30190700 | 西田 侑暉 | ニシダ ユウキ |
30200063 | 岩切 佑理可 | イワキリ ユリカ |
30200074 | 岩根 穂乃花 | イワネ ホノカ |
30200087 | 植村 尊 | ウエムラ タケル |
30200119 | 大重 滉輝 | オオシゲ コウキ |
30200191 | 川越 千尋 | カワゴエ チヒロ |
30200281 | 古藤 凜 | コトウ リン |
30200317 | 坂元 美琴 | サカモト ミコト |
30200371 | 篠原 小伯 | シノハラ コハク |
30200384 | 下條 帆乃佳 | シモジョウ ホノカ |
30200409 | 杉村 拓志 | スギムラ タクジ |
30200418 | 田代 歩 | タシロ アユム |
30200436 | 田中 ひびき | タナカ ヒビキ |
30200472 | 堂薗 翔永 | ドウゾノ シヨウエイ |
30200485 | 堂前 虹太 | ドウマエ コウタ |
30200515 | 得能 万里奈 | トクノウ マリナ |
30200520 | 戸島 脩太 | トジマ シユウタ |
30200544 | 長倉 由依 | ナガクラ ユイ |
30200582 | 中屋敷 香波 | ナカヤシキ カナミ |
30200597 | 原田 佳純 | ハラダ カスミ |
30200641 | 平原 鈴華 | ヒラバラ スズカ |
30200658 | 樋脇 千可子 | ヒワキ チカコ |
30200694 | 福田 美南 | フクダ ミナミ |
30200759 | 待山 功星 | マチヤマ コウセイ |
30200780 | 松本 望 | マツモト ノゾミ |
30200821 | 宮崎 琉奈 | ミヤザキ ルナ |
30200845 | 森山 友渚 | モリヤマ ユウナ |
30200852 | 安田 龍司 | ヤスダ リユウジ |
30200883 | 由地 紀一郎 | ユウヂ キイチロウ |
30200898 | 吉田 晴紀 | ヨシダ ハルキ |
30200911 | 渡邊 凌一朗 | ワタナベ リヨウイチロウ |
30200926 | JIANG TIANCHENG | コウ テンセイ |
(1)1回目授業案内
<連絡事項>
1回目授業は5月14日15:05~16:20、Zoomも試してみます。10分前くらいから参加出来るように準備しときます。木花キャンパスのオンライン授業の授業時間は75分。
<Zoomについて>
予め、zoom アプリをインストールして下さい。パソコン、タブレット端末、スマートフォンのいずれかがあれば参加が可能です。参考までに、インストールの仕方を紹介したサイトです。
→https://zoom.nissho-ele.co.jp/blog/manual/zoom-install.html
zoomアプリのインストールの際は、アカウントの名前の設定を学籍簿の名前で設定して下さい。例: 鈴木太郎(スズキタロウ)
このクラスの招待状を貼っておきます。↓
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玉田吉行さんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。
トピック: 英語 Rb1(3)授業
時間: こちらは定期的ミーティングです いつでも
Zoomミーティングに参加する
https://us04web.zoom.us/j/79692829908?pwd=YVZYLzY1UzR3ZFVYNVVUUENhTXBjZz09
ミーティングID: 796 9282 9908
パスワード: 5zteaC
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<Zoomをスマホでする人へ>
Zoomをスマホでする人が発表するのに使うスマートフォン版の
「利用するにはMicrosoftのアカウントが必要となるよう
アカウント登録やアプリのインストールは無料で行うことができま
無料版のままですと少々機能制限があるようなのですが、基本的に
<資料配付について>
* 印刷物を渡せるのであれば、印刷物を用意するつもりです。だめな時は、ファイルに置く予定。
8日か9日に説明会があれば、その日に僕の研究室前に置いときますので、各自持って帰ってや。研究室は教育棟328。教育棟正面から向かって左側(東側)3階です。
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①自己紹介、②Covid 19、③授業予定、④課題と課題図書、⑤トーイック、⑥クラス名簿
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①自己紹介(メールにも添付しています)
資料に印刷物が入ってるけど、一部紹介
玉 田 吉 行(たまだよしゆき)
玉田です。たまさんか、たまちゃんでよろしく。
1949年、兵庫県生まれ。
大学が一番書く時間がありそうやなと思って30を過ぎてから転職、38歳で宮崎医科大学に。・・・・
いい出会いでありますように。
ホームページ→「ノアと三太」
奥さんの絵のブログ→「小島けい絵のブログ」、のぞいてみて下さい。
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②Covid 19
誰も予想しなかった事態になっているけど、終息には時間がかかりそうやし、これからスペインやアメリカのような事態になる可能性も大いにあると思います。ただ、ものは考えようで、かつてのペストやスペイン風邪のようにな脅威的な状況は、とても大切な経験になるかも知れないんで、歴史から、いろいろ学べるとええね。
ウェブの情報は玉石混合やけど、すっとこちらに伝わってくるのも時々。三つほどすとんと心に落ちました。読んで、自分で判断してや。なぜオンライン授業をする事態になってるのかなども含めて。
→「これで『軽症』と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記」(入院患者の手記はなかなか)
→「日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言」(アメリカで医者になった日本の人の手記も本気度が伝わって来るね)
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③授業・授業予定
授業自体がどうなるか先行きはわからないけど、すべてオンラインの可能性が高いと想定して、大まかな予定を考えました。
<あくまで予定>
<1回目> 授業概要・自己紹介
<2~14回目> トーイック関連・教養関連
<15回目> まとめ
トーイックは過去問と『金のフレーズ』の演習
教養関連は今回の感染症騒動にひっかけて、エボラ出血熱などを軸に、先進国とアフリカの関係などを含めて、僕らがいる世界と自分について考える機会にしてもらえればと思っています。資料は印刷物で渡すか、参考ファイルにファイルを置くかして準備するつもりです。
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④課題と課題図書、発表
資料が届いたら、印刷物の形で確認出来るけど、抜粋を載せときます。
<評価について>
評価は ①提出物(課題5割)と授業への関わり(発表、トーイック演習、感想文などプラスα)、②トーイック5割(演習2割、試験3割)、を総合的に評価する予定です。
<課題について>(提出日は変更の可能性もあります。)
課題は、8月6日(12回目)に、メールで提出して下さい。早くてもOKです。定期試験に代わるものなので、未提出の場合は未受験扱いです。期日は厳守。Webclassを使うかも。授業の中で連絡します。
<エセイについて>
エセイは自分で仮説を立てて論述的に書く科学的な論証文です。感想文ではなく、立てた仮説を客観的に論証するもので、仮説の設定の仕方、着眼点や洞察力、問題の取り上げ方や分析の仕方、論証の仕方や表現の仕方などによってレベルが決まります。
まず、「~は~である」という仮説を立てて、それを資料など(個々の事実)を使って科学的に、論理的に証明していく具体的な例をひとつ。平和について、アフリカとエイズ、南アフリカとアパルトヘイトといった大きなテーマでは、一生かかっても論証出来ませんから、たとえば、「作田信がネオ・タウに突然殴られたのも仕方がない」というような小さな仮説を立てて論証して行く方が説得力があります。誰が読んでも納得できる、読んでなるほどなあ、と感心するものが一番やと思います。
一番多い勘違いは、調べたものをコピーぺーストして並べる、やと思います。資料は必要に応じて集めます。どの資料を拠り所にするか、どの資料を選ぶかも大事です。課題図書も資料の一つです。 折角の機会ですから、個々の事実を使って論理的にある仮説を論証する、というのをやってもらいたいと思います。
<発表について>
「自己紹介」、「好きなこと」、「大学で何がしたいのか」、「やりたい専門分野」、「将来の進路選択」などについて、英語で発表。アウトプットの機会にしてもらえると嬉しいです。
詳しくはプリントで。
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⑤トーイック
この学部はトーイックは必須で評価の50%と決めてるようなので、トーイックもやる予定です。役に立てると嬉しいです。
トーイック協会から出ている唯一の過去問の一部と、『金のフレーズ』(テキストを応用してプリントにしたもの)を使って演習するつもりです。必要に応じて、適宜Listening Comprehension Practiceもしようと思います。
トーイックテストについては、教育文化の卒業生寺井くん(名古屋大博士課程1年生)が作ってくれた解説をもらってますので、それを使って案内します。
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(2)1回目授業(授業前)
<連絡事項>
*1回目授業→5月14日(木)15:05~16:20。10分前くらいからZoomの準備をしときます。75分。
<1回目にやること> 盛りだくさんなので最後まで行かないかも、行ける所まで。以降は次回に。
資料を見ながら解説するんで、資料と、可能ならこのブログのぺージも見られるといいけど。
① 名前とオンライン環境の確認。→<①の説明>
② 簡単な自己紹介などのコメント。→<②の説明>
③ 配付資料の確認と解説→<③の説明>
④ 次回の授業予定、それ以降の授業予定、発表者の決定。→<④の説明>
⑤ 課題・課題図書解説→<⑤の説明>
⑥ トーイック→<⑥の説明>
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配付した資料一覧:①(B4表裏2)2020年度前期 地域資源創成学部1年 英語Ra1 (2) 、②(A4表1)自己紹介、③(A4表1)自己紹介用紙、④(B4表裏6)地図(The Hot Zone)/ Ebola virus returns~ / Ebola Outbreak (CNN) / Zaire in 1976 / Outbreak (1) / Outbreak (2) / Deadly Ebola virus ~ / Nature of the killer virus / Zaire’s Turmoil~ / Pushing Kabila ~ / Music in Kenya ~ (表裏)、⑤ The colonization of Africa、⑥(B4表裏2)奴隷制度を詳細に~ / アフリカシリーズ / ODA (1) / ユッスー・ウンドゥール、⑦(B4表裏1)トーイックについて / TOEICテストについて / ⑧(B4表裏2)①8品詞と5文型 / ③副詞 / ④分詞(表裏)、⑨(A4表裏14)『金のフレーズ①~⑤』、⑩(A4表裏9)過去問Sample Questions
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<①の説明> 名前とオンライン環境(Zoom、大学のメール、僕のブログ、Webclass)の確認。
<②の説明> 双方向で実際に使ってみるために、簡単な自己紹介。Zoomの使い方などの説明も。
