つれづれに

南瓜に勢いがついて来ました。

近いうちに柵を拵えて登らせるつもりです。

柵が追いつきません。ここまでくれば隣に侵入しないように見張るだけ、秋には実をつけてくれるでしょう。何年か前から瓢箪形の南瓜を作ってますが、柔らかくて評判は上々です。吉祥寺の駅ビルで一個2000円の値札を見た時はびっくりしましたが、神戸から元町の間の店屋さんでは400円くらいで変に安心しました。

他に鞘オクラ、胡瓜、ピーマンが順調にが大きくなりかけています。そのうち食べきれなくなってまたお裾分けするようになりそうです。

オクラ、この3~4倍の高さになります

胡瓜は早めに採ると柔らかくて瑞々しいです

柵は竹でジャングルジムのようにするつもりです。台風の時は固定する必要はあるものの地面につかずにきれいな実が取れます。一年目は重みで竹が台風の時に総崩れ。それ以降は竹を鉄棒で固定するようになりました。

近いうちにジャングルジムのような柵が出来る予定。レタスの種を採るために花を咲かせています。かなり細かい種なので、うまく採れるかどうか。

すでに蚊にやられないように蚊取り線香を5~6本炊いての作業ですが、梅雨の合間の晴れ間は助かります。どうやら今度は土曜日くらいまで降らないみたいなので、南瓜の柵と、虫よけのためにせっせと希釈した酢を撒こうと思っています。

虫の勢いはすごいので、ブロッコリーやレタスなどの寒冷野菜はすでに採れませんが、この時期、まだ大根の葉が残っているのは酢のおかげのようです。今は15倍くらいに希釈して撒いています。あしたからまた竹取の翁です。

大根の葉はだいぶ虫にやられてますが。今日も何匹が青虫を潰しました。

つれづれに

先月久しぶりに「つれづれ」を更新したとき、「これからは決まった時間にいく必要もなく、時間はあるようですので、毎月20日に更新している続モンド通信に合わせて、せめて月に一回くらいは『つれづれ』も更新出来ればいいんですが。」と書いたものの、もう25日。遅ればせながら。

何とか滞っていた続モンド通信を今月は書き(「アングロ・サクソン侵略の系譜26:A Walk in the Night」)、4年間最終年度の科学研究費の前年度の最終報告を書きました。

大学にいる限り教育、研究、社会貢献を求められるようで、居やすいように研究をする振りをして何回か科研費をもらい、ごまかしごまかし退職したものの、退職後も専任に再任用され、また研究をする振りをして科研費をもらっています。まさか、その研究だけが残り大学の研究室を使うことになるとは、ほんと何が起こるかわからんもので。

30年以上もためた、学生からの課題や感想文を整理中で。小説に使えればと思って取って置いたものながら、ほんまにようさんあって。使えることを祈りながら、今年中には整理を終えて部屋も空にしないとと思っています。

小説の方も天気に合わせたように停滞気味です。一週間ほど前から虫にやられたか、帯状疱疹か、背中に変な発疹のようなものが。充分に機能を果たさないとまではいかなくてもあっちこっち体にもがたがきてるようで。どうも全般に停滞気味、という近況報告です。

畑はレタスやブロッコリーの季節が過ぎ、胡瓜、茄子、トマト、オクラ、南瓜などの夏野菜、青虫から蚊の季節に移っているようで。次回までには、規則正しい生活のリズムが取り直せるとええんやけど。牡丹がそろそろ今年も咲くかなあ。

つれづれに

ほぼ一年ぶりの更新です。

みかんの花が一斉に咲き始め、甘酸っぱい匂いがあちこちから漂って来ます。明石にいる時は、静岡、和歌山、愛媛、佐賀などがみかんの産地やと思ってましたけど、宮崎、大分も柑橘類の宝庫。気候を考えれば当然の話なんですが。

今くらいの季節に歩いていると、あちこちから甘酸っぱい匂い。明石から宮崎の人に、淡路島からトラックで売りに来た小みかんを送ったことがありましたが、宮崎に来てみたら、送った相手の家の畑にみかんの樹が4本、知らぬが仏とはこのことやと思い知りました。

庭ではイリス↓が咲きました。植え替えて二年ほど花を咲かせてくれなかったのですが、今年は5本咲いてくれました。イリスには申し訳ないのですが、玄関と洗面所に移動してもらっています。

(こじまけい画)

前の「つれづれに」が→「授業が始まって大丈夫かなあ」(2020/4/7)。一年以上が経ちました。授業用にブログを作ってもらってホームページはブログで書いたものを貼ってるだけですが、それでも毎日数名が見てくれているようで。一番多いときは学士力発展科目を三つで933人、それに英語のクラスが5クラスほどあったんで、授業で出会った人の数も半端ではなく、そのうちの何人かがいまだに覗いてくれているようで。学年末と新学期は毎日十名前後、季節の変わり目も関係あるようで。