<③の説明> 配付資料を見ながら確認と解説。まだの人は僕の研究室(教育棟328)に置いたままにしてるので取って来てや。
<④の説明> 授業は、教養関連(④~⑥)とトーイック関連(⑦~⑩)を半々くらいで進めようと思っています。最初は④⑤を使ってエボラ出血熱とコンゴを軸に、色々考えてもらえれば。発表もしてもらいながらいっしょにやってこ。参考ファイル(ファイル置き場)に置くファイルも実際に見てもらってダウンロードしてや。
僕が一方的にしゃべるのではなく、みんなが調べて発表したり、意見をたたかわせたり出来れば一番やと思っています。Zoomではグループワークも出来るし。④の1:Ebola virus returns~ / 2:Ebola Outbreak (CNN) / 3:Outbreak (2) の三つの発表です。1は要約か日本語訳、2、3は聞き取りです。聞き取りシートは資料の中に入れてあります。
<⑤の説明> ①を見ながら説明します。
<⑥の説明> ⑦~⑩を見ながら説明します。
(3) 1回目授業終了
初めてのZoomでの授業が無事に出来てよかったと思います。Lineを作ってくれた松本さんや、最初にクラスのLineから連絡を流してくれた2年生の中原さんや、Line作りに協力してくれたみんなのおかげで何とかやれました。いっしょにやれることも含め、とても感謝しています。ありがと。クラス全体のLineやったみたいで、3人ほど違うクラスの人がメールをくれたけど。
全員が参加出来たのも、何よりやね。江天秤(コウテンセイ)くんから次回は修理に出してるパソコンを使えて音声が使えそうですとメールをもらいました。
14日(木)に木花の5クラスが何とか終わってほっとして、少し気持ちが緩んだ
でも、始まったばかり、第二波が来る確率も高いし、何とか凌ぎながらやり切れることを祈ります。協力して、折角の授業、楽しんでやれるとええね。
<連絡事項>
*2回目授業→5月21日(木)15:05~16:20。前回と同様、10分前くらいから参加出来るように準備しときます。75分です。医学科は90分でやってるんで、開始と終わりの時間がまだ意識に定着してないな。
<1回目やったこと>
① 名前とオンライン環境の確認。
② 簡単な自己紹介などのコメント。
<次回>は
① 簡単な自己紹介などのコメント。(まだの人がいたら)
② 配付資料の確認と解説→<②の説明>
③ 次回の授業予定、それ以降の授業予定、発表者の決定。→<③の説明>
④ 課題・課題図書解説→<④の説明>
⑤ トーイック→<⑤の説明>
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配付した資料一覧:①(B4表裏2)2020年度前期 地域資源創成学部1年 英語Ra1 (2) 、②(A4表1)自己紹介、③(A4表1)自己紹介用紙、④(B4表裏6)地図(The Hot Zone)/ Ebola virus returns~ / Ebola Outbreak (CNN) / Zaire in 1976 / Outbreak (1) / Outbreak (2) / Deadly Ebola virus ~ / Nature of the killer virus / Zaire’s Turmoil~ / Pushing Kabila ~ / Music in Kenya ~ (表裏)、⑤ The colonization of Africa、⑥(B4表裏2)奴隷制度を詳細に~ / アフリカシリーズ / ODA (1) / ユッスー・ウンドゥール、⑦(B4表裏1)トーイックについて / TOEICテストについて / ⑧(B4表裏2)①8品詞と5文型 / ③副詞 / ④分詞(表裏)、⑨(A4表裏14)『金のフレーズ①~⑤』、⑩(A4表裏9)過去問Sample Questions
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<②の説明> 配付資料を見ながら確認と解説。一人だけまだ資料を持って帰ってない人がいるけど、誰やろか。該当者はメールしてや。
<③の説明> 授業は、教養関連(④~⑥)とトーイック関連(⑦~⑩)を半々くらいで進めようと思っています。最初は④⑤を使ってエボラ出血熱とコンゴを軸に、色々考えてもらえれば。発表もしてもらいながらいっしょにやってこ。参考ファイル(ファイル置き場)にファイル(映像ファイル、音声ファイル各4)を置いてますのでダウンロードしてや。
僕が一方的にしゃべるのではなく、みんなが調べて発表したり、意見をたたかわせたり出来れば一番やと思っています。Zoomではグループワークも出来るし。④の1:Ebola virus returns~ / 2:Ebola Outbreak (CNN) / 3:Outbreak (2) の三つの発表です。1は要約か日本語訳、2、3は聞き取りです。聞き取りシートは資料の中に入れてあります。
<④の説明> ①を見ながら説明します。
<⑤の説明> ⑦~⑩を見ながら説明します。
(4) 2回目授業終了
今日もみんな来てくれてありがとう、と言うべきかどうかわからんけど、ありがと。工学部の再履修の人のように、登録しても授業に来られない人もいるんで。単位を出したくても、出せないもんね。18人のうち、8人分の資料が部屋の前の椅子の上にそのまま、来てくれさえすれば何とか出来そうな気もするんやけどなあ。
<連絡事項>
*3回目授業→5月28日(木)15:05~16:20。
<2回目の授業でやったこと>
① 配付資料の確認と解説、病気、免疫などの話も少々→<①の説明>
② 発表者の決定→<②の説明>
③ 課題・課題図書解説→<③の説明>
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配付した資料一覧:①(B4表裏2)2020年度前期 地域資源創成学部1年 英語Ra1 (2) 、②(A4表1)自己紹介、③(A4表1)自己紹介用紙、④(B4表裏6)地図(The Hot Zone)/ Ebola virus returns~ / Ebola Outbreak (CNN) / Zaire in 1976 / Outbreak (1) / Outbreak (2) / Deadly Ebola virus ~ / Nature of the killer virus / Zaire’s Turmoil~ / Pushing Kabila ~ / Music in Kenya ~ (表裏)、⑤ The colonization of Africa、⑥(B4表裏2)奴隷制度を詳細に~ / アフリカシリーズ / ODA (1) / ユッスー・ウンドゥール、⑦(B4表裏1)トーイックについて / TOEICテストについて / ⑧(B4表裏2)①8品詞と5文型 / ③副詞 / ④分詞(表裏)、⑨(A4表裏14)『金のフレーズ①~⑤』、⑩(A4表裏9)過去問Sample Questions
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<①の説明> 配付資料を見ながら資料の①~④を解説。主にエボラ出血熱とコンゴのプリントを見ながら、授業でやるやらないも含めて説明しました。1995年のOutbreak直後の2つの記事にも少し触れました。英文も読んでみてや。時間的に配ったプリントを全部詳しくは出来ないので、さっと解説だけで終わるものもあります。
エボラ出血熱に関係する用語、病原体とか免疫とか、折角の機会やから関連させて語彙を増やすとええね。
三種類の病原体(pathogen)、ウィルス(viruses)、細菌(bacteria)、プリオン蛋白(prions)。プリオン蛋白には触れなかったけど、virusesとbacteriaについては少々。viral, bacterial infection(ウィルス、細菌感染)infect(感染する)、免疫機構(immune system)、免疫性(immunity)など。
cell(細胞)→tissue(組織)→organ(臓器)→system(系)、living organism(有機体)、non-living organism(有機体)、virusesはnon-living organismで、bacteriaはliving organism(有機体)、両者の違いは自己を複製出来るかどうか、複製に必要なDNAの2本鎖(two strands of DNA)を持ってるかどうか。例えばHIVにはRNAしかないから、人のリンパ球(lymphocyte)に侵入してRNAをDNAに逆転写して人間の染色体に組み込み、細胞分裂に乗じて自分を複製する、そんな話もしました。
<②の説明> 授業は、教養関連(④~⑥)とトーイック関連(⑦~⑩)を半々。最初は④⑤を使ってエボラ出血熱とコンゴを軸に、色々考えてもらえれば。発表もしてもらいながらいっしょにやりましょう。参考ファイルに音声、映像ファイルを置いてるんで、自分でやってみてや。
発表はコンゴ(得能さん)、エボラ出血熱(下條さん)、1976年のOutbreak(篠原さん)、1976年のOutbreak(篠原さん)、1995年のOutbreak(川越さん)、新聞記事Ebola virus returns~の要約(福田さん)、 CNNの聞き取り(坂元さん) 、Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)
短い時間で決めてくれて感謝しています。いっしょにやれるのが何より。
③ <③の説明> 仮説を立て、インプットした情報を使って論理的に、客観的に論証する→エセイについて話をしました。授業の中でも何回か言いますが、質問などがあればいつでもどうぞ。課題はその論証文で、課題図書についても解説しました。データにしてるものやプリントにしてあるものが必要な人はメールで連絡してくれれば用意して研究室のドアの取っ手にかけるか、郵便受けに入れときます。遠慮なくどうぞ。もちろん、質問などはメールで。早目に準備して始めや。資料はいつでも用意するんで。
<次回>は
① トーイックについて→⑦~⑩のプリントを使って。
② 発表:コンゴ(得能さん)→エボラ出血熱(下條さん)→1976年のOutbreak(篠原さん)→1995年のOutbreak(川越さん)→新聞記事Ebola virus returns~の要約(福田さん)→CNNの映像を見てListening Comprehension Practice in English(たま)→ CNNの聞き取り(坂元さん) →Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)
Listening Comprehension practiceは、聞いた内容がわかってるかどうかを英語で確認。
そのあと(時間があれば)、On Ebola & Cong in English・・・全般の事情を英語で。
European invasion→Slave trade→Industrial Revolution→Colonization→Struggle for Africa→African Division at Berlin Conference→Congo Free State→Two world wars→Independence/ Congo crisis→Mobutu dictatorship→1976 Ebola outbreak→1995 Ebola outbreak→After Mobutu dictatorship
エボラとコンゴを理解するためには、資料⑤The Colonization of Africa(アフリカの植民地化)をさっと読んでおくとわかりやすいと思います。英文のアフリカの入門書を書きましたが、その英文書の1冊目の1章です。そう難しくない英語なんで、さっと目を通してや。
→「アフリカ小史前半」(「モンド通信 No. 63」(2013年11月10日)
→「アフリカ小史後半」「モンド通信 No. 64」(2013年12月10日)
日本語訳役に立ちましたよ、と言った梶原さん(京大で研修医2年目)の言葉が印象に残ってるので、読んだあと、日本語訳を載せるつもりです。誰か日本語訳せえへんか、添削するでと言ったら、結構な人がやってくれました。それを清書したものです。
今日も時間がなくて触れられなかったけど、次回はウェブ上のフリー辞書も紹介するつもりです。すでに使ってる人もいると思うけど、まだの人は、お気に入りに入れとくとええと思います。役に立つよ。Websterは音も聞けるしね。ま、アメリカ英語やけど。
発音:ウェブ上のフリー辞書のアドレス
→「Merriam-Webster」(英英、米)
→「英辞郎 on the WEB」(和英・英和)
→「Dictionary of Contemporary English」(英英、英)
(5)3回目授業終了
今日も調べて来てくれてた人全員の分が出来ずに申し訳かなったです。必ずやるんで、まだ自分でやってない人は、やってみてや。いい機会なんで。
庭に紫陽花(あじさい)が咲き出しました。キャンパスにはもうすぐ梔(くちなし)が。
(小島けい画)
<連絡事項>
*4回目授業→6月4日(木)15:05~16:20。
<3回目の授業でやったこと>
① トーイックの解説。→<①の説明>
② コンゴの発表(得能さん)→<②の説明>
③ エボラ出血熱の発表(下條さん)途中。→<③の説明>
<①の説明>
トーイックについてのプリントを書いてくれた寺井くんの話をしてたら、大学院のことや留学のことなど、結局は、最後は自分でやるしかない、教員の役目は、自分でやれるようになる手助けくらいしかない、ということでした。
トーイックの過去問をやって、基本文をインプットすれば800までは短期間に行けると言ったと思うけど、800以上は、たくさん聞く、たくさん読む、を実践して、自然に聞けるようになる、自然に読めるようになる、しかないと思うよ。過去問のコピーが要る人は、どうぞ。スコアを上げたい希望者でZoomを使って何かやってもええよ。希望者で決めて連絡してくれれば対応するよ。
<②の説明>
得能さんが、言語や宗教の事情や、歴史から政治の流れまでくわしく発表してくれました。他の人の発表や新聞記事、ニュース、映画などを通じて、いろいろ考えてもらえれば嬉しいです。
<③の説明>
あと2分しかないときに始めてもらって下條さんには申し訳なかったです。出だしだけでもと思って、無理を言いました。次回下條さんから。出来るだけたくさん行けるとええね。
<次回>
発表:1976年のOutbreak(篠原さん)→1995年のOutbreak(川越さん)→新聞記事Ebola virus returns~の要約(福田さん)→ CNNの聞き取り(坂元さん)→ Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)(最後まで行かないかもね。その時は悪しからず。)
(CNNの聞き取りの前に、英問英答でListening Comprehension practice。)
今日も時間がなくて触れられなかったけど、次回はウェブ上のフリー辞書も紹介するつもりです。すでに使ってる人もいると思うけど、まだの人は、お気に入りに入れとくとええと思います。役に立つよ。Websterは音も聞けるしね。ま、アメリカ英語やけど。
発音:ウェブ上のフリー辞書のアドレス
→「Merriam-Webster」(英英、米)
→「英辞郎 on the WEB」(和英・英和)
→「Dictionary of Contemporary English」(英英、英)
(6)4回目授業終了
発表が途中で時間切れになったりはしてるけど、4人の発表が聞けてよかったです。発表してくれる人がしっかりと調べてるのが伝わって来るので、聞いてる方もすんなりと聞けるんやろなあ。次回はいよいよニュースや映画のリスニング。映像も音声も参考ファイルに置いてあるんで、予めじっくりと観て聞いておくとわかり易いと思います。Listening Comprehension Practiceはたぶん初めての人が多くて戸惑ってすぐに答えるのが難しいかも知れないけど、死ぬことはないんで、恥ずかしく思っても、躊躇わずに誰でもええから答えてや。間違って覚えるもんなんやし。
<連絡事項>
① 5回目授業:6月11日(木)15:05~16:20。
<4回目の授業でやったこと>
① 下條さんがエボラ出血熱の残りを発表。先週は中断することになって悪かったです。
② 篠原さんが1976年のOutbreakの発表。スーダンとコンゴの発生状況について地図なども含めて詳しく発表。触れてた水の状況に関連して、隣の国の今世紀の飲み水の映像は観てもらおうと思っています。忘れてたら言ってや。その時に1920年代、30年代のガーナ(当時はイギリス植民地ゴールドコースト)の田舎の飲み水の状況を紹介したけど、初代首相エンクルマの自伝の一節を下に貼っとくね。→エンクルマの自伝の一節
③ 川越さんが1995年のOutbreakについての状況を発表。
④ 福田さんがEbola virus returns~の要約。少し残りました。「公務員の給料が未払いで・・・」のパラグラフ以外はほぼ理解してて、とてもわかり易かったです。来週は最後までやってもらったあと、最初から少し英語の語句のチェックもやろうと思ってます。やったところまでの日本語訳を最後に貼っておくんで、細かいところは比べてみてや。→日本語訳
発表についてはみんな堂々としてるし、しっかりしてるなあと感服です。お互いに質問などをしながら知的な好奇心がくすぐられるとええね。
<次回>は
① Ebola virus returns~の要約の残り。(福田さん)
② CNNの聞き取り(坂元さん)
③ CNN: Listening Comprehension Practice(英問英答)
④ Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)
日本語訳
“Ebola virus returns Zaire into world’s spotlight”
Reuter (sic) in The Daily Yomiuri (May 16, 1995)
The Ebola virus outbreak in Zaire has refocused attention on the vast nation of 40 million people in the heart of Africa that has lurched from one crisis to another since independence from Belgium in 1963 (sic).
The virus, for which there is no known cure or vaccine, has killed at least 64 people.
Many Zaireans are openly angry at the government of President Mobutu Sese Seko, who has ruled unchallenged for most of the past 30 years and, according to critics, salted a way (sic) a personal fortune estimated in billions of dollars.
ザイールでエボラウィルスが発生して、1963年(原文のまま)のベルギーからの独立以来、数々の危機に揺れ動いて来た中部にあるアフリカ4000万人の広大な国に再び注目が集まりました。
治療薬もワクチンも知られていないウィルスは少なくとも64人の死者を出しました。
批評家によれば、多くのザイール人が過去30年間無投票で当選し、不正にためこんだ個人の資産が数十億ドルにのぼるといわれるモブツ・セセ・セコ大統領の政府に公然と腹を立てています。
モブツ
Opposition commentators and independent journalists blame the frequency of epidemics and lack of resources to deal with them on corruption and mismanagement of the wealth of a country blessed with just about every strategic mineral known to man.
“Mismanagement of public resources that leads to poor management of the environment create opportunistic factors for the birth and spread of epidemics," lamented an editorial in the opposition newspaper Le Palmares.
“Health facilities are in a deplorable state. We have been heading for disaster for a long time," Lambaert Mende, spokesman for Zaire’s chief opposition leader Etienue Tshisekedi said.
反対派の批評家やフリーのジャーナリストは、流行病が頻繁に起こるのも、取り扱う資源が不足するのも、既知のあらゆる戦略的に重要な鉱物資源に恵まれている国の富の管理ミスと賄賂のせいだと指摘しています。
「環境の管理不備に繋がる、公共資源の管理ミスが日和見的な要因を作り出して、流行病を発生させたり、広げたりしている。」と反対派の新聞ル・パルメール(Le Palmares)の社説は嘆いています。
「医療関係施設は悲惨な状況です。私たちは長い間、大災害が起きてもおかしくない方向に向かって進んできました。」とザイールの野党指導者エティニュエ・ツィセケディ(Etinue Tshisekedi)のスポークスマン、ランバエルト・メンデ(Lambaert Mende)は言いました。
Corruption has eaten deep into the fabric of Zairean society and government and even quarantine measures announced to keep the Ebola virus from the capital of five million people are being undermined by bribery, Kinshasa city officials say.
Public workers are owed several months salary and bribery has become a way of life.
The virus is stretching Zaire’s decrepit medical services, already hard pressed, to cope with the scourge of AIDS, which has hit Zaire harder than most countries.
賄賂はザイールの社会と政府に深く染み込んでおり、500万人が住む首都をエボラウィルスから守るために発令された隔離手段でさえも賄賂がきく有様です、とキンシャサ市職員が言います。
公務員は何ヶ月分もの給料を払ってもらえず、賄賂は生活の一手段となってしまっています。
ウィルスはザイールの老朽化した医療機関に広がっており、医療機関はたいていの国よりも激しくザイールを襲っているエイズ禍の対応追われています。
Zaire’s political problems began early: Katanga, which today is the mineral-rich province of Shaba, made a disastrous attempt at secession, 11 days after independence from Belgium. It was forced back after three years of bloody conflict.
The second largest country in sub-Saharan Africa. Zaire has rich farm and watered by the Zaire river, formerly River Congo.
The country is blessed with some of the best copper deposits in the world but the engine of its economy, the state mining collosus Gecamines, has virtually ground to a halt."