定年退職後、毎年更新で最長十年、のんびりやって下さいと再任用、その契約が切られて、4月から授業なし、新学期の準備をしなくていいのが、45年ぶり。科研費がもう一年残っているので、研究室はそのまま使っています。

人と会わなくなったら呆ける人が多いそうですが、それなりにすることがあって、毎日何やかや。畑の勢いもすごいですし。今年は虫よけに、希釈した酢を撒く時間があって、今のところ効果がありそうな気配です。その前から小説も書き始めて。もちろん、先行きは、コロナ騒動といっしょで、まったくの不透明。

「授業が始まって大丈夫かなあ」(2020/4/7)のあと、突然遠隔授業の準備が始まり大慌てでした。研究室のデスクトップには音声やカメラの機能がなく、授業で使っているノートパソコンにもカメラの機能をつけてませんでした。ほんとうに必要なかったから。結局は、その場凌ぎで始めたZoomが一年間続きました。後期に三つ同時開講した南アフリカ概論では、100人を超えるクラスもありました。100人を超えるZoomも初体験。地域資源創成学部の英語のクラスでは、時間外にZoomでトーイック対策をやってみたら、参加者も多く、シンポジウムもZoomでやってみました。→「Zoomシンポジウム2021:第二次世界大戦直後の体制の再構築」(2021/4/16)。

前期後期ともZoom7クラスの合間に小説を2冊。これからは決まった時間にいく必要もなく、時間はあるようですので、毎月20日に更新している続モンド通信に合わせて、せめて月に一回くらいは「つれづれ」も更新出来ればいいんですが。

つれづれに

道端にけしも咲き、上の公園では桜がほぼ満開、と例年ならのどかな春の日を当たり前のように綴るところなんだが、今年はそれも白々しいほど、感染症の脅威で先行きが見えない。

大学は授業開始が22日に延びたものの、やっぱり授業はじめるんかなという気持ちしか湧いてこない。

卒業生がたくさん卒業旅行に行き、学部毎の卒業式に出て、前後で小グループの会食をやっている。軍隊、警察、やくざと同じくらい縦系列の好きな医学科、式をすれば会食を断るのは難しい。ずっとそういう「医大村」の生活を送って来てるし、今も送ってるから。30年ほど医学科の授業をして、部屋に来てくれた学生を通して医学科を教えてもらった正直な感想である。今のところ卒業生=研修医がまき散らした例は、京都産業大学、県立広島大学、横浜市立大学、大阪大学、東北大学、神戸大学、慶応大学、京都大学↓

2020.03.29 京都産業大学→「京都産業大学における新型コロナウイルス感染症罹患者の発生について(第1報)」

2020年3月29日 県立広島大学→「本学卒業生の新型コロナウイルス感染者発生について」

2020年4月2日 横浜市立大学→「横浜市立市民病院研修医の新型コロナウイルス感染について」

2020年4月2日 大阪大学→「大阪大学における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患患者の発生について」

2020年4月 6日 東北大学→「新型コロナウイルス感染者発生について」

2020年04月06日 神戸大学→「新型コロナウイルス感染者の発生について」

2020/4/7 慶応大学→「慶応病院、研修医40人会食 18人が新型コロナ感染」

2020/4/4/7 京都大学→「京大病院医師ら自宅待機2週間 研修医含む95人、会食自粛違反」

だけだが、どこも同じようなことをやっているのだから、表面化しない方が不自然である。先行きが見えない。22日から、授業が始まる、のか。

ウェブの情報は玉石混合だが、すっとこちらに伝わってくるのも時々。三つほどすとんと心に落ちた。↓

<患者、入院先から>長女から。

2020/04/01 18:30 ライフスタイル Forbes JAPAN 編集部→「これで『軽症』と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記」

<感染症専門家>

2020年3月30日 16時02分 有料記事 新型肺炎・コロナウイルス→「『とっとと感染しちまえ』 京大准教授、ツイートの思い」

<医師、NYから>

2020/4/7(火) 6:05 DIAMOND ON LINE→「日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言」

もろい上に今の社会がある。チェルノブイリや福島を見せつけられても、原子力を諦めない。原爆を落とされてもわからない。自己意識の大切さを説いたアメリカのマルコム・リトゥルや南アフリカのロバート・ソブクウェやスティーヴン・ビコは、偉かったんやなあ。自身が大変な時も、変わらず言い続けられたんだから。

歴史から学べる人間でありたい。