Copper production dropped from a peak of 500,000 tons to under 50,000 tons in 1994. Cobalt production slumped too.
The government has dissolved three core companies in the Gecamines group and not said what will become of the state company, which generates over 70 percent of its hard currency.
ザイールの政治の問題は早くに始まりました。鉱物の豊かな現シャバ州であるカタンガ州はベルギーから独立した11日後に、不幸な結果に終わった分離工作が謀られました。その分離工作は血まみれの闘争の3年後に強行されました。
サハラ以南のアフリカで2番目に大きい国ザイールには豊かな農場があり、旧コンゴ川のザイールの川から水の恵みを得ています。
その国は世界でも有数の銅の埋蔵量を誇っていますが、経済のエンジンである国営巨大鉱山会社ゲカマイン(Gecamines)は、事実上操業を停止しています。
1994年には、銅の製造量は最盛期の50万トンから5万トン以下にまで落ち込みました。コバルトの製造量も同じようにひどく落ちみました。
政府はゲカマイン(Gecamines)グループの中の3つの中心会社を解散させ、硬貨の70パーセント以上を製造する国営会社の先行きについては言及していません。
The World Bank, International Monetary Fund and creditors led by former colonial power Belgium abandoned Zaire long ago.
世界銀行も国際通貨基金も旧宗主国ベルギーが仲立ちをする債権者たちも、ザイールをずっと以前に見捨てています。
エンクルマの自伝の一節
<Reference 2> <引用2>(Africa and its Descendants)
Kwame Nkrumah, the first prime minister of Ghana, wrote in his autobiography about the British colonial administration of this time:
ガーナの初代首相クワメ・エンクルマは自伝の中で、この時のイギリスの植民地政庁の行なった行政について次のように書きました。
エンクルマ(小島けい画)
“In all the years that the British colonial office administrated this country, hardly any serious rural water development was carried out. What this meant is not easy to convey to readers who take for granted that they have only to turn on a tap to get an immediate supply of good drinking water. This, if it had occurred to our rural communities, would have been their idea of heaven. They would have been grateful for a single village well or standpipe.
イギリスの植民政庁がこの国を統治していた間じゅう、地方の水の開発は殆んど行なわれませんでした。これが何を意味するかを、蛇口をひねるだけですぐに良質の飲料水が得られるのが当たり前だと思っている読者に伝えるのは難しい。もし田舎の村でそういったことが起こっていたとしたら、みんなは天国だと思ったでしょう。村に一つでも井戸か配水塔かが作られていたとしたら、みんなはどれほど有り難いと思ったでしょう。
As it was, after a hard day’s work in the hot and humid fields, men and women would return to their village and then have to tramp for as long as two hours with a pail or pot in which, at the end of their outward journey, they would be lucky to collect some brackish germ-filled water from what may perhaps have been little more than a swamp. Then there was the long journey back. Four hours a day for an inadequate supply of water for washing and drinking, water for the most part disease-ridden!
いつものように、暑くて蒸し暑い田んぼでのきつい仕事を終えて、男も女も村に戻り、それから手桶やかめを持って2時間もとぼとぼと歩かねばならず、その行き着いた先では、沼と言えるかどうかも分からないような所から、塩気のある細菌だらけの水でも手に入れば幸運だったのです。それからまた、長い道のりを戻らなければなりませんでした。洗濯や飲むための水を手に入れるのに1日に4時間、それも大抵は病気の元になる水を。
This picture was true for almost the whole country and can be explained by the fact that water development is costly and no more than a public service for the people being administered. It gave no immediate prospect of economic return. Yet a fraction of the profits taken out of the country by the business and mining interests would have covered the cost of a first-class water system." (Africa Must Unite)
こうした状況は、国じゅうで殆んど同じで、それは、水の開発には費用がかかり、その開発が統治する人々のための公共事業に過ぎず、経済的な見返りをすぐに期待出来る見通しが立たなかったからに過ぎません。しかし、事業や採掘投資で得られた利益をほんの僅かでも使えば、一等級の給水施設の費用は充分にまかなえたでしょう。(『アフリカは統一する』)
(7)5回目授業終了
<連絡事項>
*6回目授業→6月18日(木)15:05~16:20。
<5回目の授業でやったこと>
① Ebola virus returns~の要約の残り。(福田さん)
② CNN: Listening Comprehension Practice(英問英答)今回もしっかりやってくれました。→日本語訳
モブツが首都が危機状態の時にわざわざ北部の小さな村にニュースに流す映像を撮るためにわざわざ出かけ行った理由を英語で聞きました。川越くんがやってくれたように一つ一つの単語を聞き取るのもある程度必要やろけど、内容を取る方がもっと大事、やろな。どっちもやりながら、内容を理解出来るようにやって行けるのがええな。
③ CNNの聞き取り(坂元さん)
肝心なところろは聞き取れてたね。あれくらいわかれば意味は充分に取れると思うな。
(lying) (dormant)、(fertile) and (forested) (region) 、(vector) (organism) 、(major) (step)など は解説をしました。折角出て来たんで、使い方を覚えとくとええね。→transcription
④ Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)途中まで。→transcription
時間が少ししか残ってなかったのにやってもらいました。次回続きを頼みます。
<次回>は
① Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)続き。
② 映像(「アウトブレイク」「ER」「アフリカシリーズ」次回と次々回にかけて)→「アフリカシリーズ」・「アウトブレイク」解説
配ったプリント(取りに行き難い人は画像送るんで、遠慮なく。いつでも送れるよ。)
研究室前の椅子の上に置いてある<追加資料>
① B4表裏6 魅惑の資源 / 誰も守ってくれない / 「アフリカ大戦」再燃に目を / ジンバブエ インフレ年2億~ / コンゴ 反政府軍と~ / エボラ出血熱 アンリカを~ / エボラ最前線の現実上 / エボラ最前線の現実下 / 性暴力被害の~ / 無差別暴力~ / エボラ出血熱 続く闘い / Looking back in Anger
コンゴ・エボラについての日本語の新聞記事はこれと思ったのを取っておいた分です。「ジンバブエ インフレ年2億~」は記事で読んだインフレ率のイメージを感じてもらえたらと。福田さんがやってくれたWith inflation running close to five digitsというインフレ率のところです。ジンバブエ、インフレ率で検索すると、インフレ率をグラフにしてくれてる人のサイトを見ることができるよ。アルゼンチンなども、超インフレ率のグラフは一見の価値がるねえ。
日本語訳
With inflation running close to five digits, the government has periodically reverted to printing mountains of worthless money.
The capital Kinshasa is still recovering from waves of looting by unpaid soldiers in 1991 that forced France and Belgium to send troops to evacuate Europeans.
The United States, which propped up Mobutu during the Cold War as a bulwark against communism in Africa, has been at the forefront of pressure for democracy in Zaire.
インフレ率が5桁近くなりつつあるインフレで、政府は定期的に価値のない紙幣を山のように印刷するようになっています。
首都キンシャサは、ヨーロッパ人を退去させるための軍隊派遣をフランスとベルギーに強いた、給料を払ってもらえない兵士たちによる1991年の数々の略奪行為から何とか立ち直ろうとしているところです。
アメリカは、冷戦の間アフリカで共産主義に抗する防波堤としてモブツを支援してきましたが、今は最前線に立って、ザイールでの民主主義を求めて圧力をかけています。
transcription
“A thousand kilometers north of the Ebola (outbreak), Zaire’s President Mobutu visits the town of Gimena. He arrived here from the capital where the (population) faces the (threat) of an (epidemic), now less than two hundred kilometers from Kinshasa. For the people here Ebola seems very far away, too far they would say to (affect) their lives. But until last month the world only Ebola (victims) were found in this (remote) (region). For nearly twenty years the only known (outbreaks) of Ebola have been reported here in northern and (neibouring) Sudan. But the latest (epidemic) in the southwest has (convinced) many scientists that Ebola virus is probably (lying) (dormant) over wide area of (tropical) Africa. What scientists do not know is where to find the virus between human (epidemics). When it (flares) up apparently from nowhere, spreads and kills its (victims) quickly, then disappears just as fast."
“People (speculate) whether (plants), animals, (insects) or whatever we don’t know. That’s what we really would like to know."
“Somewhere in this (fertile) and (forested) (region) the Ebola virus is carried by an animal or (insect) or maybe even a (plant). A (vector) (organism) carries the virus without (harm) to itself (eventually) passing it to a human (victim). Finding the (vector) for Ebola will be a (major) (step) in understanding the virus and (eventually) finding a way to save the lives of its (victims). The first (priority) now for the international medical team in Kikwit is to (contain) the Ebola (outbreak). Beyond that a long (process) of (investigation) and (analysis) (lies) (ahead). Months and probably years of field work to (track) down the virus on its (homeground). A mission, President Mobutu says will have to be (financed) by other countries, not his. But this is an (era) of (budgets) (cutbacks) for science. And even if money is (available) for (research) on Ebola, finding out where it (hides) and how to kill it could still be at the far end of a very long road. Gary Striker, CNN, Gimena, Zaire."
→transcription
Sam: God damn it. Isolate’im. Islate’im.
Marby : Don’t worry. It’s not (airborne).
Sam: Sam Daniels, .
Murby: Benjamin Murby. We’ve been expecting him.
Sam: We came (as) soon as we could.
Murby: Not soon enough. The village is dead.
Sam: You know the (incubation) (period)?
「アフリカシリーズ」・「アウトブレイク」解説
*「アフリカシリーズ」8巻
授業で紹介している英国人歴史家バズル・デヴィドスンが案内役のNHKのドキュメンタリー番組「アフリカシリーズ」1~8(各45分)、1983年制作。第1部は西洋諸国の侵略が始まる以前おアフリカ。第1回「最初の光 ナイルの谷」、第2回「大陸に生きる」、第3回「王と都市」、第4回「黄金の交易網」。第2部は西洋諸国の侵略が始まった頃から1980年頃まで。第5回「侵略される大陸」、第6回「植民地化への争い」、第7回「沸き上がる独立運動」、第8回「植民地支配が残したもの」。奴隷貿易で暴利を得た西洋諸国がその資本で産業革命を起こし、作った製品の市場獲得のためにアフリカ争奪戦を繰り広げ、結果的には2つの世界大戦を引き起こしたあと、大戦後は戦略を変え、「開発」や「援助」の名のもとに、国連や世界銀行などに守られながら新しい形の支配体制(新植民地体制)を築き上げている歴史を概観している。映像化されてないので、今となっては、極めて貴重な映像。
「アウトブレイク」
アウトブレイク (Outbreak) は1995年制作のアメリカ映画。アフリカからアメリカに持ち込まれた非常に致死性の高いウィルスに立ち向かう人々を描いたサスペンス。
1967年、アフリカで内戦に参加していたアメリカ軍の部隊が原因不明のウイルス感染で全滅状態となった。軍は隠蔽のため部隊のキャンプを気化爆弾で消滅させた。
そして現在、アフリカの小さな村が原因不明のウイルス感染で全滅状態となった。CDCのダニエルズ大佐の調査で、正体が判明した。
そんな折、アフリカから一匹のサルがアメリカに密輸入された。密売人のジンボは、町のペットショップに売りつける事に失敗し、やむなくサルを森に放した。その後、そのサルに関わった、ジンボや周辺の人々が原因不明のウイルス感染で次々と死亡。感染が広まったシーダークリークという町は大混乱に陥った。ダニエルズは調査を進めていく中、原因不明のウイルスの謎に迫っていく事となる。
一部は観てもらうつもりやけど、観たい人はコピー、いつでもどうぞ。
(8)6回目授業終了
今日(15日)は時間がなくて、あした更新です。
帰ってから、Zoomトーイック(金曜日の分)を拵えてたんやけど、CDの再生ソフトだけやなくて、画面上で録音するソフトもあやしくて、結局全部は完成せず、でした。あしたまたやって金曜日の分の要領も書くつもりです。まだ晩ご飯も食べてないし、あしたは1コマ目からなんで、ここでやめることにします。
(2020/6/21:12:10)
Zoomトーイック(金曜日の分)の報告。10時からRa1 (2)のクラスの人と合同で20人ほどで2時間半ほど。問題・解答をやってもらって僕が解説。
前日に解説、音声のファイルを完成させて参考ファイルにアップロード。
(「Zoomトーイック2解説」、「Zoomトーイック2音声」、「Zoomトーイック2です。」Vol 6 Test 2の五分の一ほどです。)ダウンロードしてやってみるのも可能やで。
<連絡事項>
*7回目授業→6月25日(木)15:05~16:20。。
① Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)続き。→ transcription
② 「アフリカシリーズ」の独立・コンゴ危機、コンゴ自由国、アフリカ分割の映像を見てもらい、
③ 何人かに映像の感想を聞きました。
アメリカの介入で惨殺されたルムンバ(小島けい画)
この辺りについては、コンゴとエボラ関連で科学研究費を申請した前後に書いてまとめたのがあります。コンゴとエボラでは科研費はもらえず。エイズ関連で2度(通算7年間)もらって、コンゴとエボラはそれ以上やらなかったけど、授業では継続中。
→「医学生と新興感染症―1995年のエボラ出血熱騒動とコンゴをめぐって―」「ESPの研究と実践」第5号(2006年)61-69頁。
<次回>は予定変更で
配ってあるトーイックサンプル問題。リスニング(Part 1~Part 4)はその場でやって誰かに答えてもらってチェック。リーディング(Part 5~Part 7)は予めやっとく方がわかりやすいと思う。誰かに答えてもらってから、僕が解説。
先週用意して参考ファイルに置いてある過去問(Vol 6の一部)をやっておくと二種類の過去問が出来るので、大体感じは掴めるんやないやろか。
トーイックに対する学部の対応(中止を覆して、オンラインを実施、学生にも実際に英語を担当している教員にも連絡なし)には学生一人一人のこと考えてへんなという思いしかないけど、学部でも説明会を実施、医学科では対面をすでに4週間実施、部活動も開始、の状況からすれば、可能ではあるかも知れないけど。でも、オンラインに関してももっとやることをやってかから、やっぱりもう少し延期が妥当、と思う。
でも、みんなの立場からすれば、文句だけ言ってても時間を大事にしてるとは言えないんで、割り切って、折角の機会を利用せんと馬鹿みたい→急遽過去問を作り・Zoomトーイック(金曜日の分)を実施。このサンプル問題は一か月ほど先にやる予定を前倒し。いっしょにやろ。
紫陽花(小島けい画)もそろそろ終わりかなあ。
→Outbreak(2) transcriptionの続き
Murby: No, but it kills in two or three days. The (mortality) (rate) is a hundred percent.
Sam: Jesus. Could an (infected) person’ve gotten out of the village?
Murby: If he was dead or dying in the jungle, and it’s fifty miles to the nearest village.
Sam: The (first) (case), (patient) (zero)?
Murby: A young man called Murazo, worked with a white man to build a, a road into Kinshasa. And when he returned, he was sick….
Sam: I see.
Murby: …and he drank from this (well). From there it spreads to the (entire) village.
Sam: Did you (identify) the (carrier), the (host)?
Murby: No. When we arrived, the boy was incoherent. He died, ah, two hours later. He couldn’t tell us how he got it.
Sam: He’s not sick?
Murby: He is a (local) (juju) man, (witch) doctor. He stayed in his cave a whole week.
Sam: I’d like to talk to him, too.
Murby: No, he talks to me. You see he believes that the gods were awoken from their sleep by the men cutting down the trees where no men should be, and the gods got angry. This is their (punishment)
(9)7回目授業終了
<連絡事項>
* 8回目授業→7月2日(木)15:05~16:20。
* 課題の提出日延期→7月30日(木)
* 授業は13回しかありません。不足分は課題を出してと言われてますが、普段以上に他の教科も課題、課題のようなんで僕は遠慮しときます。Webclassのシラバスには、時間外のZoomトーイックも書いておきます。
授業では
* 従業日程の確認
授業日程表を見ながら日程の確認をしました。5月11日(月)から開始の日程で、月曜日は8月3日(月)までの14回。
* 課題提出日の変更
1週ずらす日程になるので、課題締め切り日を7月30日(木)に変更。もちろん締め切り前に出してもらっても大丈夫です。どうしても都合が悪い場合は遅れてでも提出してもらえれば成績を出しときます。
* トーイックサンプル問題。リスニング(Part 1~Part 4)、リーディング(Part 5~Part 7)
リーディングの解説の時間が足りなかったけど、解説も参考ファイルに置いてあるんで、あとは自分でやってや。音声ファイルも載せとくんで、繰り返し使ってや。速度を速めて聞くのもやってみるとリスニング力が少しは上がるんやない?
Zoomトーイック用に作ったファイル(「Zoomトーイック2解説」、「Zoomトーイック2音声」、「Zoomトーイック2です。」)は参考ファイルに置いてあるんで、やっておくと二種類の過去問が出来るので、大体感じは掴めるんやないやろか。Zoomトーイック2はVol 6 Test 2の五分の一ほどの分量です。
次回は
* アメリカの救急で医者をしているカーターがコンゴのキサンガニの診療所にボランティアで出かけるアメリカテレビドラマを観てもらおうと思っています。今まで新聞やニュースやドキュメンタリーで見てきたものとは違う局面を見てもらえるかもしれないと思っています。続編もあるけど、今回は最初のものだけ。後編を見たい人はいつでもコピーするんで、どうぞ。→ERIX6B・X解説
コンゴの歌も1曲聴いてもらいたいと思っています。→Papa Wemba解説
* 授業についてのコメント、コロナ騒動の中で思ったことや感想意見など、一人一人から聞きたいと思っています。
ERIX6B・X
* IX6『悪夢』(授業で観た分)・・・国際医療同盟の活動に参加していたコバッチュに助けを求められ、アフリカ・コンゴ共和国の難民キャンプでの医療支援活動に参加する。
Papa Wemba
服部晃好くん(北海道新冠郡の新冠町立国保診療所→http://www.niikappu.jp/kurashi/sekatsu/sumai/teijyu/iryo/kokuho.htmlの勤務医)に【ケニア、タンザニアの音楽事情とリンガラ音楽について】を書いてもらいましたが、その中にPapa Wembaについても書いてくれています。一部貼っときます。服部くんは36歳で宮崎医科大学に入って来て授業で出会いました。相性がいいみたいで、いまだに遣り取りをしています。名古屋工大をの院を出てガス会社に行ってたそうで、そこを辞めてタンザニアで3年理科の教師、一年半ほどケニアで調整員をし、その間に6年分のお金を貯めて一発勝負で受験をしたようです。そのころ医学科にはすでに何人か海外青年協力隊の経験者がいて、誰もが意欲もあり成績もよかったので、高年齢で面接もあったのに合格出来たと思います。写真は定年退職の年に医学部でやったシンポジウムで撮ったものです。
【リンガラ音楽】
「リンガラ」という呼び方は、ケニア、タンザニアなど「外国」(日本を含む)での呼び方であり、コンゴでは単に「ルンバ(Rumba)」と呼ばれる。また、欧米では「リンガラ」よりも「スークース(Soukous)」という名称の方が一般的である。元々、リンガラというのはコンゴの商用語のことであり、コンゴ川流域にそれぞれ独自の言語を持つ民族が多数共存する状況において、特に商取引の便宜を図るために自然発生的に形成されたものと言われている。1960年のコンゴ共和国の独立後、現地で流行したポピュラー音楽の多くがリンガラ語で歌われるようになったため、ケニアやタンザニアなどでは、そうした音楽を「リンガラ(音楽)」と呼ぶようになったのである。
地元(コンゴ)の人々が「ルンバ」と呼ぶように、リンガラ音楽のルーツにはキューバ音楽がある。ただし、これは何も「リンガラ」に限ったことではなく、ナイジェリアの「ジュジュ(Ju Ju)」、ガーナの「ハイライフ(High Life)」、カメルーンの「マコッサ(Makossa)」、そして、ユッスー・ンドゥールやサリフ・ケイタの音楽等々、現代アフリカン・ポップスのベースには、たいていキューバをはじめ中米やカリブの音楽の影響があるという。「(伝統的な音楽を持つ)アフリカ人がなぜキューバ音楽を?」と不思議に思ってしまうが、キューバで生まれた本来のルンバは、アフリカから強制的に連行された奴隷たちが、休憩時間にだけ小屋で踊ることを許されていたという状況の中で生み出された、打楽器と歌(コーラス)だけで構成された(いわゆるアフリカ色の強い)音楽であるということを考えると、アフリカの人々がキューバ音楽を取り入れるのは至極当然のことであろう。キューバやカリブ諸国の(いわゆる)ラテン系音楽は、1920年代から主として白人入植者によってアフリカへ持ち込まれたが、1950年代半ばにはヨーロッパからアフリカに輸入されるラテン音楽のレコードが、コンゴを含む中部・西部アフリカにおいて非常に売り上げの大きい重要な商品であったということから、現地の人々にとってこうした(ラテン)音楽の衝撃が如何に強烈だったかが想像できる。その衝撃は、目新しい衣装をまとって突然目の前に現れたのが、実は音信不通になっていた古くからの友人であったことを知った時のようだったのかもしれない(ちなみに、この時期、ヨーロッパの大手レコード会社が次々に現地へ進出し、キューバやアメリカで既に発表されていた音楽を低コストで再生産・再発売することで、莫大な利益を上げていたという)。
現在、一般に「リンガラ」と呼ばれている音楽は、キューバン・ルンバをベースにしながら様々な民族のリズムを融合したリズム体の上に、複数のエレキ・ギターによる高音域の繰り返しフレーズが絡み合い、主に高音域で歌うヴォーカルとコーラスが載るというのが最も一般的なスタイルであり、多くの楽曲は、①ルンバ、②サカデ(Sakade)、③セベン(Sebene)という3つのパートから構成されている。①ルンバは歌やコーラスを聴かせるゆったりしたパート、②サカデはソロ・ヴォーカルとコーラスの掛け合い(コール&レスポンス)で盛り上げていくパート、そして、③セベンはダンスのためのテンポの速いパートであり、ライブでは5分、10分と続くことも珍しくない。それぞれのパートは、同じようなリズムやリフレインの繰り返しが基本であり、「リンガラ」の目的が踊ることにあるのが一目(一聴?)瞭然である。ライブにおけるヴォーカルの掛け合いやセベン・パートでのダンスは、初めて見る人にはかなり奇異に写るかもしれないが、現地では聴衆も一緒になって盛り上がるのが普通である。そして、こうした構成はまさに伝統音楽を現代の楽器を用いて再現したものであり、夜を徹して延々と繰り返しながら盛り上がり、集団でトランスに入っていくような要素も伝統音楽と同様であるように思われる。ただ、1960年代までの初期(いわゆる第一世代や第二世代)の「ルンバ」は、ゆったりとしたキューバン・ルンバのカラーが強く、楽曲も歌が中心であった。それを上記のような主としてダンスを楽しむための音楽として変革したのが、1969年に結成されたザイコ・ランガ・ランガ(Zaiko Langa Langa)であり、現在のリンガラもその延長線上にあると言える。そして、そのザイコ・ランガ・ランガの中心人物であり、現在も「リンガラ」のシンボル的存在であるのが、欧米や日本でも有名なパパ・ウェンバである。
近年のコンゴの混乱を反映してか、現在のコンゴのリンガラ・シーンは1970~80年代の全盛期に比べてずいぶん沈滞しているという。しかし、ラップの要素なども取り入れた新たなスタイルも生み出されており、特に中部・東部アフリカにおいては依然として最も影響力の強い音楽であることは間違いない。
– パパ・ウェンバ Papa Wemba –<リンガラ・ポップの伝道師>
中央アフリカに位置するザイールからアフリカ各地へと広まっていったリンガラ・ポップ、このサウンドをアフリカからヨーロッパへ、そして世界中へと広めていった伝道師の役目を果たしたのが、ヴィヴァ・ラ・ムジカを率いて何度も日本を訪れているパパ・ウェンバです。彼はミュージシャンとして、ザイールの音楽シーンを引っ張っただけでなく中央アフリカ最大の都市キンシャサという大都会に住む若者たちのファッション・リーダー、トレンド・リーダーとして、そのライフ・スタイルにまで影響を与える存在でした。そのサウンドは都会の文化、ストリートから生まれた数少ないアフリカン・ポップスと言えます。
クラス名簿(再掲載) 英語 Rb1(3)クラス名簿(32名)
(10)8回目授業終了
<連絡事項>
* 9回目授業→7月9日(木)15:05~16:20。
授業では
① ERIX6『悪夢』
② Papa Wemba
③ コメント(宮崎さん、植村くん、杉村くん、松本さん、待山くん)
次回は
① ブレイクアウトセッション3人ずつ:ERIX6『悪夢』の感想(オンラインで話す機会がないので、是非気軽にしゃべる機会にしてもらえると)
② コメントの続き。
③ The colonization of Africa(Precolonial Africa, The first colonialists:得能さん)
④ 『金のフレーズ』のブレイクアウトセッション
次回から、アフリカ(植民地化以前と奴隷貿易)と、トーイック関連(『金のフレーズ』)の2本立てで行く予定。アフリカについては、The colonization of Africaをさっと読んだあと、西アフリカの文明、砂漠の民トワレグ人、世界の貿易の中心地カイロ、東アフリカの交易都市、1505年のキルワの虐殺虐殺などで発表してもらえればと思っています。アフリカの歴史のPrecolonial Africa, The first colonialistsは目を通してきてや。「アフリカシリーズ」の映像でも紹介するけど、文章を読んでおくとよりわかり易いと思うよ。課題図書のバズル・デヴィドスン著の『アフリカの過去』(理論社)と『アフリカ史案内』(岩波新書)はお薦めです。
『金のフレーズ』の先ずは①の100題の行けるところまで。ブレイクアウトセッションで日本語を言って英文を答える、わからない箇所はお互いに教えあう、みたいな作業をしてもらおうと思っています。折角のZoomの機能がうまく使えるとええね。
授業で、また。
(11)9回目授業終了
<連絡事項>
* 最初に配った『金のフレーズ①~⑤』の演習用シートで、印刷して研究室の前に置いてある資料の6つの元ファイルを参考ファイルに置きました。取りに行きにくい人はこのファイルをダウンロードしてや。(金ワード①_⑤日英、金ワード①括弧、金ワード②括弧、金ワード③括弧、金ワード④括弧、金ワード⑤S括弧)
* サンプル問題の音声ファイル(サンプル問題①~④)も参考ファイルに置いてます。
トーイック協会から出ている唯一の過去問題
* 課題の提出日(問い合わせもあったんで):8月6日(木)までにWebclassでファイルを送って下さい。(ファイルの置き方は画面を共有して説明するね。Webclassで集めるのは初めてやけど、協力してや。)
* 課題の確認(問い合わせもあったんで):~が~であるという明確な仮説を立てて、客観的に、科学的に論証するエセイを書いて提出、課題図書は論証する際に参考として引用するものです。仮説を思いつかない時に課題図書を読んで考えるのも一つのやり方。英語の授業なので、英語で書くことを薦めます。
* The colonization of Africaのワードファイルを参考ファイルに置きました。(7~8ページが抜けていたんで)
* 10回目授業→7月16日(木)15:05~16:20。
授業では
① The colonization of Africa(Precolonial Africa, The first colonialists:得能さん)→Precolonial Africa, The first colonialistsの日本語訳
② 『金のフレーズ』5題の解説、で時間切れ。
次回は
① 発表:カイロ(植村くん)
発表してくれる人がいたらメールで知らせてや:西アフリカの王国、砂漠の民トワレグ人、東アフリカの交易都市キルワ
② 映像:西アフリカの王国→トワレグ人→カイロ→東アフリカの交易都市→1505年のキルワの虐殺
栄えていた商業都市タンザニア沖合の島キルワ、1505年廃墟に
③ 『金のフレーズ』)①の5~100題の行けるところまで解説→ブレイクアウトセッションで確認し合い、出来れば覚え合う。
授業で、また。
Precolonial Africa, The first colonialistsの日本語訳
Africa and Its Descendants (アフリカとその末裔)
Chapter One: The Colonization of Africa(アフリカの植民地化)
PRECOLONIAL AFRICA 植民地化以前のアフリカ
Africa has been of great importance to the development of mankind. It has been found that the earliest beings able to make tools once lived in the Rift Valley in East Africa.
アフリカはこれまで人類の発展のためにとても重要でした。ごく初期の頃に道具を作るが出来た人たちが、かつて東アフリカのリフトバレー(大地溝帯)に住んでいました。
A big leap forward was taken when man learnt to sue iron for tools. Another big step was taken when cultivation started on a large scale. Large scale cultivation in Africa began in about 2000-3000 B.C. in both West Africa and Ethiopia.
人々が道具を作るために鉄を精錬するようになって、ひとつの大きな文明の飛躍がありました。大きな規模で耕作が始まって、更に飛躍を遂げました。約紀元前2000年から3000年頃、西アフリカとエチオピアの双方で、アフリカでは大規模な形での耕作が始まりました。
Between the years A.D. 700 and 1400 Europe developed rapidly. But for all this time European society was in many ways inferior to that of its African neighbours. Cairo was the foremost trade centre in the world and gold was used as the means of payment. Some of this gold was brought from West Africa, and some from Central Africa. The gold of Africa kept world trading going. World trade was stimulated by the spread of Islam. The gold from Zimbabwe was transported from the interior by Muslim middlemen to the African East Coast.
700年から1400年の間に、ヨーロッパは急速に発展しました。しかその期間の間も絶えず、ヨーロッパ社会は様々な点で、近隣のアフリカ諸国よりも劣っていました。カイロは世界の最大の貿易拠点で、金が支払いの手段として使われました。このとき使われた金は、西アフリカや中央アフリカからきたものもありあました。アフリカからの金が世界の交易を発展させ続けました。世界貿易はイスラムの広がりによって刺激を受けました。ジンバブエからの金はイスラム教徒の仲買人によって内陸からアフリカの東海岸へ運ばれました。
In West Africa, too, long-distance trade gave birth to new and powerful societies. The West African kingdoms were ruled by kings who appointed local noblemen to collect taxes from the peasants.
西アフリカでは、また、長距離貿易が、新しくて強力な社会を生み出しました。西アフリカの王国は王によって統治され、王に指名された地方の貴族が農民から税を集めました。
西アフリカの王国を訪れたポルトガル商人イブン・バトゥータ
Not only in West Africa, but also in Central Africa a centralized organization of society emerged on the basis of surplus production, trade and a growing population.
西アフリカだけでなく、中央アフリカでも、余剰生産と交易と人口増加を基礎にして、中央集権社会が現れました。
Parallel to the development of large kingdoms in Africa many groups of people learnt to control nature without kings and kingdoms. Their political systems may be called 'village rule.’
アフリカでは、大きな王国の発展と併行して、多くの人々の集団は王や王国なしに自然を制御するようになりました。その人たちの政治制度は “村落共同体支配” と呼べるかも知れません。
In Africa, as elsewhere, migrations of cattle-raising people took place when they had to find new pastures, and new places to live for a growing population.
アフリカでは、他の所と同じように、人口が増えて新たな牧草地を探し、生活するための新たな土地を見つけなければならなくなった時、遊牧民の移住が始まりました。
THE FIRST COLONIALISTS 最初の植民地支配を目論んだ人達
Portuguese adventures were the first Europeans to 'discover’ Africa south of the Sahara. The first voyages along Africa’s west coast were little more than an extension of the piracy. The Portuguese took away people from the coasts they plundered and brought them home as slaves. As yet slave trade and economic exploitation were on a small scale.
ポルトガルの探検家がアフリカサハラ以南のアフリカを最初に「発見した」ヨーロッパ人でした。アフリカの西海岸に沿った最初の航海は、海賊行為の延長に過ぎませんでした。ポルトガル人は略奪行為を行なった海岸地域から人々を連れ去り、奴隷として母国に連れて帰りました。しかしそれでも、奴隷貿易と経済的な搾取の規模は小さなものでした。
They started to buy gold directly at the coast. In time they also wanted to find a sea route to India. Their aim was to take away from the city-state of Venice their control over the profitable spice trade with the East Indies.
ポルトガル人たちは海岸線で、直接金を買い始めました。やがてはインドへの海上ルートも発見したいと望んでいました。その人たちの目的はベニスの都市国家から、儲けの多い東インドとの香辛料貿易の支配権を奪うことでした。
Portugal wanted to start trade by exchanging goods with East Africa. But the project failed as the goods that Portuguese had to offer were inferior to those of the East African tradesmen. The Portuguese seafarers and merchants then decided to achieve for themselves the East African trade monopoly by force. With their superior arms the Portuguese managed to destroy the East African civilization.
ポルトガルは東アフリカと商品を交換することによって貿易を始めたいと思っていました。しかし、ポルトガルが持っていった商品が東アフリカの貿易商人の扱う商品よりも劣っていたために、その目論見は失敗しました。その時、ポルトガルの船乗りと商人は、武力を使って自力で東アフリカの貿易を独占しようと決めました。ポルトガル人は、優れた武器を使って辛うじて東アフリカの文明を破壊することに成功しました。
In Western history Vasco da Gama, d’Almeida, and Tristan da Cunha have been estimated as 'great discoverers,’ but they were nothing but destroyers for Africans. A Germany who was present when d’Almeida destroyed Kilwa gives us the following eyewitness report:
“In Kilwa there are many strong houses storeys high. They are built of stone and mortar and plastered with various designs. As soon as the town had been taken without opposition, the Vicar-General and some of the Franciscan fathers came ashore carrying two crosses in procession and singing Te Deum. They went to the place, and there the cross was put down and the Grand-Captain prayed. Then everyone started to plunder the town of all its merchandise and provisions. Two days later the city was set on fire."
西洋の歴史では、ヴァスコダ・ガマやダルメイダやトゥリスタオ・ダ・クンハはこれまでずっと「偉大な発見者」として評価されて来ましたが、アフリカ人にとってその人たちは破壊者以外の何ものでもありませんでした。ダルメイダがキルワを破壊した時に立ち会ったあるドイツ人は、次のような目撃証言をしています。
「キルワでは2階や3階の高いしっかりとした家がたくさんあります。家は、石とモルタルと漆喰で出来ていて、様々な模様をしています。町が抵抗もなく占領されるとすぐに、司教総代理と何人かのフランシスコ会の神父が上陸をして、一列になって十字架を運び、賛美歌を歌いました。それからその場所に行き、十字架が降ろされ、総督が祈りをささげました。それから、その町の全ての商品と食料品を略奪し始めました。2日後、街に火をつけました。」
The main interest of these first colonialists was in spices, cloth, gold, and ivory. They dominated the sea but on land only some narrow strips of the coast. Other countries soon began to compete with the Portuguese for the trade with the East; first the Dutch, then the English and the French gained control over this rich trade.
こうした植民地支配を目論んだ人達の主な関心は、香辛料と布と金と象牙でした。その人達は海を支配しましたが、陸では海岸線の岸の狭い僅かな地域を支配しただけでした。やがて他の国々も東洋との貿易を求めてポルトガルと競争をし始めました。最初にオランダ、次にイギリスとフランスがこの豊かな貿易の支配権を手にすることになりました。
THE SLAVE TRADE 奴隷貿易
The European conquest of South America suddenly changed the character and importance of the slave trade. With brutal force the prospering cultures of Peru, Bolivia and Mexico were stamped out by the Spanish conquerors and their silver and gold were stolen. Many Spaniards who set out for this Eldorado found no metals but settled as farmers.
ヨーロッパ人が南アメリカを支配したことで、奴隷貿易の特徴と重要性が一変しました。ペルー、ボリビア、メキシコの繁栄した文化はスペインの侵略者に力ずくで踏みにじらされ、金や銀が盗まれました。理想郷を求めて出発したスペイン人たちは金銀を見つけられませんでしたが、そのまま住み着いて農民になりました。
In 1518 a Spanish ship brought the first cargo of Africans directly from Africa to America. This was the start of a trade in slaves which was to continue for three and a half centuries and to bring millions of Africans to America.
1518年、スペイン船が初めてアフリカ人の積み荷を直接アフリカからアメリカに連れて行きました。これがその後3世紀半にも渡って続き、何百万人ものアフリカ人をアメリカに連れ出すことになる奴隷貿易の始まりでした。
The merchants’ profits and the products from America were exchanged in Europe for guns and cloth which were brought to Africa and exchanged for slaves. These humans were sold in America where they produced the goods to be brought to Europe. This was the so-called 'triangle trade.’ The riches of the capitalists grew while Africa suffered.
奴隷商人の利益と、アメリカからもたらされた産物は、ヨーロッパでアフリカへ連れて行かれて奴隷と交換される鉄砲や布に交換されました。これらの人間はアメリカで売却され、そこでヨーロッパに運ばれる商品を作り出しました。これが所謂「三角貿易」でした。資本主義者たちの富が増えて、アフリカが被害を受けました。
奴隷船(帆船)
European, above all English and American capitalists had gained enormous profits from the trade in slaves and the work performed by the slaves. Slavery was an essential part of the international capitalist market. By this trade the first large-scale collection of wealth was accumulated to speed up the development towards capitalism. The 'triangular trade’ was one of the foundations of the Industrial Revolution in Europe.
ヨーロッパ、とりわけ、イギリスとアメリカの資本家たちが奴隷貿易と奴隷が行なう労働から莫大な利益を手に入れました。奴隷制は国際資本市場で重要な役割を担っていました。この貿易によって、大規模な初期の富の集積が行なわれ、資本主義への発展の速度を加速させました。「三角貿易」はヨーロッパの産業革命の基礎の一つでした。
For Africa the consequences of the slave trade were ruinous, not only in the terms of the boundless suffering of the millions who were taken as slaves, and their descendants, but also for those left behind.
アフリカにとって、奴隷貿易によってもたらされたものは、奴隷として連れ出された何百万もの人々とその子孫の際限ない苦しみという意味だけではなく、後に残された人たちにとっても、壊滅的でした。
(12)10回目授業終了
<連絡事項>
* 課題の提出日(再確認):8月6日(木)までにWebclassで。(ファイルの置き方は、今日確認出来たんで、次回に説明するね。)
* 23日は祭日で授業なし。
* 11回目→30日:『金のフレーズ』、映像「アフリカシリーズ」冒頭
* 12回目→8月6日:課題提出、『金のフレーズ』、:第二次大戦後:映像「アフリカシリーズ」
* 13回目(最終回)→8月13日:まとめ
授業では
① 英語で解説、映像:西アフリカの王国→トワレグ人→カイロ→東アフリカ→キルワの虐殺
② 映像:西アフリカの王国→トワレグ人
③ 発表:カイロ(植村くん)
② 映像:エジプト→東アフリカ→アフリカ南部(ジンバブエ、ジンバブエ遺跡に行った時の写真)→キルワの虐殺
栄えていた商業都市タンザニア沖合の島キルワ、1505年廃墟に
③ 『金のフレーズ』)①の6~10の解説。
次回
① 『金のフレーズ』①の11~100の解説→ブレイクアウトセッションで確認し合い、出来れば覚え合う。『金のフレーズ』の演習用のプリント(研究室前の印刷物)か参考ファイルのファイルかを準備しときや。
② 映像「アフリカシリーズ」冒頭
授業で、また。
安田くんの画面になんで女性が映ってるんやろ、と思ってたら、松本さんの友だち、やったみたい。授業に顔を出してもらって、至って光栄やね。
Zoomはこういうことも可能なんやなあ。
二年前の11月頃に、350人収容の階段教室の南アフリカ概論の授業の最後の頃に、ふと見上げたら、看護学科の授業で出会った黒木さんという女性(当時渋谷の日赤の看護師)がぽつんと後の方に座ってました。そのシチュエーションにへぇーと感心した覚えがあります。授業後に話を聞いたら、事務室に聞いて部屋を確かめて来てくれたみたいでした。
そのあと、たぶんいっしょに夕食を食べたと思うけど、結局話を切り出せなかったようで。それで気になってたんで、3月に吉祥寺に行った時、お昼を食べたあと井の頭公園に行って話をしたら、日赤をやめて神学校に入ることにしました、と言われました。そうか、あのとき相談に来たんや、と思いました。修士課程も出て、アメリカの博士課程か、いずれは大学の教員か、医学科を再受験して医師にという選択肢にあったのに、一度は自立してと決めて東京に行った、と思ってたけど、神様の世界に行くとは、予想してなかったなあ、としみじみ思いました。
同級生の久寿米木さんは、大学に入った頃の夢を実現して去年の3月から海外青年協力隊でジプチの難民支援に行ってたはずやけど、全員帰還したらしいから、今はどうしてるんかな。
四十路余りの春秋を送れる間に世の不思議見ることややたびたびになりぬ、やないけど、長いこと生きてるといろいろあるねえ、ほんま。こんなに長いこと生きるとは、というのが、一番の不思議やけど。まだ生きてしまいそう。どうなるんやろ。
前期もあと3回やなあ。
(13)11回目授業終了
前期もあと2回になったねえ。確認してや。
* 課題は8月6日(木)までにWebclassで。
* 12回目→8月6日:『金のフレーズ』、(続き)、(時間があれば)映像「アフリカシリーズ」冒頭
* 最終授業→8月13日:いろいろ聞かせてや。
* 「授業についての感想」のワードファイル(参考ファイルに)、最終日までにWebclass(「授業についての感想」)に出してや。
オンライン授業と対面授業についての質問も入れてあります。後期もオンラインが続きそうな気配なんで、みんなの気持ちも知りたいし、9月末締め切りの新人賞に送るつもりで小説も仕上げるつもりで、その中に使うかもしれないんで、予め諒承のほどを。受ける側の気持ちを聞いてみたいです。
* オンライントーイックの成績がメールで送られて来てると思うので、そのファイルをWebclass(「トーイックオンライン」)に出してや。
急遽無理やり実施した割りには事務処理も遅いので、成績を出すのが遅れそう。そこで、協力要請です。成績を送ってもらえれば詳細もわかるし、後期の参考にもなりそうやし、成績(課題半分、トーイックスコア半分)も最終日までに出せそうやし。松元さんにLineを流してもらった通りです。よろしく、ね。
Zoomトーイック→希望者がいれば、前期試験が終わった頃から先ずは後期が始まる前(9月末)まで、週一回くらいのZoomトーイック(公式TOEIC Listening & Reading 問題集2と3を編集しての過去問演習、前回希望者でやった要領で)につき合ってもいいと思っています。希望者はメールしてくれたら、Zoomの招待状を送ります。(人数にもよるけど、他の希望者と合同で)新Zoomトーイック(公式TOEIC Listening & Reading 問題集2と3を編集)の問題を作っときます。
授業は
* 課題、ブログの確認。
* 『金のフレーズ』①の11~40の解説→ブレイクアウトセッション
演習用シートを使って日本語を見てすぐに英文がスムーズに出て来る練習をくり返して英語に慣れや。⑥~⑨の希望者がいれば、いつでもどうぞ。~⑫も必要なら作るけど。
次回
* 『金のフレーズ』①の41~100の解説→ブレイクアウトセッション
授業一覧を作ってるけど、13回分でも全部の授業をまとめると、いろいろやったんやなあと思うね。始める前は授業もどうなるか全くわからんかったし。オンラインは初めてやったしね。でも、その時その時に出来ることはやったという気がするな。ま、過ぎ去ってみないと、ほんまのことはわからんかも知れんけど。来週、また。
(16)課題講評
課題の講評です。もっと早くと思ってたけど、提出してない人との遣り取りや、医学科1年生の不正騒ぎがあり、2週間ほど遅れました。課題を読んで成績はだいぶ前に出してたんやけど、ね。
全般の講評は、全体によう出来てたと思います。感心しました。たぶん自粛期間も長かったので時間をかけた人も多かったようで。半分ほどが英語というのも異常事態、初めてです。毎年何人かあるかないかやから、やっぱり異常事態、やなあ。
しかも、英語は充分に読めたんで、アウトプットの機会を増やして、書いたり、読んだり、聞いたり、話したり、どんどんやれば気づいたら使えるようになってる、ということかもねえ。
僕は、戦争に負けて無理やりやらされて・・・という意識が強かったせいか英語に対していまだに抵抗があるけど、高校の教員の採用試験が受験出来たのも、38で大学職に就けたのも、受験勉強をしないでたまたま行き着いた先が英米学科で、教員資格も取れたし、(アメリカの半ば支配下にあって)全般に英語と関係のある仕事が圧倒的に多かったからやと思う。もちろん、結果論やけど。
原爆を落とされて無条件降伏をつきつけられ、色々な局面でアメリカを強要されてから久しい今となっては、英語が使える方が圧倒的に有利なのは事実、みたい。
仮説を立てて客観的に論証するという作業は、大学ですべき大事なことの一つ、教養、専門基礎では特に大事やと思います。
秀を3段階(満点、SS、S)、優を2段階(AA、A)に分けました。良はB。
満点 5人、SS 2人、S 8人、AA 6人、A 5人、B 4人、未提出 1人。計31人。
英語で書いてたのは18人。満点は、ある一定の水準を超えていそうで、短い期間によう書けたなあ、と感服した課題につけました。
仮説が曖昧なのが結構ありました。~が~であるという明確な仮説を立ててはっきりと論証するのが大切やと思います。感想文に近いのや、調べたものをまとめて自分の意見をつけたのもあったように思います。
最終的には言いたい気持ちが強いのがこちらに一番伝わって来ると思います。課題に限らず、書いたものはすべてそうやと思うけど。
わかりやすいのは、きちんと章立てが出来(もちろん、論理的な展開一目でわかるものがベスト)、参考文献もきちんとついているもの。図や統計のような客観的な資料や、言ってることをまとめているような画像や地図も効果的やと思います。
その辺りは形式の問題なので、読む側の視点も考慮して書ければ自ずから何が読みやすいかは見えて来ると思います。
個人的に講評が必要な人は連絡してもらえればメールでも、Zoomでも、課題を見ながら、意見も聞きながら話出来ると思います。7~8割は後期も授業で会う機会がありそうなので、遠慮なくどうぞ。
住んでるのは学園木花台の高台にあるんで、家からも木花の研究室からも、加江田の山が見えます。ひさしぶりに木崎浜に自転車で行って、真夏の砂浜を歩くかな。
(17)前期最終メッセージ
* 前期Zoomで大変やったけど、授業してて楽しかったです。
* 明日(28日)成績登録しときます。未提出の人を待ってたんで。
* たぶん4回くらいになると思うけど、Zoomトーイック(夏休み版)やる人は、今からでもメールしてくれたら招待状送るよ。
(2007年10月小島けいカレンダー、手書きのカレンダー)
トーイックの奨学金については、学生からの問いあわせもあり、副学長の段階で検討中です。幸か不幸か該当者はいなかったね。
事務局からは以下のメールが届いています。 ↓
ご担当の先生より、6月に地域資源創成学部で実施された「TOEIC-IPオンライン」の試験結果も成績優秀者奨学金の申請可能であるかという問合せがありました。
担当部局(学生支援部学生生活支援課)に確認をしておりましたところ、「テスト形態(問題数・時間)が異なることから、奨学金の対象外とさせていただく」との回答がありました。
※2020年度宮崎大学「夢と希望の道標」奨学金については下記URLをご参照ください。
http://gakumu.of.miyazaki-u.ac.jp/gakumu/campuslifeinfo/2015-12-22-01-52-39.html
前期のスコアと換算スコアの分布を書いとくね。3年まであと5回受験が必須で、成績の50%をトーイックのスコア、が学部の方針なんで、英語で良い成績をと思う人はトーイックのスコアを伸ばすしかないと、ということになるかな。
授業でも繰り返し言ったけど、トーイックのスコアがよくても必ずしも英語が使えるというわけではないけど、英語を使うモードにするなら、トーイックも役には立てられる、と思うよ。いいスコアを取れば励みにもなるしね。くり返していうけど、過去問をくり返してやり、基本文をくり返してインプットすれば800まではそれほど不可能やないと思う。500前後の人は、一踏ん張りすれば奨学金をもらえるライン(650)に行くと思うよ。希望者には夏休みもZoomトーイック、後期が始まってからも11月の試験に向けてのZoomトーイックも考えてるんで。就職活動で使う履歴書に高得点の証明が要る人はお金を出してトーイック講座に通うと聞くけどね。
このクラスのスコア、換算点(成績の50%)の分布
スコア
600~649 2人(奨学金申請の対象は650以上)
550~599 5人
500~549 1人
450~499 11人
400~449 4人
350~399 5人
~349 3人
換算点
46~50 5人
41~45 7人
36~40 10人
31~35 6人
25~30 3人